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宮川大助・花子が重病を告白。多発性骨髄腫の原因や症状、治療方法は? 会見に車イスで登場、現在の状態も明らかに

宮川花子が症候性多発性骨髄腫で闘病を公表。活動休止の理由、病状明かす。余命半年宣告の危険状態も治療で回復傾向

吉本興業所属の夫婦漫才コンビ『宮川大助・花子』の宮川花子さん(みやがわ・はなこ 本名=松下美智代 65歳)が11日、大阪市内の吉本興業本社で記者会見を行い、「症候性多発性骨髄腫(こつずいしゅ)」を発症していることを公表し、現在も闘病中で仕事復帰のメドが立っていないことを明らかにしました。

会見に同席した主治医・天野逸人医師の説明によると、昨年3月に宮川花子さんは整形外科を受診し、その時に血液のガンの一種である骨髄腫が判明したといい、花子さんはそれ以降も車イスに乗って漫才を続けていたものの、今年に入ってから体調が思わしくなく、6月25日に体調不良を訴えて奈良県立医大付属病院に搬送されたそうです。

病院で改めて検査を受けた結果、第2胸椎、第2・第5脊椎、右目の奥や肩など7ヶ所に腫瘍が見つかり、危険な状態が1週間続いたといい、病院に搬送された時点では下半身不随状態だったそうです。

<↓の画像は、会見した宮川花子さんの写真>

当初の診断では「余命半年」とも言われるほど深刻で、症状が落ち着いてからも「胸から下が動かない」という状態だったものの、放射線治療を経て化学療法を始め、現在ではほぼガンの数値が無くなっている状態とのことです。

こうして失われていた下半身の感覚が徐々に戻るなど回復傾向にあるそうで、現在も化学療法やリハビリのために休業し、舞台復帰のメドは立っていないものの、宮川花子さんは会見で「復帰はまだだが、NGKの舞台に立ちたい」と今後の目標を語っています。

<↓の画像は、宮川大助さんと宮川花子さんの写真>

宮川花子さんが発表した「多発性骨髄腫」は現時点で原因がハッキリとしない病気で、大きく分けて「症候性」と「無症候性」の2タイプがあります。

症状のある多発性骨髄腫は「症候性多発性骨髄腫」と呼ばれ、骨髄で作られる血液細胞の1つ「形質細胞」(細菌やウイルスから体を守る抗体を作る細胞)のガン化によって、骨髄腫細胞となり増殖を続け、この細胞が「Mたんぱく」と呼ばれる抗体を作り出します。

Mたんぱくが血液中に増加するとドロドロの血液となり、それが腎臓に沈着することで「骨髄腫腎」という腎障害や血液循環の障害などが引き起こされます。

また、骨髄腫細胞の増加によって正常な細胞を作る過程が妨げられることで免疫機能が低下、感染症を引き起こしやすくなるほか、骨髄腫細胞が原因で破骨細胞と呼ばれる骨を溶かす細胞が骨の組織を溶かし、これによって骨の痛みや骨折、麻痺などの症状も現れます。

このような恐ろしい病気の多発性骨髄腫は、治癒が難しい病気ではありますが、近年は新薬の開発によって予後は改善しているとされ、薬物療法(化学療法)の他にも、可能であれば抗ガン剤投与と共に造血幹細胞移植(自家移植)を行うそうです。

宮川花子さんは現在も化学療法やリハビによって回復傾向にあるといい、現在も歩行は困難なようで車イスでの移動とはなっていますが、会見では元気そうな姿を見せていたので、とりあえずはホッと一安心しました。

30年前には胃ガンの手術を受け、宮川大助さんも2007年には軽度の脳出血を発症、2年前の2017年3月には腰部脊柱管狭窄症の手術、同5月に感染症、6月にはグラム陽性菌敗血症によって入退院を繰り返すなど、夫婦揃って様々な病気に見舞われながらも漫才を続けています。

現時点ではまだ仕事復帰のメドは立っておらず、今後どこまで回復するのかは分からないのですが、今後またいつかステージで元気に漫才を披露する姿を是非とも見せてほしいです。

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