埼玉西武ライオンズの選手もオンラインカジノで違法賭博、摘発も試合出場は可能か。巨人・オコエ瑠偉らはプレー継続

オンラインカジノでの違法賭博事件でまた新たに、プロ野球『埼玉西武ライオンズ』の外崎修汰選手(32)、長谷川信哉選手(23)、児玉亮涼選手(26)、柘植世那選手(28)らが、賭博容疑で書類送検されたことが明らかになりました。

NHKなどの報道によれば、埼玉県警に書類送検されたのは4選手と球団職員の計5人で、今年に入って球団がオンラインカジノ利用について調査を行った際に自己申告し、警察で任意の事情聴取を受けていたそうです。

＜↓の画像が、書類送検された埼玉西武ライオンズの外崎修汰選手ら4人＞

警察が捜査した結果、5人はスマートフォンからオンラインカジノにアクセスし、賭博行為をしていた疑いが強まり、埼玉県警は19日に賭博容疑で書類送検したとのことです。

賭博事件を受けて埼玉西武ライオンズはコメントを発表し、「球団としてオンラインカジノが賭博に該当することを十分に周知できなかったことを深く反省し、ファンの皆さま、すべての関係者の皆さまに心よりお詫び申し上げます。」と謝罪しています。

また、「本人らは興味本位で利用してしまったことを深く反省しており、球団が科した制裁金の支払いも異議なく受け入れております。」と報告したうえで、当局の判断結果をもとに適切な対応をしていくとしています。

そして、過去には侍ジャパンにも選出された外崎修汰選手など、西武の5人が書類送検されたことを受けて受けてネット上では、

• 野球界って本当に腐ってるな…
• プロ野球界はとにかく犯罪者に甘い
• 賭博行為は子供の夢プロ野球選手をブチ壊す行為。プロ野球選手がおとがめなしでは、プロ選手になればおとがめ無しと考える子供が増える。永久追放が子供に与える影響が少ないと思う
• 外崎、野球よりオンラインカジノをしてたから成績が下がったのかと思ってしまう
• 正直に自己申告しているので猛省した上で、結果を出して、チームに貢献してください。ビビりながらずっと黙っていてバレちゃったどこかのチームの投手コーチに比べたらマシ。
• 日本で300万人以上利用者がいたわけだから、野球選手や吉本芸人だけじゃないよね
• レギュラーで試合出場多いのは外崎と長谷川か。球団判断としてどうするんだろう。
• 他の選手の前例から見るに、出場停止とかの処分にはならなそうですが、せっかく好調のチームの雰囲気に水を差す一件
• これでライオンズの成績に影響無い事を願うばかり

などの声が上がっています。

オンラインカジノは、コロナ禍で外出自粛が求められる中で利用者が激増し、警察は昨年から摘発に本腰を入れており、今年に入ってから芸能・スポーツ界の摘発も相次いでおり、プロ野球では2月に『オリックス・バファローズ』の山岡泰輔投手がオンラインカジノ利用が判明し、『NPB（日本野球機構）』は加盟12球団に対して調査を依頼しました。

その結果、3月時点で8球団16人が過去にオンラインカジノで賭博行為をしたと自主申告し、それぞれに対して罰金処分を下しました。

今回書類送検された外崎修汰選手、長谷川信哉選手、児玉亮涼選手、柘植世那選手は、この中に含まれていると考えられ、それぞれの賭け金は定かではないものの、自主申告したうえで任意の事情聴取に応じたとのことで、山岡泰輔投手のように不起訴処分になる可能性はあるとみられます。

気になる西武の今後の対応についてですが、プロ野球界は常習性が低い単純賭博に対する処分は、試合出場停止や自粛などではなく罰金処分とする方針を発表しています。

これにより、『読売ジャイアンツ（巨人）』のオコエ瑠偉選手、増田大輝選手らも単純賭博容疑で書類送検されていますが、その後も試合に出場しています。

そのため、書類送検されたことが報じられたものの、単純賭博容疑であれば今後の活動には特に影響は無いとみられますが、書類送検された選手4人は警察沙汰のトラブルで周囲に大きな迷惑をかけたことを反省したうえで、今後の試合で良い結果を残せるように努めてほしいです。