15歳の時に『株式会社AMF』を立ち上げたことで「女子高生社長」として注目を集め、2016年春からは慶應義塾大学文学部に在籍しながら「女子大生社長」として、スマホ用アプリの開発やイベント企画プロデュースなどの事業活動を行っている椎木里佳さん(しいき・りか 20歳)が自身のツイッター上で、過去のセクハラ体験を赤裸々告白し、ある男性からクスリを盛られたという恐怖体験などを明かした事で話題になっています。
アメリカ・ハリウッドの映画プロデューサーであるハーヴェイ・ワインスタインさん(65)が、数十人ものハリウッドスターやモデルたちにセクハラや性的暴行していたと訴える声が噴出したことがきっかけとなり、現在世界的に男女問わず過去に受けたセクハラなどの性的被害を訴える声が上がっています。
ツイッター上では「#MeToo(私も)」というハッシュタグを付けて、世界中のユーザーが自身のセクハラ被害を告白しており、日本でも作家・ブロガーなどとして活動している“はあちゅう”こと伊藤春香さん(31)が、大手広告代理店『電通』に勤務していた頃に受けたセクハラ・パワハラ被害を激白し、現在大きな反響を呼んでいます。
こうした動きを受けて椎木里佳さんも17日に自身のツイッターを更新し、「#MeToo」のハッシュタグを付けた上で、「広告業界に限らずセクハラ・性的要求は世の中に蔓延してる。断ったら仕事の話が白紙になったこと何回もあるし。その度に悲しい気持ちになるけど、クズとの仕事未然に防げてよかったと思う。もしされたら、絶対に要求を呑んではダメ。それを成功体験にしてまた同じことが繰り返されるから」
とツイート。
<↓の画像が、椎木里佳さんのツイート>
続けて具体的なセクハラ被害を明かし、「夜軽く食べながら打ち合わせしましょうと仕事関係だった男性に言われて、元々そういう噂があるような人だったからかなり警戒して向こうが持ってきた飲み物を一口ぺろっとしかしなかったのに、ガクンと脳に来て、これはクスリ盛られたなと確信して適当な理由つけて即帰ったことある。実話。それ以来男性と二人で外で打ち合わせや会食する時は、①できることなら自分でお店を決める ②飲み物は必ず自分でオーダーする ③席を立った時は飲み物を変えるorもう飲まない この3つを徹底してる。警戒しすぎとも言われるけど、実際そういう事があったし、後悔するよりよっぽど良いよ。」
と赤裸々に告白しています。
そして、これらのツイートに対して、「嘘松」「虚言癖なんだよなぁ…」「はっきりした証拠はあるんですか?」「はあちゅうのセクハラツイートに乗っかって、椎木里佳が嘘松出しまくりのついーとしてんの草生えますよほんと」などと批判的な声が上がっていることに対して、「自分の身に危険があった時の話をしてるのに、虚言だの嘘松だの、クソすぎる。被害にあった事実を真剣に受け止めて考えることのできない人が多いからセクハラも性的要求も未だに終わらないんだよ。」
と訴えています。
さらに、「それでも警戒が足りない。仕事とはいえ夜に男性と二人で食事を取るべきではない。相手は勘違いするよ。」という指摘に対しては、「食事した=自分の事を好き、抱ける は間違った幻想。食事した=食事したっていう事実にしかならない。たったそれだけで相手を勘違いさせると言われたら女性はもう何もできなくなるよ。」
と反論しています。
また、今回の椎木里佳さんのツイートに対してネット上では、
- 警察に行けよ
- そいつを晒して戦ったら信じてやる
- 一口ぺろっでガクンと脳に来るなら、飲んでたら死んでないか?
- 青酸カリじゃあるまいしペロッと舐めただけで効果が現れる薬物ってどんなんだ?
- 脳が揺れるような危険な薬を盛られるとか、強姦じゃなく殺人目的だったんだろ
- 会食したぐらいまでは本当やと思う。それ以降は全部嘘松
- 次から次へ出て大騒ぎになりそうだな。その内、ウソや盛った話が出て来て冤罪騒ぎになったりして関心が薄れる所までが1セット。
- 早く実名公表と告訴をしないと。そういう噂がある人なんでしょ。他の誰かが被害にあっちゃうよ。
- でも注意するに越したことはないからな芸能界は危険だよ
- 自分も似た経験があるけど、その時はお店のマスターもグルだったから驚いた。それからは色々と知恵を絞って危険を回避している。予め飲みの後に予定があると言うとか、人間的に不安な相手とは早い時間に約束するとか。重要な内容だと個室がマストだから、リスク回避も仕事のテクニックだと考えるようになった。と言っても、残業中にオフィスで押し倒された知人もいたので、細かい事を気にしていては仕事にならないなとも思う。こういう内容を女性から発信しやすくなっただけでも、世の中前進した。声をあげてくれた方々に感謝。
- 本当に薬を盛られたのなら警察に相談しておくのはいいが、それ以降は仕事ができなくなるかも知れないからね。仕事を考えると躊躇してしまうよね。
などのコメントが寄せられています。
このように椎木里佳さんの告白に対しては、嘘なのではないかという声も非常に多く寄せられている状況なのですが、過去に何度もネット上で炎上騒動を起こしているためだとみられます。
昨年7月には自身のツイッター上で、車に乗っている時に牛丼屋の前でボロボロな服を来た男性が立ち止まっているのが見え、その男性は財布の中身を確認した後に諦めるようにして去っていったことを明かした上で、「その時、お金を握りしめて車から降りようと思った。でも出来なかった。やならなかった。」とし、その理由は男性からバカにされていると思ったらどうしよう、自分のことを知っていたらどうしようという感情が邪魔したためだったそうで、もし今後同じような場面に遭遇した際には、勇気を出して声を掛けてみようとツイートしていました。
<↓の画像が、椎木里佳さんのツイート>
この投稿に対してもネット上では、「勝ち組の自己満足ではないか」「人の事勝手に見下して優越感に浸りたいだけだろ」「SNSでわざわざ公表することは少し偽善を感じる」といった批判が殺到し、炎上状態になっていました。
椎木里佳さんの父親は、アニメ『秘密結社鷹の爪』の制作などを手掛ける『株式会社ディー・エル・イー(DLE)』の代表取締役・椎木隆太さんで、幼稚園から大学場まで慶應義塾に通う恵まれた家庭に育ち、父親からの支援を受けて会社を立ち上げるなどしていることや、以前よりネットユーザーを煽るような発言も多いために多くのアンチが存在しています。
<↓の画像は、椎木里佳さんと父・椎木隆太さんの親子ツーショット写真>
そうしたことから、今回のセクハラ・性的被害の告白に対しても、話題に便乗した作り話なのではないか、話を盛っているのではないかと疑う声が多く上がっていると見られ、ネット上では同情や称賛する声は比較的少ないと感じられます。
椎木里佳さんの話が嘘かは定かではありませんが、今回投稿したような話は過去にも聞いたことがありますし、同様の被害を受ける方が今後出ないためにも、椎木さんのような影響力がある方が、同年代の女性らに対して注意喚起するのは大きな意味を持つかと思いますので、どうせ嘘だろなどと斬り捨ててしまうのはどうなのかなと感じます。
今後作り上げられた嘘のセクハラ告発などが出てしまうのは問題ですが、実際に現在もセクハラ被害を受けていたり、過去に受けたことがある方は多くいるとみられるため、1人で抱え込まず外へ発信していくということが今後も続いていってほしいと思いますね。