今年6月に自身初となるバラードベストアルバム『Ballada』をリリースした歌手の安室奈美恵さん(36)。
安室さんは1992年に、4人組のボーカルダンスグループ「MAX」も所属していたアイドルグループ「スーパーモンキーズ」のメンバーとして芸能活動をスタートし、その後ソロデビューを果たしてこれまで最前線で活躍してきた歌手ですが、デビューから現在まで22年間も所属していた芸能プロダクション「ライジング・プロ」から独立しようとしていることが、週刊誌『週刊文春』の取材によって明らかとなりました。
同誌によると、安室さんは「育ての親」である平哲夫社長(67)や数名の幹部を前に今年5月、「独立したい」「これでは奴隷契約だ」などと直訴したそうで、後日、安室さんは税理士を連れて事務所に来ると、契約条件の変更点などが書かれた「提案書」を突きつけてきたという。
その提案書には、これまでの「ライジング」と安室さんの個人事務所の契約を一旦終了とし、残りの契約期間は安室さんが作る新会社とライジングの関連会社が改めて契約を交わすこと、印税の配分や報酬の割合を上げること、原盤権の一部を安室さんの新会社が保有することなどが書き連ねてあったのだとか。
現在、すでに両者は弁護士を立てての話し合いの段階まで入っているそうで、同誌の取材に安室さんの代理人の弁護士は「ご回答いたしかねます」とし、ライジング側も「弁護士に一任しております」と回答している。
これにネットでは、
- いいぞいいぞ!さすがだな、安室!一生ついていきます!
- ここまでの地位を獲得出来たから怖いもの無しだな
- まさかあの安室がここまでキレるとは相当なんだろうね…
- 次は浜崎あゆみが独立かな
- 芸能事務所はどこもタレントと奴隷契約を結んでる
などのコメントがありました。
先日歌手の浜崎あゆみさんが、所属している「エイベックス・マネジメント」からの独立が噂された後に、安室さんにも同様に所属事務所と所属レーベルの間でトラブルが発生しているとの噂が出ており、今回明らかになったこととは内容が違いますが、契約で揉め事が起きていたことは確かだったようですね。
安室さん側は今の契約では奴隷契約だと訴えていることから、酷い契約を結ばれているようですが、どのような契約だったのかが気になるところです。
ちなみに、以前より安室さんと所属事務所の間には確執があるとの噂は出ており、安室さんは1995年から2003年まで9年連続でNHK紅白歌合戦に出場していたものの、ここ最近一切出演しないのは、事務所に対する不満が爆発したためだと言われており、安室さんは自身のブームが1度終了した後に紅白出場を望んでいたそうなのですが、事務所が積極的に安室さんの営業をしなかったことから落選した過去があり、これによって安室さんは事務所に対する不信感を持つようになり、そして当て付けのためにも頑なに出場を拒んでいるとのことです。
またその後安室さんはそれまでのアイドル路線から、R&B歌手の路線に移行し見事成功ましたが、これも全て安室さん自らがプロデュースを行ったものであり、人気が落ち目の時に事務所が手助けをしてくれなかったことから、両者の間には深い溝があるそうです。
このように安室さんはかなり前から不満があったようなので、事務所からの独立はしょうがないことなのかもしれませんが、この争いが今後長く続くことになると、安室さんの活動に支障を来す可能性もあるため、出来る限りすんなりと話が進んでもらいたいところですね。