『YOKAZE』などのヒット曲で知られ、昨年に日本武道館公演も行った3人組の人気音楽ユニット『変態紳士クラブ』のメンバー・ビガーマン容疑者（VIGORMAN 本名＝北浦翔暉 25歳）が、営利目的で大麻を所持していた疑いで逮捕され、物議を醸しています。
＜↓の画像が、逮捕された変態紳士クラブ・ビガーマン容疑者の写真＞
愛知県警の発表によると、ビガーマン容疑者の逮捕容疑は、13日午前6時20分ごろに大阪市西区南堀江の自宅マンションで、販売目的で乾燥大麻26.16グラム（末端価格13万円相当）を所持していた疑いで、13日に滋賀県甲賀市内の駐車場で大麻取締法違反（営利目的所持）容疑で逮捕したとのことです。
なお、警察はビガーマン容疑者の認否を明らかにしていません。
逮捕の経緯は、昨年12月ごろにビガーマン容疑者が大麻を所持しているとの情報が警察に寄せられ、内偵捜査を進めて13日に家宅捜索したところ、リビングやキッチンで袋に分けられた大麻とみられる植物片10点や、吸引器具などが見つかったとしており、警察は入手ルートや販売先なども調べているとしています。
＜↓の画像が、ビガーマン容疑者の自宅から押収した乾燥大麻など証拠品の写真＞
そして、変態紳士クラブ・ビガーマン容疑者の逮捕報道に対してネット上では、
- 良い歌あるのに。ガッカリ
- YOKAZE好きだったのに残念
- せっかく1曲でも売れたのに。とんがった態度だったけどやっぱり
- 変態で紳士で大麻は草
- 結構いい歌出してるなって思ってたけど、全く驚かない。見た目通り
- 見た目ってやっぱ大事だよね。薬で逮捕される人は特にそういう見た目ばっかり
- やりたいなら合法化されてる国で好きなだけやればいい
- VIGORMANついに捕まったか。変態紳士クラブとしては大人しいけど、ジャパニーズマケニーズではマリファナ吸いまくりのマジックマッシュルームでキマりまくってたから
などの声が上がっています。
変態紳士クラブは2017年に結成し、2020年に『トイズファクトリー（TOY’S FACTORY）』からメジャーデビュー、同年リリースの楽曲『YOKAZE』のミュージックビデオはYouTubeで再生回数が6,300万回超え、ストリーミングでは昨年8月に3億回を突破するほどの大ヒットとなり、同曲は情報番組『情報プレゼンター とくダネ！』（フジテレビ系）のお天気コーナーでも使用されていました。
そんな代表曲の『YOKAZE』は、『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）、『CDTVライブ!ライブ!』（TBS系）、『シブヤノオト』（NHK）といった音楽番組でも披露し大きな反響を呼びました。
また、アニメ映画『EUREKA／交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』の主題歌や、東宝アニメーション10周年プロジェクト第3弾作品『ネコと和解せな』の主題歌などを手掛け、2021年には音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』（略称：ヒプマイ）に『Re:start!!!』という曲も提供しています。
逮捕されたビガーマン容疑者は、変態紳士クラブの活動と並行してソロ活動にも力を入れており、今年3月に2枚目のソロアルバム、逮捕前日の12日にロックバンド『Paledusk（ペイルダスク）』とのコラボ曲を配信リリースしたばかりで、5月には東京・大阪でソロライブを開催予定となっています。
ユニット・ソロ活動で順調に人気を伸ばす中で大麻所持で逮捕され、ファンからは驚きや落胆の声が上がる一方で、見た目通りで驚きはないといった声も少なくありません。
ビガーマン容疑者は2019年に、人気ヒップホップユニット『ジャパニーズマゲニーズ』との共演曲『REAL STONER』で大麻について歌い、この曲のミュージックビデオの撮影では、大麻やマジックマッシュルームを使用したことを同ユニットの孫GONGさんとJAGGLAさんが明かしています。
＜↓の画像は、『REAL STONER』MV出演のビガーマン容疑者の写真＞
そして、警察の発表によるとビガーマン容疑者は自身で使用するだけでなく、営利目的で大麻を所持していた疑いがあるとのことで、営利目的での所持は罪が重く、法定刑は「7年以下の懲役または懲役と200万以下の罰金の併科」となっています。
過去に同様の事件を起こして逮捕されたミュージシャンは少なくないものの、営利目的ではなく単純所持で起訴されたり、不起訴となるケースも多いのですが、今後販売先などが特定されて営利目的で起訴されるのか否かに注目ですね。