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映画プロデューサー梅川治男の裏の顔を週刊文春報道。芸能界の闇、性的な関係断られ女優を降板させた過去も?

園子温監督の右腕・梅川治男プロデューサーに性加害疑惑。女優が被害告発で炎上。吉高由里子もTwitterで反応し…

週刊誌『週刊女性』が報じた園子温監督(その・しおん 60歳)の性加害問題が物議を醸す中で、7日発売の『週刊文春』が新たに、“園子温監督の右腕”という敏腕映画プロデューサー・梅川治男さん(うめかわ・はるお 61歳)の性加害疑惑を報じ、ネット上では炎上状態になっています。

梅川治男さんは、日本大学芸術学部映画学科に在学中から自主映画制作をスタートさせ、1984年に演出家の蜷川幸雄さん等が取締役を務める映画製作会社『ティンダーボックス』に入社しました。

<↓の画像が、梅川治男プロデューサーの写真>

その後は様々な監督作品に製作助手として参加し、1987年に筒井道隆さんと高岡早紀さん共演の映画『バタアシ金魚』(松岡錠司監督作品)で映画初プロデュース、以後も松岡監督が手掛けた『きらきらひかる』『トイレの花子さん』『LEVEL』などに携わり、1995年に映像企画会社『株式会社 ステューディオ スリー(STUDIO3)』を立ち上げました。

独立後も、『力道山』『東京ゾンビ』『蛇にピアス』『愛のむきだし』『ヒミズ』『実写版 魔女の宅急便』『焼肉ドラゴン』『純平、考え直せ』『火口のふたり』など、数多くの作品に携わっています。

園子温監督とは『愛のむきだし』や『ヒミズ』などの作品で仕事を共にしており、週刊文春の記事では配給会社関係者が、「梅川は園監督の右腕的存在です。最近では水原希子が同性愛者を演じたネットフリックスのオリジナル映画『彼女』(2021年、廣木隆一監督)のプロデュースも手がけています」と明かしています。

そんな有名映画プロデューサーの梅川治男さんも、複数の女優に対する性加害疑惑が浮上しており、週刊文春の取材に応じた女優・A子さんは梅川さんとの出会いついて、「出会ったのは2019年7月。私が出演した舞台に招待枠で観劇に来ていました。打ち上げにも同席して、別れ際に『舞台の感想とかお話ししたいから、お食事しましょう』と言われ、連絡先を交換しました。(翌日に食事への誘いがあり)オーディションが無く、映画に出演したくて舞台を頑張っていたので、有名な映画プロデューサーから感想を聞きたかったし、同じ劇団の子の招待だったので大丈夫だろうと安心していた」と明かしています。

<↓の画像が、梅川治男さんが送ったメールの写真>

梅川治男さんが指定した店は東京・新宿のイタリア料理店で、梅川さんは店に来た時点ですでに酒に酔った状態だったといい、「最初は舞台の話をしていたのですが、杯を重ねるにつれて性的な話題ばかりになった。『彼氏はいる?どんなセ〇〇〇が好きなの?』『女優は脱がなきゃいけない時もある。セ〇〇〇についてちゃんと話をしてもいいと思うよ』などと言われて戸惑いました」と、当時を振り返っています。

それでも梅川治男さんは下ネタトークを続け、「僕は、性に興味がある女優と一緒にホテルに行ってデリバリーで男を呼ぶ。2人の行為を見るのが好きなんだ」と言い出し、さらに梅川さんはA子さんの手を触ろうとしたそうで、それに身の危険を感じたA子さんが理由をつけて退席しようとすると、「女優としてやっていきたいなら、もうちょっと飲もう。お付き合いは大事だよ。2軒目、僕がよく行く店があるから」と引き止められたそうです。

それでもA子さんが必死に帰りたいと告げると、梅川治男さんは「じゃあ今から指示をメールで送るから。それをしたら帰してあげる」と言って、A子さんに「トイレでマ〇〇写メ撮ってきてください」との指示メールを送ったとのことです。

