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園子温監督が女優に性的関係求め、作品に起用は事実と裁判所認定も性加害は認めず…反省ゼロの態度に再び批判の嵐

園子温監督が性加害問題で記者会見。うつ病になり自殺も考えたと告白。映画撮りたいと訴え、女優の実名告発には反論し…

3年前に性加害問題を報じられ、表舞台から姿を消した映画監督の園子温さん(その・しおん 63歳)が27日に外国特派員協会で記者会見を行い、一連の騒動が原因で仕事を失い、うつ病を発症し入院していたことや、睡眠薬を過剰摂取して自殺も考えたことなどを告白し、「もう一度映画を撮れるようになりたい」と訴えました。

園子温監督は2022年4月に週刊誌『週刊女性』によって、複数の女優に対する性加害問題を報じられたほか、SNS上でも過去に園監督からセクハラ被害を受けたという訴えが相次ぎ大騒動に発展しました。

しかし、園子温監督は週刊女性の記事には事実と異なる点が多々あるとし、週刊女性と発行元の『主婦と生活社』を相手取り損害賠償請求訴訟を起こし、2023年12月に週刊女性がネット配信した記事を取り下げる形で和解が成立しました。

なお、週刊女性が記事を取り下げたのは報道内容の誤りを認めたのではなく、記事が公開され続けることにより、園子温監督の仕事の妨げになることを理由に受け入れたものでした。

また、園子温監督の性加害問題を糾弾し続けている俳優・松崎悠希さん(まつざき・ゆうき 43歳)にも名誉を傷つけられたとして、1,100万円の損害賠償を求めて提訴し、今月に東京地方裁判所は園監督の性加害を事実認定しつつも、「ワークショップで知り合った女優に対し、性的行為を要求していたことが真実であるとまでは認められない」として、松崎さんに対して22万円の損害賠償を命じる判決を下しています。

そして、園子温監督は「もう一度映画を撮れるようになりたい、という一念でやっています」との理由で記者会見を行い、「この3年間、憔悴し、うつ病になり、過剰に睡眠薬を摂取して自殺を考えました。心療内科にも入院しました」「妻も肩身の狭い不安な日々を送っていました。もちろん収入も途絶え、資金も裁判に注ぎ込み、お金もなくなりました」「いわれもない誹謗中傷によって追い込まれていきました」などと、自身も非常に大きな被害を受けていると訴えました。

<↓の画像は、記者会見した園子温監督の写真>

また、「実名で告発しているからと言って、本当のことを言っているとは限りません。草津町長の件をあなたはどう説明しますか。証拠のない被害申告に寄り添い、フラワーデモまで行い、メディアがこぞって『草津はレ〇〇の町だ』と攻撃し続けた。あのとき草津町長が亡くなっていたら、メディアは殺人鬼ですよ」などと語っています。

園子温監督はこのように主張しているものの、園監督の性加害問題を巡る裁判では複数の証拠から、新人女優に対して性的な行為を求める内容のメッセージを送っていたことや、性的な関係を持った女優を自身の作品に出演させていたことも真実だと認定されています。

しかし、これに対しても園子温監督は会見で、「(行為を要求するメッセージの)発信者を特定しないと、つまりIP開示しないと、私が送ったものと確定できないと思うんですよ。そこまで本件で、一番メインのもの(争点)ではなかった」「裁判は主文が大事で、そういう本文は主文にしかなくて、今言っているのは“あとがき感想文”みたいなところ」などと主張しています。

ただ、「女優と恋愛状態に陥ったことはもちろんあります」とも語り、映画製作会社『シオンプロダクション』の代表で、元グラビアアイドルで女優の妻・神楽坂恵さん(43)を例に挙げ、「自分の映画に出演してもらう経過の中で恋に落ちて結婚した。結婚までではなくても、58本以上映画を撮ってますから。そのような恋愛経験もある。誓って言いますが、自分の監督としてのポジションを利用して女優さんと付き合ったとかそういうことはございません」と、立場を利用して女優と交際したことはないと断言しています。

また、「女優と恋愛を監督がしてはいけないような空気を作ってはいけないと思う」とも主張しているのですが、園子温監督の記者会見を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

園子温監督の記者会見動画

東京地裁が、複数の証拠や客観的事実などから、立場を利用して複数の女優たちと関係を持っていたことは真実であると認定しているものの、それらは自身の裁判で争っていたメインの部分ではないとして自分本位の主張を繰り広げており、自身の行為を全く反省していないことにただただ驚きました。

今回の会見ではうつ病を発症して入院したり、家族も誹謗中傷を受け、仕事もできずにお金が無くなったなどと語っていますが、潔白ではない以上は全く同情できないですね。

園子温監督からの性被害を実名で訴えた女優・千葉美裸さん(ちば・みら)は2022年末に、一連の騒動で誹謗中傷などを受けて自殺を図って36歳の若さで急死するという出来事もあったのですが、本当に性加害行為をしておらず事実無根なのであれば、再び堂々と映画監督として活動すればいいのではとも思います。

園子温監督は2年半前に『もしかして、ヒューヒュー』という映画で、「山本孝之」との偽名を使って“ステルス復帰”していたことを『フラッシュ』に報じられており、一連の問題に対する謝罪などは一切せずにヒッソリと活動していたことを巡ってもバッシングの嵐となりました。

そして、現在も批判が続いている状況から映画を制作するにしても、なかなかスポンサーもつかないでしょうし、様々な疑いがある状況の中で園子温監督の映画を見たいと思う人は多くはないと思いますが、記者会見を経て今後新たにどういった動きを見せるのかに注目したいところです。

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