碗プロダクションが高橋智子の訃報伝える。青梅街道で交通事故、容疑者を過失運転致死・ひき逃げで逮捕も…

舞台を中心に活動していた女優・髙橋智子さん（たかはし・ともこ）が交通事故により、39歳の若さで亡くなったことを所属事務所が発表しました。

所属事務所『碗（わん）プロダクション』は18日に公式サイトを更新し、「弊社所属の髙橋智子が、2025年10月16日未明、交通事故のため急逝いたしました。享年39歳でした。」と、訃報と死因を伝えています。

続けて、「突然のことに、一同未だそのことを信じられず、受け入れがたい思いです。髙橋智子は、弊社創立メンバーとして、精力的に活動をしてくれておりました。責任感も強く情にも厚く、皆に愛されていました。彼女の残してくれた功績に、心より感謝申し上げます。」と追悼し、葬儀は遺族の意向により近親者のみで執り行うとしています。

＜↓の画像が、事務所のコメント全文＞

警視庁石神井警察署の発表によると、16日午前2時45分ごろに東京都練馬区関町南4丁目の都道（青梅街道）で、自転車に乗っていた髙橋智子さんを職業不詳の38歳男性が車でひき逃げしました。

その後、通行人が歩道で倒れている髙橋智子さんを発見して警察に通報、髙橋さんは病院に搬送されましたが死亡が確認されたとのことです。

＜↓の画像は、女優・髙橋智子さんがひき逃げ事故に遭った現場＞

警察は現場付近の防犯カメラ映像などからひき逃げした車を特定し、自動車運転処罰法違反（過失運転致死）と道路交通法違反（ひき逃げ）で犯人を逮捕しました。

犯人は取り調べに対して、「仕事で人の送迎をしていた」「居眠り運転をしていて、気がついたら何かにぶつかったが、人だとは思わなかった」などと供述し、容疑を一部否認しているといいます。

こうした痛ましい事故により髙橋智子さんが39歳の若さで急死しネット上では、

• 明るい性格で、劇団以外にもオペラ、CM、ドラマ活躍されていた女優さんです。残念です、ご冥福をお祈りします。
• ぶつかったが何かはわからない。にもかかわらず、人だとは思わないってどれほど無責任なんだ？
  普通は何にぶつかったのかを確かめるはず。逃げなければならない理由があったんでしょ
• 飲酒した上での居眠りだろうに･･･亡くなった被害者に対して誠実であってほしい。
• 居眠りは絶対うその説明だと思う。時間帯からして飲酒運転だと思う。居眠り程度だったら逃げる理由がないはずで、止まって救急車くらい呼べる。その場から逃げなければいけない理由があったのでは
• ぶつかったら絶対おかしいと思いますね。なんで一度降りて確認しないのか？ 車の破片も落ちているぐらいなのに。危険運転を適用してください。それでも12年とかしかならないの…

などの声が上がっています。

髙橋智子さんはこれまで舞台を中心に活動しながら、様々なドラマや映画、CMに出演しており、過去に出演した主な作品は『緊急取調室』（テレビ朝日系）、『ラスト・ドクター』（テレビ東京系）、『DOCTORS 3 最強の名医』（テレビ朝日系）、『Dr.ナースエイド』（日本テレビ系）、CM『資生堂 マキアージュ』、『サントリー BOSSレインボウマウンテン』、『サッポロ 麦とホップ』、『モンスターストライク獣神祭』などに出演していました。

また、髙橋智子さんは舞台制作も手掛ける事務所の1期生で映像部にも所属し、映像助手として舞台スタッフも務めていたようです。

ほんの数日前までXでは舞台関連の投稿を行い、先月出演した舞台終了後には「全公演、誰も怪我することもなく終了いたしました」と報告していたのですが、舞台に情熱を注いでいた方がひき逃げ事故によって、39歳の若さで亡くなってしまったのは非常に残念です。

容疑者は「居眠り運転をしていて、気がついたら何かにぶつかったが、人だとは思わなかった」などと供述しているそうですが、自転車を運転していた髙橋智子さんと衝突時には相当大きな衝撃があったはずですし、ぶつかったことに気づきながら確認もせずにその場から逃走を図ったというのは非常に悪質です。

事故発生時間からネット上では飲酒運転を疑う声もありますが、現時点ではそのような情報はないものの可能性としては十分考えられ、この事故の原因を徹底的に捜査した上で厳罰を下してほしいものです。

最後に、髙橋智子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。