元『雨上がり決死隊』のYouTuber・宮迫博之さん(52)が19日に、『エレキコミック』のやついいちろうさん(本名=谷井一郎)主催の音楽と笑いのエンタメフェス『YATSUI FESTIVAL! 2022』に出演し、『吉本興業』をクビになってから初めて“芸人”として舞台を踏んだとして反響を呼んでいます。
宮迫博之さんは、やついいちろうさんからオファーを受けて出演が決まり、ステージに登場した宮迫さんは、「アカン、緊張がエグいぞ。過呼吸がエグい」「この感じでお客さんと接するのが何年ぶりか」などと語り、“ぐっさん”こと山口智充さんとのユニット『くず』の代表曲『全ての声が力になる』を1人で熱唱しました。
<↓の画像が、『やついフェス2022』で熱唱した宮迫博之さんの写真>
『全ての声が力になる』は、大騒動に発展した“闇営業”で宮迫博之さんが歌っていた曲でもあり、「いろいろあったきっかけの曲で、ワイドショーで悪い感じで流れてた曲なので、余計に緊張がエグいわ。知らない人はググって(Googleで検索)ください。“闇営業”で出てきますから」
と自虐ネタを披露しながら、「全てを振り返りつつ、みそぎを済ませるという意味で…」と語っていました。
ただ、パフォーマンスの最後でジャンプした際に、勢いよく腕を振ったことで右手首にハメていた数珠が外れ飛ぶハプニングが発生し、やついいちろうさんからは、「めちゃくちゃ縁起悪いじゃないですか。絶対許さないって感じじゃないですか(笑)」とツッコまれ、宮迫博之さんは「もう許してください。みそぎを終わらせてくれ!」と懇願していました。
<↓の画像が、エレキコミック・やついいちろうさん、宮迫博之さんの写真>
なお、宮迫博之さんは出演した歌合戦のコーナーで優勝を果たし、自動的に来年も『やついフェス』に出演することが決定しました。
そして、宮迫博之さんが闇営業騒動後初めて、芸人として大舞台を踏んだことに対してネット上では、
- やはりあなたは芸人の道を歩むべき。焼肉屋を他の人に任せて、復活して下さい。
- みそぎって誰に対して?誰に許しを請うてるの?
- 結局は吉本が許すかどうかだろ
- 歌って禊が完了するなら誰も苦労しない
- 吉本興業が解雇、雨上がり決心隊も解散した以上は、芸人としての復活は無理
- 相変わらずだな。まず蛍原が許さないなら、認めないなら宮迫の出番はない。
闇営業に怒っている訳じゃない。その後の振る舞いに怒りを感じている。誰も手を差し伸べなくなった理由もそれ。主催者もよく声掛けたな。
などの声が上がっています。
宮迫博之さんは歌声を披露するだけでなく、エレキコミック等と共にほぼアドリブのコントも披露し、出番終了後の取材では、「楽しい時間を過ごさせてもらった。気持ち良かった」「(芸人としての活動は)お声がけいただいてることもあるので、動いていこうかな」「もともと劇団を作って舞台をやりたいと思ってた。勉強にもなりました」
などと語っています。
宮迫博之さんは2019年に報じられた闇営業問題が原因で吉本興業をクビになり、その後は相方だった蛍原徹さんと再出発するのではなく、単独でYouTuberデビューして活動を再開、人気YouTuber・ヒカルさん等の協力を得て活動の幅を広げていき、コンビ解散が決定、そして焼肉店『牛宮城』の経営にも乗り出しました。
事務所をクビになった原因は闇営業問題でしたが、その後のコンビ解散、テレビ番組に出演できなくなった大きな要因は、宮迫さんの自分勝手な言動にあるとされ、今回の『やついフェス』での「もう許してください。みそぎを終わらせてくれ!」などの発言にネット上では、疑問や批判の声も多く上がっています。
その一方で、芸人としての再起に期待する声も多く、宮迫博之さんは事務所をクビになった後に、後ろ盾になってくれた明石家さんまさんに「お笑いをやりたい」と言い続けているそうです。
そのため、明石家さんまさんもラジオで「舞台からしか手がないから、舞台をやるようにしていこうという話をした」と明かしており、宮迫博之さんも今回の取材で「舞台をやりたい」という発言をしているので、芸人としての完全復帰を目指して今後どういった活動をしていくのか、引き続き見守っていきたいですね。