昨年12月にV6・岡田准一さん(37)と結婚した女優・宮崎あおいさん(32)と後輩の多部未華子さん(29)が、所属事務所『ヒラタオフィス』から系列事務所『ヒラタインターナショナル』へ極秘移籍していたことを週刊誌『女性自身』が報じています。
『女性自身』によれば、『ヒラタオフィス』の社長が交代し、新たにA氏が社長に就任したそうなのですが、新社長の就任時期に合わせて2人が『ヒラタインターナショナル』へ極秘移籍したといいます。
『ヒラタインターナショナル』は3月末に女性社長が新たに就任し、その女性は宮崎あおいさんのマネージャーを長年務めていた人物とのことです。
芸能プロダクション関係者の話によると、『ヒラタオフィス』と『ヒラタインターナショナル』は同じ系列の事務所で、所在地も同じビル内ではあるものの、仕事の方針はかなり異なっているそうで、特に宮崎あおいさんの方がA氏のもとで仕事をすることに対して「拒絶反応を示した」という話を聞いているといい、A氏に対して「根強い不信感を抱いている」ことが事務所を移籍した理由のようです。
<↓の画像は、宮崎あおいさんの写真>
そして、『女性自身』は真相を確かめるべく、『ヒラタインターナショナル』に宮崎あおいさんの事務所移籍理由を聞いたところ、「(宮崎は)女優として、より大きな目標を掲げ、事務所の名前どおり、大きな広い場所、国際的な場面で活動したいと願い、移籍しました。移籍時期は1年ほど前ですので、A氏の社長就任とは関係ないと考えています」
と回答したといいます。
その一方で前出の芸能プロ関係者は、「前向きな理由であればもっと移籍を大々的にアピールしても良いと思うのですが。それに移籍先のヒラタインターナショナルはつい最近ホームページを作成し、本格的に活動を始めたばかりです」
と語っています。
そこで気になるのは宮崎あおいさんがA氏に対して、なぜ根強い不信感を抱いているのかについてなのですが、最終興行収入40億円超えの大ヒットを記録した2005年9月公開の主演映画『NANA』が大きく関係しているといいます。
宮崎あおいさんはこの作品で中島美嘉さんとW主演し、この作品がその後のブレークの大きなきっかけとなったのですが、宮崎さんは2006年12月公開の続編『NANA2』への出演を拒否し、一方でA氏は宮崎さんの意向を無視して続編への出演を強引に推し進めようとしたことから、2人の間では何度も衝突が起きていたといいます。
<↓の画像は、映画『NANA』でW主演した宮崎あおいさんと中島美嘉さんの写真>
ちなみに、続編の『NANA2』では宮崎あおいさんが演じた“ハチ”こと小松奈々役は、同い年の女優・市川由衣さん(32)が演じ、その他の出演者は一部を除き続投したのですが、主演の1人が交代したことなどが原因で最終興行収入は12.5億円という結果に終わっています。
宮崎あおいさんは女優の中でも特に演じる役柄にこだわるタイプなのだそうで、それを無視してA氏が作品に出演させようとしたため、宮崎さんはA氏に対して根強い不信感を持っており、系列事務所の『ヒラタインターナショナル』へ極秘移籍したとのことなのですが、この記事に対してネット上では、
- なんか我が強そうだし、最近はあまりいいイメージないなぁ。
- そんなに良い女優なのかな?演技とかも別に格別魅力感じたことないな〜
- 宮崎あおいを女優として認めてるのか、金儲けの道具としてみているのか。芸能界のほとんどの奴は金儲けに走るから。宮崎あおいは金だけじゃなく女優でありたいんだろうな。
- 岡田と結婚した事で2人共、イメージ悪くなったわ。結局、不倫して略奪した岡田と旦那を捨てたイメージ。
- NANAのイメージは宮崎あおいじゃなかったけど、共感しないとかの理由で続編に出ないなんて、相当わがまま。当時、映画を見てて違和感があった。市川由衣の方がイメージにあってたし、最初から市川由衣でよかった。
- どんな作品でても似たような役柄でつまらない。役の幅を広げてほしい
- 俳優・女優として、納得出来ないのなら移れば良い。己が納得する仕事を頑張れば良い。また名を汚す様な仕事ならやらずとも良い。ただ仕事をし続ける事も大事なので、時に自分の枠を広げる意味で新たな試みに挑戦する、頑張る事も勤しんで頂ければと思います。
などのコメントが寄せられています。
『NANA2』への出演辞退をめぐっては当時も様々な話がメディアによって報じられており、一説には続編ありきで『NANA』は製作されたそうなのですが、当初から中島美嘉さんと宮崎あおいさんは乗り気ではなく、続編の仮脚本を読み宮崎さんは拒絶反応を示したそうで、ベッドシーンや妊娠する描写があったことが出演辞退の原因だったといいます。
その他にも、宮崎あおいさんはその当時NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『純情きらり』(2006年4月~9月放送)のヒロインを務めており、この撮影があることに加えて、『NANA』で演じた役柄が自身が求めている女優像と異なることで違和感を抱き、悩んだ末に「自分のやりたい役ではない」として降板を決意したとスポーツ紙や週刊誌によって報じられています。
なお、宮崎あおいさんは実際に当時発売の週刊誌『AERA』のインタビューで、「ああいう女の子っぽさが前面に出たキャラクターって自分と違うと思った」などと話しています。
宮崎あおいさんは強いこだわりを持つ女優として有名で、NHKドラマや映画には多数出演している一方で、民放のドラマへの出演が少ない理由についても、「10代のころは若いだけでアイドル視される傾向があったので映画だけに出演したいというこだわりがあった」と語っていたことがあります。
また、昨年公開の出演映画『怒り』の上映会に出席した際にも、この作品への出演を後悔した時期もあったことを赤裸々に告白しており、「自分は愛子ちゃんとまったく違う人間で、自分の中に愛子ちゃんがいる気がしなかったので、すごくずっと悩んでいました」「(愛子が)分からなすぎて、撮影に入る1ヶ月くらい前から現場に入るのが怖いな、とか、何でやろうと思っちゃったんだろうと考えるくらい悩んでいました」と振り返っていました。
このように宮崎あおいさんは演じる役柄が自分に合うか、合わないか等を深く考えるタイプの女優であるため、事務所の社長とそうした部分の考えが合わないことを理由に、他へ移るということも十分考えられるのではないかと思います。
ネット上ではそんな宮崎あおいさんに対しては「わがまま」など厳しい声が多く上がっており、さらにイメージが悪化してしまっている印象なのですが、昨年12月には岡田准一さんと結婚し人妻となり、これから新たな事務所でどういった活動をしていくのか注目していきたいですね。