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ビガーマンが大麻で逮捕、裁判の結果は執行猶予付き判決。前科なしで刑務所行き回避、違法薬物は使用しない宣言も更生は…

変態紳士クラブVIGORMANが大麻事件で有罪判決。依存度高く大量所持も前科無く…活動継続で新曲発表も告知

今年4月に大麻所持事件で逮捕、起訴された3人組音楽ユニット『変態紳士クラブ』のレゲエDJ・VIGORMAN被告(ビガーマン 本名=北浦翔暉 25歳)に、執行猶予付きの有罪判決が下されました。

起訴状などによると、VIGORMAN被告は4月に大阪市西区南堀江の自宅マンションで、大麻を含む植物片を約100.715グラム所持していた罪に問われており、これまでの裁判でVIGORMAN被告は罪を認め、検察側は懲役2年を求刑していました。

一方で弁護側は、8月から精神科医が作成の依存治療プログラムに取り組み、社会の中で更生することは可能と主張し、執行猶予付き判決を求めていました。

<↓の画像は、自宅から押収された大麻などの写真>

そして、名古屋地方裁判所で行われた判決公判で裁判官は、「被告は大麻の薬効を得たいなどと考え、自分で使用する目的で所持していて、相当多量で悪質な犯行であるのはもちろん、その動機も身勝手で厳しい批判に値する」と指摘しました。

また、「大麻への親和性、依存性も明らかで刑事責任は軽視できない」と、大麻への依存度が高いと指摘した上で、「今後は二度と違法薬物を使用することなく、音楽活動に励みたいと述べると共に、精神科医の指導のもとで薬物使用障害の治療を開始するなど、具体的な反省の態度を示している」とし、他にも前科が無いことや、所属事務所が更生をサポートする意向をしていること等が考慮され、懲役2年・執行猶予4年の判決を下しました。

こうして大麻事件で有罪判決を下されたVIGORMAN被告は、判決後にメディアの取材に応じ、音楽家の端くれとして、胸の内は楽曲の中で伝えたい。今月末に楽曲をリリースするので、聞いてもらえたらと新曲の宣伝を行い、この判決を受け入れて控訴しない方針といいます。

判決公判に出廷した変態紳士クラブ・VIGORMAN被告の動画

この判決を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

VIGORMAN被告は4月の逮捕時に、乾燥大麻26.16グラムを販売目的で所持しており、大麻取締法違反(営利目的所持)の容疑で逮捕となっていたのですが、保釈中に週刊誌『週刊文春』のWeb版『文春オンライン』の取材に応じ、自宅から発見された大麻の量が多かったことで警察に営利目的と判断されたものの、実際には自分で使用するために所持していたと説明し、「自分の生活のなかに大麻があったことは事実です」と語っていました。

逮捕のきっかけは、昨年12月に警察に寄せられた情報提供だったそうですが、VIGORMAN被告はこれまで大麻について歌った楽曲もあり、ミュージックビデオでは大麻と思しきモノも吸引する姿を披露していて、文春オンラインの取材に対しては、「その頃の曲が好きだったというリスナーの方に『あの時の俺は間違っていた』なんて、いまさら言うつもりは全くありません。歌詞は全部自分で書いているので、全て自分が思っていたことです。」と答えていました。

そして、この大麻事件で活動を休止することなく、保釈後にはライブを開催したり、新曲のリリースなどもしており、賛否両論あるのは覚悟の上で音楽活動を続けていくと宣言しています。

大麻事件後のVIGORMAN被告の楽曲動画

VIGORMAN被告が大麻を使用しているというのは、ファン等の間でも暗黙の了解となっていて、事件前のようにテレビ番組などへの出演は難しくなると予想されますが、今後の活動にそこまで大きな影響はないかもしれません。

しかし、大麻の所持量の多さや常習性の高さにより、初犯ながら懲役2年・執行猶予4年と刑が長めに設定されており、執行猶予期間中に再犯をしたら実刑となるのが濃厚で、さらにメンバーに迷惑を掛けることになるだけに、今後も日本で音楽活動を続けていくのであれば大麻、違法薬物を二度と使わないように、あらゆる対策をとっていってほしいです。

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