『ロサンゼルス・ドジャース』が10月末に、4年ぶり8回目のワールドシリーズ制覇を果たし、大谷翔平選手(30)がフジテレビの取材を拒否した疑いが浮上すると共に、取材を担当した元『読売ジャイアンツ』の元木大介さん(52)の行動にも批判が殺到するなど、ネット上では大荒れ状態が続いています。
フジテレビは今年、持ち回りで運良くワールドシリーズの地上波中継を担当し、視聴率稼ぎでワールドシリーズの放送を最優先とし、生中継だけでなくゴールデン帯の番組を中止にして再放送するなどしていました。
10月26日には、TBSがプロ野球の日本シリーズ初戦を生中継した裏で、フジテレビがワールドシリーズの再放送を行ったことに対して『日本野球機構（NPB）』が激怒、フジテレビの取材パスを没収したことが判明し大きな波紋を広げました。
こうした騒動も経て、ドジャースが第5戦でワールドシリーズを制覇し、フジテレビは優勝決定後に山本由伸投手にインタビューをしていたものの、大谷翔平選手へのインタビューはありませんでした。
中継では大谷翔平選手が、フジテレビでドジャース取材を担当の元木大介さんの方を一瞬見た後に、取材を受けずに去っていく場面があり、詳細は不明ながらネット上では大谷選手がフジテレビの取材を拒否したとして、そのシーンの動画が拡散され話題になっていました。
ちなみに、ワールドシリーズの模様はNHK BSでも生中継し、大谷翔平選手はNHKのインタビューには2度応じており、NHK BSでは元『北海道日本ハムファイターズ』の田中賢介さんが取材していました。
フジテレビは今年5月に、大谷翔平選手の“12億円豪邸”を独自取材し、複数の番組で放送したことを巡って大谷選手を激怒させ、この問題でフジテレビの港浩一社長は謝罪しました。
また、元木大介さんは今年2月にドジャースのキャンプ取材を行い、インスタグラムでは大谷翔平選手が当時乗っていた車と同じ『ポルシェ 911 タルガ4S』の写真を公開しており、これは大谷選手の愛車だったのかは不明ながら、大谷選手のファン等の間で物議を醸し、後にその投稿をヒッソリと削除しました。
＜↓の画像が、元木大介さんのインスタグラム投稿＞
ワールドシリーズ前にこうしたトラブルがあったため、大谷翔平選手はフジテレビ＆元木大介さんの取材を拒否したのではないかとの憶測が飛び交っています。
週刊誌『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』は、フジテレビが大谷翔平選手に取材拒否されたのが事実とすればかなり深刻とし、「大谷選手は、以前からメディアへの積極的な出演がほとんどありませんが、唯一、チャンスがあるとすればオフシーズン。大谷選手を年末年始の特番などに出演させることができれば、まさにケタ違いの視聴率が取れることは間違いありません。しかし、もしも取材拒否されていたとすれば、フジテレビへの出演は絶望的でしょうね。また元木氏については、そもそも大谷選手のファンから反感を買ってしまっているので、局側が来季も起用するかどうか、微妙なところです。わざわざ、相当な費用がかかる現地取材に起用したいとは思わないでしょう」
とし、元木大介さんはフジテレビのリポーターをクビになる可能性があるとも伝えています。
元木大介さんがインスタグラムで、大谷翔平選手の愛車と見られるポルシェの写真を公開した2月には、複数のテレビ番組や新聞なども大谷選手がポルシェを運転し、キャンプの施設に出入りする姿を撮影していました。
＜↓の画像は、2月13日付のサンケイスポーツの記事写真＞
そのため、大谷翔平選手が元木大介さんのインスタグラム投稿を問題視しているのかどうかは不明ながら、フジテレビの取材拒否疑惑がきっかけで元木さんに対する批判も噴出し、今もなお批判の声が上がり続けています。
元木大介さんのインスタグラムにも批判コメントが殺到しており、急激にイメージが悪化しているだけに、ドジャース取材に関しては今季をもって終了となる可能性は高そうですが、果たしてどうなるでしょうかね。