複数の女優に性加害を告発された園子温監督(その・しおん 60歳)が、個人事務所『シオンプロダクション』を通じて声明を出し、週刊誌『週刊女性』が報じた告発記事には事実と異なる点が多くあるとして、「しかるべき措置をとって参る所存」と、法的措置を取る構えを示しています。
園子温監督は直筆の文書をサイトに掲載し、「週刊女性の記事におかれましては、関係者の皆様にご迷惑とお騒がせをしてしまいました事、また作品を見てくださった視聴者の方を含め、皆様にお騒がせをしてしまったことにつきまして、深くお詫びいたします。映画監督としての自覚のなさ、周りの方々への配慮のなさを自覚し、今後のあり方を見直したいと思っております。」
と、騒動に対する謝罪の言葉を綴っています。
続けて、「しかし、今回の週刊誌報道の記事については事実と異なる点が多く、自分自身以外への関係者にも多くのご迷惑がかかっていることを考慮し、代理人を通じて、しかるべき措置をとってまいる所存です。」
と綴っています。
<↓の画像が、園子温監督の直筆文書の写真>
このコメント発表を受けてネット上では、
- これは悪手のヨカン
- まずは事実を明確にし謝罪するべきじゃないの?
- ダメージを少なくして映画界にとどまる気だろうね
- 嘘をつかず真実を明らかにして
- 事実無根と完全否定出来ない時点でお察し
- 事実と異なる点て、主演クラスを軒並み食いまくってるというところ?
- 訴えたら余計に深みにハマるんじゃないの
- 法的措置を取る、と脅しておけば引くだろうと考えてるな
- 具体的にどこかを言わず「事実と異なる部分がある」という言い訳やると思ってました
- 謝罪に添えられた対応が、精神的な圧力を掛ける強要に近い手段になっていないか??黙って訴えればいいのに
- 週刊誌報道の内容との差異を突き詰めるよりも、まずは監督本人が今までこうしたパワハラまがいの事をしていたのか?という点を明らかにすべき。
関係者への謝罪よりも、傷つけてしまった俳優への向き合い方が大切ではないか。それが分からないなら映画界から引退すべき - じゃあ、ちゃんとどこが真実でどこが間違いなのかを明確にしないとね
ちゃんと公表してね
などの声が上がっています。
性加害問題が報じられた俳優・映画監督の榊英雄さん、木下ほうかさんも、女優たちの告発には事実と異なる部分があるとしながら、被害を訴えた女性たちに一応謝罪の言葉を綴っていました。
一方で園子温監督は、被害を訴えた女性たちに向けた謝罪の言葉は無く、どの部分が事実と異なるのを一切説明せずに、法的措置の構えを示したことによって、より多くの批判が寄せられる事態となっています。
園子温監督からのセクハラ被害を訴える声はツイッター等でも上がっており、古瀨了子さんという方は某映画監督の追悼イベント後の打ち上げで、園監督と同じテーブルになった際のエピソードを綴り、「いきなり、おまえ、やらせろ、と言われたことがある。」「彼の言動にもびっくりしたしショックだったけど、まわりのみんなが普通なのがよりショックだった」「園さんがわたしの腕を思いっきり引っ張って、電話番号教えていけと言いながら胸に手を入れたので、思いっきり、やめてください、と声を出して突き放して帰ってきた。(中略)まわりにいたディレクターとかプロデューサーとかもそんな感じでにこにこしていて」「普通の居酒屋の二階のだだっ広いお座敷で大人数だったので、レ〇〇される危機感とかは全然なかったんだけど、それでもすごい振る舞いだったので、彼の映画の現場を想像するととても怖い。」
などとツイートしています。
<↓の画像は、古瀨了子さんのセクハラ被害告発ツイート写真>
また、園子温監督自身が2014年に某雑誌で、監督を務めた映画『TOKYO TRIBE』の原作者・井上三太さん等と作品についてトークし、そこで井上さんが「(当時19歳でヒロインを務めた)清野菜名は園子温に抱かれるべきです。この前、週刊誌のグラビアに載ってたけど、『TOKYO TRIBE』ほどの色気を感じなかった」と語ると、園監督は「じゃあ、これからします(笑)。でもなんか最近オバハンぽくなってきたのは感じていますよ。それって生活ヤバくねえか?と思って。これは俺の、野太いやつを、注入しないとダメなんじゃないかと思って。」などと語っていました。
<↓の画像は、某雑誌掲載の園子温監督と井上三太さんのやり取り>
冗談でこのような発言をした可能性もありますが、園子温監督はかねてからインタビュー等で「映画と女なら女の方が大事!」「女が大好き」と公言し、『東京スポーツ』(東スポ)は、「出演予定の女優を事務所やホテルに呼び出したり、飲み会やワークショップの打ち上げなどで“男女の関係”を迫っていた」
と伝えています。
ちなみに、『ココリコ』の遠藤章造さんの元妻で、タレント・歌手の千秋さんは2014年6月に自身のツイッター上で、「事務所も勿論知らないし初めて言うんだけど、デビュー前の素人時代に園子温監督にスカウトされたことがあるんだが、監督は覚えてないだろうな。中野の事務所に行った事がある。あの時の呪いなのか、わたしは未だに映画というものに出れた事がない。無縁極まりない。でも脱ぐのはやだったんだ。」
とツイートしており、デビュー前の未成年時に脱がされそうになっていた?として注目を集めています。
<↓の画像は、千秋さんのツイート写真>
このように様々な情報が飛び交っており、週刊女性が報じた告発記事に事実と異なる部分が多々あるというのは、にわかに信じ難いというのが本音ですが、本当にウソまみれのでっち上げ記事ならば、今後裁判に持ち込んで事実と異なる点を明らかにし、身の潔白を証明してほしいものです。