週刊誌『週刊女性』によって、複数の女優に対する性加害問題を報じられた園子温監督(その・しおん 60歳)が、同誌の発行元『主婦と生活社』を相手取り、損害賠償と謝罪広告の掲載などを求めて提訴したことを発表しました。
園子温は公式サイトに署名入り文書を公開し、一連の騒動を謝罪した上で、「2022年4月5日発売号の週刊女性の記事の内容は事実と異なる点が多々ございます。また、翌週の4月12日発売号の記事の内容も同様です。そのため、代理人と相談の上、昨日、週刊女性の発行元である主婦と生活社を被告として、損害の賠償と謝罪広告、インターネット上の記事の削除を求める訴訟を提起いたしました。」
と報告しており、裁判では週刊女性の記事が事実ではないことを明らかにしていくとしています。
ちなみに、園子温監督と同様に週刊女性に性加害問題を報じられた俳優・木下ほうかさんも、一部報道内容は事実とは異なるとして、発行元と記者を相手取り民事訴訟を起こしています。
園子温監督は『スポーツ報知』の取材にも応じ、「裁判によって事実を全て明らかにしていくことが私の望みです」「私の言動に関する報道は、間違っている部分も多い」
などと語り、裁判に出廷する気持ちの準備も出来ているとしています。
<↓の画像が、スポーツ報知の取材に応じた園子温監督の写真>
関係者によれば、出版元と週刊女性の編集長、記事を書いた記者の3者を提訴したとのことですが、この対応に対してネット上では、
- 往生際が悪いなぁ
- 本当の事を話せよ
- 無理やりではない!同意があった!だろ?
- そう言いつつ示談に持ち込む手段にするのかな
- デマなら女性を訴えればいいじゃん
- 法廷で性的強要が一度もなかったと証明して欲しい
- どういう証拠証言が出るのか見ものだな
- 1を10にされてるならまあなんとかなるかもしれないけど、4が10になってる位なら4確定してしまうわけで勝っても意味ないぞ
- 負けるの分かってて、少しでも印象操作しようとしてやってるだけだよねコレ
- 「主演女優は ほとんど抱いた」この文言で大手の芸能事務所から突き上げ喰らったんだろ
あとで名誉毀損訴訟起こされたらドエライことだから、脇役に対するセクハラパワハラは認めても、この部分だけは認められなかったんだろな - 公判記録に性被害の実態が残るのに裁判やるなんて自殺行為なんじゃないのかな。いずれにしても園子温はもう終わりだよ、映画を撮ってもお客が入らない
me tooが日本より重く受け止められる欧米では賞レースにも参加できない
などの声が上がっています。
週刊女性は第1報で、園子温監督の作品に出演歴がある女優・Aさんが取材に対して、園監督が普段から「女はみんな、仕事が欲しいから俺に寄ってくる」「主演女優にはだいたい手を出した」などと豪語していたと証言し、別の女優・Bさんも過去に園監督と酒席を共にした際、「俺はたくさんの女優に手を出しているけど、手を出したやつには仕事を与えている。だからほかの監督とは違うんだ」などと語っていたとしていました。
実際に園子温監督は、複数の作品に起用していた元グラビアアイドルの女優・神楽坂恵さんと交際に発展し、結婚までしています。
また、2014年にメガホンをとった映画『TOKYO TRIBE』の原作者・井上三太さん等との雑誌対談で、井上さんが「(当時19歳でヒロインを務めた)清野菜名は園子温に抱かれるべき」と発言すると、「じゃあ、これからします(笑)。でもなんか最近オバハンぽくなってきたのは感じていますよ。それって生活ヤバくねえか?と思って。これは俺の、野太いやつを、注入しないとダメなんじゃないかと思って。」と語っていました。
<↓の画像が、園子温監督と『TOKYO TRIBE』作者・井上三太さんの対談記事写真>
この他にも複数の女優がSNS上などで、園子温監督から過去に関係を求められたと告白しています。
そうしたことから、園子温監督は週刊女性の記事に事実と異なる点が多く含まれていると主張しているものの、女優に対するセクハラ行為などに関しては事実の部分も多いのではと思いますが、今後の裁判では記事のどの部分が事実とは異なるとして争っていくのか、一方の週刊女性側はどのような証拠の提示などをしていくのか見もので、裁判の行方を見守っていきたいですね。