芸トピ

宝塚で新型コロナウイルス感染者が続出。女優と舞台関係者がPCR検査で陽性、公演再開直後にトラブル発生…

宝塚歌劇団・花組で新型コロナのクラスター発生。出演者とスタッフ11人が陽性。はいからさんが通る公演で複数の感染者

『宝塚歌劇団』の花組・宝塚大劇場公演『はいからさんが通る』の関係者4人が、新型コロナウイルスに感染したことが4日に発表され、6日新たに関係者7人の感染も判明したことによって、兵庫県はクラスター(感染者集団)と認定しました。

4日に発表された感染者は、出演者3人とスタッフ1人という内訳でしたが、新たに感染が判明した7人は出演者5人とスタッフ2人とし、いずれも現時点では無症状か軽症としています。

新たに感染が判明した7人は、先に発表された4人の濃厚接触者で、2日に出演者1人が体調不良を訴えたことから、全出演者73人を含む公演関係者237人がPCR検査を受けた結果、新型コロナウイルスの陽性が判明したとのことです。

現在までにPCR検査を受けた237人中225人は陰性、11人が陽性、残り1人は結果待ちという状態です。

なお、感染が判明したスタッフ計3人は、観客に直接対応する業務には従事していなかったそうで、現時点で観客からは感染報告は上がっていませんが、兵庫県は感染者の増加を受けて「保健所と相談し、必要であれば観客への検査も進める」としています。

そして、『宝塚歌劇団』でクラスターが発生してしまったことに対してネット上では、

などの声が上がっています。

『宝塚歌劇団』は様々な感染拡大防止対策を講じた上で、7月17日から約4ヶ月ぶりに宝塚大劇場での公演を再開したのですが、2日に新型コロナウイルスの感染者が出てしまったことによって公演中止となり、現時点では16日までの公演を中止するとし、17日以降の公演は改めて公式サイト上で発表するとしています。

またしても舞台でクラスターが発生してしまったわけですが、1つの公演に多くの人が関与しているので、1人でも保菌者がいれば、いくら対策を講じたとしてもウイルスがバラ撒かれてクラスターが発生するリスクがあり、今後も舞台に関してはかなり慎重に行っていく必要がありますね。

現時点で感染者の中に重症者はいないとのが何よりで、観客からも感染者が出ていないというのは不幸中の幸いですが、今後は公演を再開するにしても舞台関係者や観客の人数を減らすなど、様々な感染防止対策の強化を図っていってほしいです。

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