<↓の画像が、梅川治男さんが女優・A子さんに送ったメールの写真>

A子さんは当時を振り返り、「梅川は出口側に座っていて逃げられなかった。本当に嫌でしたが、トイレに行き、自分で撮影して送りました。送らないともっと酷いことをされるのではないかとパニック状態でした」と明かし、A子さんが送った局部の写真を見ながら梅川治男さんはニヤついた後、「はい、いいよ」と言ってA子さんを解放したといいます。

その後も梅川治男さんから飲みの誘いの連絡が来たものの、A子さんが断り続けたところ、連絡が来なくなったそうです。

ちなみに、女優に体の一部を撮るよう指示するなどの行為は、俳優・映画監督の榊英雄さんもしていたことが女優の告発で明らかになっていますが、梅川治男さんは榊さんや木下ほうかさんとの接点も多く、それぞれと過去に映画で一緒に仕事をしています。

A子さんと同様に女優・B子さんも梅川治男さんに“SNSナンパ”されたといい、「梅川とは面識がありませんでしたが、突然自己紹介のメッセージが来て、『演出家と飲んでいるから来ない?』と飲みの誘いがありました。知り合いの女優に聞いたら『梅川はヤバいから飲みに行かない方がいい』と言われて断りました」と告白しています。

梅川治男さんの知人は、「梅川はヤバい」と言われる理由について、「好みの女優をハプニングバーに連れて行き、そこで出会ったイケメンと3人で店を出る。女優にイケメンとの性的な行為を強要し、梅川は傍らでそれを鑑賞するのが趣味なんです。被害に遭った女優が『思い出すのも嫌だ』と言っていました」と明かしています。

映画関係者も、「制作スタッフの女の子が、梅川に無理やり渋谷のハプニングバーに連れて行かれたことがあった。彼女から私に、泣きながら助けを求める電話がかかってきたことがありました」「女優の自宅まで付いて行き、性行為を断られると、その女優のキャスティングがすでに決まっていたのに降板させました」と証言しています。

これらの証言を受けて週刊文春は、梅川治男さんに質問状を送付したものの回答が無く、直撃取材しても「今回はノーコメントで」と言って真相を明らかにしなかったとのことです。

この報道を受けてネット上では、

などの批判や呆れ声などが上がっています。

また、園子温監督が手掛けた『紀子の食卓』でデビューし、梅川治男さんプロデュースの『蛇にピアス』で主演した女優の吉高由里子さんは、6日に自身のツイッターを更新し、はぁ…なんかそんな件で名前を聞きたくなかった方々が…よくない。優越ある地位を利用して夢に向かう姿を欺くなんて。本当に残念 被害者の方は名前を見るだけで深く長く強く苦しむんだから悲しいや そんな世界だと思われてしまう 真摯に熱意をもって作ってる方達に失礼ですとツイートしています。

<↓の画像が、吉高由里子さんのツイート写真>

梅川治男さんの性加害問題に関しても、どこまでが事実なのか現時点で不明ながら、園子温監督と繋がっている人たちがグルになって、女性を囲っていたといった話も出ていますし、梅川さんは有名映画プロデューサーで大きな力を持っていた方なので、女優に様々な問題行為をしていたとしても驚きはないですね。

園子温監督のワークショップも行っていた『アクターズ・ヴィジョン』によれば、映画などでキャスティングの権限を持っているのは、監督ではなくプロデューサーの場合が多いといい、もし有名なプロデューサーに才能が認められれば、その人が関わる作品に今後も起用される可能性も高くなるそうです。

<↓の画像は、アクターズ・ヴィジョンのフェイスブック投稿の写真>

それによって女優たちは、仕事を得るためにセクハラ・パワハラまがいのことをされても我慢し、それを良いことにプロデューサーや監督たちは女優を食い物にしているという構造は大きな問題です。

梅川治男さんは過去に、すでに出演が決まっていた女優に関係を持つことを断られ、それを理由に降板させたという話も出ていますが、こうしたことが当たり前に行われているのであれば、業界全体で改善に動き出し、悪しき慣習を断ち切るべきだと思いますね。

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