モデル、レースクイーン、女優、高級クラブホステスなどの経歴を持つ作家・タレントの室井佑月さん(むろい・ゆづき 本名非公開 49歳)が、乳ガンを患っていることが明らかになりました。
『スポーツニッポン』(スポニチ)によると、室井佑月さん本人が同紙の取材に告白したもので、7月初めころに何気なく胸を触ったところ右胸のシコリを発見し、細胞検査を受けた結果、8日に乳ガンを発症していると診断されたといいます。
現時点でシコリの大きさは1.2~2センチほどで、リンパ節への転移は確認されていないとし、医師から現在の「ステージ(進行度)は1~2」と言われているそうです。
室井佑月さんは糖尿病も患っていて、3ヶ月に1度の頻度で血液検査を受けていたものの、若い頃に豊胸手術を受けて生理食塩水を入れたことにより、マンモグラフィー(胸のX線撮影)を受けられなかったと明かしています。
しかし、室井佑月さんは乳ガン発見を「早く分かってツキがある」と前向きに受け止めており、「闘うという気持ちはない。がんになったから、逆に良いこともあるだろうと思うので馬券か宝くじを買いたい」
笑顔で語っています。
今後については8月8日に入院し、同9日に右乳房の一部摘出手術を受ける予定といい、現時点では喫煙や飲酒を止めていないそうで、「入院したらどちらも禁止されるので、今のうちに」とも話しています。
室井佑月さんは1999年に、作家・文学者の高橋源一郎さんと不倫交際の末に結婚、2000年に長男が誕生したものの高橋さんの不倫が原因で2001年に離婚し、シングルマザーとなったのですが、乳ガン発症を長男に告げたところ「ウソだろ」と信じてもらえなかったと笑い、11日に開催のチャリティーイベント『女は死なない~大した話じゃないけれど~』でも乳ガンを明かしていたとのことです。
そして、室井佑月さんの乳ガン告白に対してネット上では、
- 豊胸の弊害も大きいのでは?
- 早期発見でまだ良かった。やはり定期的に検査にいくべきだね
- 若気の至りで食塩水を入れるとマンモグラフィーが出来なくなるところは、声を大にして若い子に伝えて欲しい。
それは普段言ってる事より、よっぽど世の中の役に立つよ。 - どちらかと言えば苦手なタイプの人だけど、病気となればしっかり治療に専念して、しっかり治してほしいと思う
- すでに金スマが闘病生活を密着している事でしょう。
- 話す内容も話し方も全て嫌いな人だが、これを機に少しはマトモになってくれる事を願うばかり
- よほどストレスを受けていたのか、批判、悪口が多かったわな。ストレスはがんの誘因だわな。タバコや度を越した飲酒も原因かも。
安倍政権が原因?この人なら、そう考えてもおかしくない - 早期で良かったですね。入院生活を期に禁煙できればいいですね。息子さんの為にも、頑張って下さい。
などのコメントが寄せられています。
室井佑月さんは2016年8月に、レギュラー番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系 金曜20時57分)で乳ガン検診がテーマになった際、「私、検診ですごく傷つけられたことがあるんです」と切り出し、「私、胸に食塩水、入れてるんですけど、『余計なことしてる人は診られない』って、胸出したのに帰されたんです」
と豊胸手術によって検診を受けられなかったことを告白しています。
室井佑月さんが受けた豊胸手術は、ワキ横あたりを切開して筋膜下、乳腺下にシリコン製の空バッグを挿入、そのバッグに生理食塩水を注入して胸を膨らませるという手法となっているのですが、マンモグラフィーで胸を押しつぶす際にシリコンバッグが破裂する恐れもあるため、こうした豊胸手術を受けた方は原則的にマンモグラフィー検診は推奨されていないといいます。
こうして室井佑月さんはマンモグラフィー検診を受けられず、自身でシコリを見つけ、乳ガンを発症していることが分かったそうですが、幸いにも早期発見で現時点ではリンパ節への転移はみられず、ステージ1~2だったのは不幸中の幸いだったと思います。
来月に摘出手術を受けるとのことで、無事に手術が成功してガンを克服し、今後また元気に活動する姿を見せてほしいですね。