元光GENJIで俳優・歌手の大沢樹生さんと元女優・喜多嶋舞さんの長男として育てられ、その後大沢さんの実子では無いことが判明した職業不詳・大沢零次容疑者(おおさわ・れいじ 22歳)が、20代女性に対する傷害容疑で1月29日に逮捕され、31日朝には身柄が検察へ送られました。
大沢零次容疑者は1月25日に、同棲中の20代女性の髪を引っ張って殴ったり、首を絞めるなどの暴行を加えて、全治1週間のケガを負わせた疑いで逮捕され、大沢容疑者は警察の取り調べに対して容疑を認めているといいます。
被害女性は大沢零次容疑者から度々暴行を受け、首を締められることもあったというのですが、31日付の『サンケイスポーツ』によると、大沢容疑者は昨年5月にも、元交際相手の女性に平手打ちなどの暴行をしたことで逮捕されていたそうです。
そんな大沢零次容疑者は31日朝に、警視庁北沢署から身柄送検されたのですが、送検時に北沢署から姿を現した大沢容疑者はベロを出すなど、ふてぶてしい態度を見せながら護送車に乗り込んでいました。
<↓の画像が、身柄送検時の大沢零次容疑者の写真>
そんな大沢零次容疑者について週刊誌『女性自身』は、「思春期の多感な時期に両親のゴタゴタに巻き込まれたので、心が荒んでしまったのでは」という声も上がっているとしています。
大沢零次容疑者は1997年1月14日に、大沢樹生さんと喜多嶋舞さんの長男として誕生しましたが、2005年9月には両親が離婚し、離婚後は喜多嶋さんが親権を持ちましたが、すでに小学生だった零次容疑者を転校させたくないという理由で大沢さんの家で同居し、2007年に喜多嶋さんが大手出版社勤務の男性と再婚したことなどを機に、親権は大沢さんに移りました。
<↓の画像は、大沢樹生さんと喜多嶋舞さんの写真>
2008年には大沢樹生さんも15歳年下の元モデル・早耶香さんと再婚し、3人での新たな生活が始まったのですが、大沢零次容疑者は2012年9月に『週刊文春』で、幼少期から喜多嶋舞さんと大沢さんから壮絶な虐待を受けていたことを暴露し、大沢さんから「お前がいると家族が壊れる」などと暴言を吐かれたことによって、「死にたいと思ったことは何度もある」と明かしていました。
こうした暴露騒動を経て、大沢樹生さんは2013年2月に大沢零次容疑者との親子関係を確かめるため、海外の鑑定機関にDNA鑑定を依頼しました。
<↓の画像は、大沢樹生さんと再婚相手・早耶香さん、大沢零次容疑者の写真>
大沢樹生さんは2016年1月放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演した際、DNA鑑定をした理由を語っており、喜多嶋舞さんからある時「ある人から『お前の子供は俺の子だろ』と言われた」という話をされ、さらに共通の友人から喜多嶋さんが大沢さんと結婚前の男性関係が派手だったという話を聞き、零次容疑者と自分の性格や体格とも似ていないと感じたことから親子関係を疑い、DNA鑑定をすることを決意したと説明しています。
そして、実際にDNA鑑定を行ったところ「父子関係の可能性は0%」という結果が出たため、大沢樹生さんは実子かどうかを確認するための訴訟を起こし、2015年11月にDNA鑑定の結果などから「親子関係は存在しない」という判決が下されました。
ちなみに、2013年の時点で喜多嶋舞さんの父親で音楽プロデューサーの喜多嶋修さん(69)、母親で元女優・内藤洋子さん(68)が大沢零次容疑者の親権を持っており、零次容疑者が「アメリカで長く生活したい」と希望したため、アメリカ・ロサンゼルスに住む祖父母と養子縁組しています。
こうして裁判後は、大沢零次容疑者はアメリカ・ロサンゼルスで祖父母と暮らし、日本食店でアルバイトをしていたそうなのですが、週刊誌『週刊女性』が昨年7月に報じていた記事などによれば、零次容疑者は家出を繰り返して2018年には帰国し、友人宅などを転々としていたとのことです。
大沢零次容疑者は帰国後も喜多嶋舞さん、大沢樹生さんとは会っていなかったそうで、生活費は友人や友人の両親から借りるなどしていたとされています。
このような生活を送る中で交際相手の女性に手を上げ、今回2度目の逮捕をされたことが明らかとなり、大沢零次容疑者の境遇から同情する声が上がっているほか、実の息子をちゃんと育てなかった喜多嶋舞さんを批判する声も多くみられます。
女性に対する暴力は決して許されることではなく、大沢零次容疑者の場合は交際相手の口に指を突っ込み、首を絞めるという行為をしており、被害女性は「もうちょっとで殺されるところだった」「一緒だといつか、殺される」などと話していると親族が明かしていますし、今回で2度目の逮捕ということから、深く反省させるためにも実刑を下した方がいいかと思います。
また、同じ過ちを繰り返させないために、大沢零次容疑者のサポートなどを身近な人達が行っていく必要もあるのではないかと思いますし、それは母親の喜多嶋舞さんだけでなく、2013年まで生活を共にしていた育ての父である大沢樹生さんの協力も必要に感じます。
大沢樹生さんは2日に自身のブログを更新し、「この度は大変ご心配をお掛け致しまして申し訳ありませんでした。」と、大沢零次容疑者の事件を謝罪した上で、「ですが、今止まってる訳にはいかないのです。改めて今後ともよろしくお願い申し上げますm(__)m」とだけ綴っているのですが、零次容疑者を更生させるためにも手を差し伸べるなどしてほしいですね。