若手のチームメイトに対する数々のパワハラ・イジメ疑惑により、選手生命の危機に立たされているプロ野球『東北楽天ゴールデンイーグルス』の安楽智大投手(あんらく・ともひろ 27歳)が、未成年女性をナンパし飲みに誘ったり、執拗に付け回す等の行為をしていたと30日発売の週刊誌『女性セブン』が新たに伝えています。
安楽智大投手のパワハラ・イジメ疑惑は、複数の若手選手が契約更改交渉のタイミング等で球団に告発し、その情報を25日にスポーツ紙等が一斉に報じたことで大騒動に発展、安楽投手は球団の聞き取りに対して「ご迷惑をおかけしています」と謝罪するなど、反省の意を示しているとのことですが、球団は安楽投手との契約更改交渉を無期限延期することを決定し自宅謹慎を命じました。
スポーツ紙は、安楽智大投手から被害を受けたと訴えている複数の現役選手や元チームメイトの証言を伝え、ある選手は試合前の球場ロッカールームで安楽投手から倒立するよう命令され、身動きが取れない状態でズボンと下着を脱がされて下半身を露出させられ、精神的な苦痛を受けたと明かし、同様の被害を受けた選手は他にもいるとしています。
さらに『スポーツ報知』は、その現場に“マーくん”こと田中将大投手(35)が居合わせていたものの、「その状況を見て笑っていた」と話す選手もいると伝え、田中投手もイジメに関与していたのではないかと疑われるような動画もネット上で拡散され、大きな波紋を拡げています。
別の選手によると、安楽智大投手は若手選手の先々のスケジュールまで聞き出して何度もしつこく食事に誘い、誘いを断った選手のことを無視や人格否定をしたり、夜中にしつこく電話を掛けるなどの行為をしていたといい、「罰金」と称して金銭の支払いを強要された選手もいたといいます。
他にも、楽天の元選手は2年前の春季キャンプ中に平手打ちされて負傷し、練習にも影響が出ていたものの、逆恨みを懸念してトレーナーに相談も出来なかったと告白しています。
安楽智大投手からパワハラ・イジメを受けていた選手は10人を超えるとの報道もあり、球団は28日に宮城県塩釜市とのパートナー協定締結式を延期するなど対応に追われています。
そして、女性セブンは新たに安楽智大投手の“女性問題”を報じており、記事では球団関係者が、「安樂のナンパ癖は有名で、遠征などに行く度に、宿舎近くで女性に声をかけ、トラブルになることも少なくなかった。春季キャンプなどもそうですが、宿舎近くには“プロ野球選手の追っかけ”のような女性が結構いる。そういった女性の中には、選手から声をかけられると舞い上がってしまう人もいますから、ナンパのハードルが低いと思っていたのかもしれません」
と、女性関係のトラブルもあったと明かしています。
女性セブンは、2年前に安楽智大投手からナンパされたという女性・A子さん(21)の友人に取材を行っており、当時の安楽投手の言動について、「Aは安樂さんから声をかけられ、それを嫌がって別のコンビニに逃げたら、そこまで執拗についてきたんだそうです。根負けして連絡先を教えたら、頻繁にメッセージが届くようになりました」「当時、Aは未成年だったんですが、それを知っているのに安樂さんは『飲みに行こう』と誘っていました。Aは誘いを頑なに断っていましたけど……」
と証言しています。
A子さんの友人はさらに、「自宅か宿舎かわかりませんが、(テレビ電話で)ベッドに横になっている様子の安樂さんから『ホテル行ける?』って突然言われたことがあったそうです。『ハァ、ハァ』と電話の息づかいも荒くて、Aは『性的なターゲットにされている』と恐怖心に襲われたと言っていました」
と明かしています。
この報道を受けてネット上では、
- 野球が上手いというだけで何しても良いと勘違いしている人間なんだろうな
- なんだコイツ ただただキモイ 早く永久追放してもらいたい
- 真実なら中2レベル以下。野球しかしてこなくて高卒でプロ入りしたら、社会も何も知らないかわいそうで他人に迷惑をかけてしまう悲しい人間になることがあるという象徴的な人間か。
- なんだ、プロの野球選手ではなくプロの犯罪者ではないか。被害者は告訴しましょう。
- 勘違いしている選手は他にもたくさんいるかも。中田翔とかもそうだけど、他球団が引き取ったりするから何も変わらない。球団側も厳格に対応すべき。
- この件が公になって以降数多くの醜聞が出てきているけど、擁護の声はほとんど聞こえてこないね。ほぼ唯一の擁護コメントは暴力事件を起こした大久保か。
安樂がこれまでどんな事をやってきて周りからどう思われていたのか、ものすごくわかり易く示されているなと。
などの声が上がっています。
安楽智大投手の問題行為の数々は『夕刊フジ』も独自にチームメイトらに接触して詳報しており、イジメ・パワハラ行為は事実なのか某選手に確認したところ、「全部本当です。いい年してホント、パワハラ。イジメですよ。今3つくらい(の行為が表に)出ているが、あんなのは氷山の一角」
と明かしたとしています。
この選手によると、安楽智大投手は年齢が近い選手は飲食に誘わず、自分の指示に従う後輩を囲んでいたといい、その後輩が自分と年齢が近い選手と食事に行ったことを知るとブチギレ激怒するため、後輩たちからはかなり嫌われていたそうです。
安楽智大投手の悪評はチーム内で鳴り響いていたそうで、年上の選手が問題視して注意することもあったものの、「そんなことする訳がないじゃないですか」などとシラを切り、さらに格上の選手の前では借りてきた猫のように大人しくなるなど、人によって態度を大きく変えるタイプだったそうで、「1軍に定着して稼ぎ出した途端、年上でも稼ぎが少ない選手やプロ年数が短い選手に対する態度が変わり、『あの人なんなん!』など見下した物言いが目立っていた。それが彼の本質かなと思う」
と語っています。
また、安楽智大投手は投手会の役員という立場を悪用し、後輩選手がちょっとしたミスをしただけで「はい、5(万円)!」と金銭を要求し、こうした罰金の一部は、29日に山形の温泉宿で予定していた投手納会の費用に充てられるはずだったものの、安楽投手を巡る騒動が原因で納会は中止になったとのことです。
こうした複数の証言から、球団サイドも以前から安楽智大投手の問題行為をある程度把握していた可能性がありますね。
これまでこれといった調査や対策もせずに野放しにしていたのだとすれば、球団側にも大きな問題があり、安楽智大投手をもし今後放出したとしても同様のトラブルが発生する恐れがあるだけに、問題をしっかりと調査した上で適切な対応をとってもらいたいです。