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國母和宏と犬猿の仲・成田童夢が大麻密輸事件に怒り。スノーボード界への悪影響を危惧、国籍変更しろとも訴える

国母和宏の大麻事件に成田童夢が激怒。未成年飲酒で暴行被害の過去、数々の問題行為等にブチギレる

スノーボード・ハーフパイプ元日本代表選手で、2006年トリノ五輪、2010年バンクーバー五輪に出場したプロスノーボーダー・国母和宏容疑者(こくぼ・かずひろ 31歳)が6日、アメリカから大麻を営利目的で密輸したとして大麻取締法違反容疑で逮捕され、これに対してかつて犬猿の仲にあった元スノーボーダーで、“ポップカルチャータレント”の成田童夢さん(なりた・どうむ 34歳)が怒りをあらわにしています。

国母和宏容疑者は昨年12月ごろにプロスノーボーダー・戸田聖輝被告(とだ・まさき 30歳)らと共謀し、アメリカから国際スピード郵便を使って、大麻を濃縮加工した「大麻ワックス」を東京都武蔵村山市に密輸した疑いが持たれています。

<↓の画像は、大麻ワックスのイメージ写真>

送り先の住所は共謀を疑われている戸田聖輝被告の関連施設で、戸田被告は10月に大麻取締法違反で逮捕され、すでに起訴されています。

週刊誌『フライデー』や『週刊文春』などの報道によれば、1年のほとんどをアメリカで過ごしている国母和宏容疑者が、戸田聖輝被告のもとに大麻を送るよう手はずを整えていたとみられているそうで、国母容疑者は密輸を認めた一方で、営利目的ではないと一部容疑を否認しています。

押収された大麻ワックスは乾燥大麻の約2倍の価格で取引されているそうで、耳かきひとすくい分で1回の使用量となり、1グラム1万円以上で取引(乾燥大麻は1グラム5000円前後)されていて、大麻ワックスは成分が濃縮されている分、少量で幻覚作用が得られるなど効き目が強いことで大麻常用者の間で好まれているとのことです。

国母和宏容疑者が3つに分けて密輸した大麻ワックス約57グラムは、100回以上の使用量にあたるとされ、知人らだけで使用するにはあまりにも量が多いとして、国母容疑者は売人の可能性もあるとみて捜査が進められており、もし営利目的で大麻を輸入していたとなれば「10年以下の懲役」、さらに悪質性が高いと判断された場合には300万円の罰金も併せて科されます。

もし営利目的ではなかった場合には、「7年以下の懲役」となり、悪質性が高い場合には200万円の罰金が併科されます。

こうした事件を起こした国母和宏容疑者に対して、トリノ五輪の日本代表として共に出場した成田童夢さんが激怒しており、『東京スポーツ』(東スポ)の取材に対して、「残念で仕方ない。強ければ、上手ければ、それでいいのか?いくら技術があっても、アスリート以前に人としてダメだろう。有名アスリートは『上級国民』でルールを破っていいとでも思っていたのだろうか。臨時とはいえ、指導する立場にあった人間が誘惑に負けてどうする!」と怒りをあらわにしています。

<↓の画像が、成田童夢さんの写真>

また、「海外では少数だが、“葉っぱ”をやっている選手はいる。僕も見たが、煙に触れるのも怖いので近づかなかった。大麻が禁止されている日本国民としての当然の倫理観であり、日の丸を背負ったアスリートならなおさらだ」と訴え、「百歩譲って、若いころ大麻を吸っていたとしても、結婚や子供の誕生を機に心を入れ替えるべき。親としてそういう場面を子供に見せたいか?大麻でリラックスしないと怖さを克服できないなら、スノボはやめるべき。それでもやりたければ、合法の国に移住して国籍を変更するとか、いくらでも方法があるだろう。日の丸を背負うならそれだけの覚悟を持て!」とブチまけています。

このように怒りをあらわにしている成田童夢さんは、2006年のトリノ五輪直前の2005年12月にワールドカップで優勝し、その晩に代表メンバー等で集まって打ち上げをしていたところ、当時17歳ながらテキーラを飲んで泥酔状態の国母和宏容疑者が、成田さんの後頭部を空き瓶で殴り、「お前、生意気なんだよ」と言ってヘラヘラと笑っていたというトラブルを暴露しており、この暴行事件で成田さんは出血、負傷したといいます。

<↓の画像は、2006年トリノ五輪時の国母和宏容疑者、成田童夢さんの写真>

しかし、この当時関係者から「このことをバラして、彼の邪魔をするんじゃない」と警告を受けたため、成田童夢さんはそれから数年後に週刊誌でこのトラブルを明らかにしていたのですが、この時の代表チームは、実力があれば何をやっても許されるといった空気が蔓延していたため、国母和宏容疑者はそうした環境にいたことでやりたい放題だったとのことです。

ちなみに、国母和宏容疑者だけでなく数人の代表メンバーたちも、成田童夢さんを無視するなどイジメをしていたとされ、2010年2月の『週刊新潮』に掲載された記事で成田さんは、「国母選手は先輩の名前も呼び捨てだし、ミーティングでもふんぞりかえっていた。合宿で一緒に練習をしている時『もっとこうした方がいいんじゃない?』ってアドバイスのつもりで言ったら『ウゼーよ』。『今の技、すごいじゃん!』と褒めても『お前、ウゼーよ”と言われて…」と振り返っています。

こうした裏側を明かした成田童夢さんは当時から、国母和宏容疑者の腰パンなど服装の乱れについて、日本代表として身だしなみを整えるのは最低限のルール、礼儀だとした上で、「スノーボードは個性を競うスポーツだし、年齢よりも実力の世界。『不良のスポーツ』と言われるように、コンビニでたむろする中学生がそのまま大人になったような選手も多い。その中で育った国母選手が礼儀やルールに無頓着なのもある程度は仕方ないかもしれませんが、コーチや両親がきちんと指導していればね。ああいう選手が手本では若い人に夢や希望を与えられません。最低限のルールを守った上で、国母君には『雪の上で』渋いプレーを見せて欲しい」と訴えていました。

ですが、成田童夢さんのこうした思いは届かず、国母和宏容疑者は自身のスタイルを貫き通して大麻事件まで起こし、逮捕されてしまったわけですが、東スポのインタビューで成田さんは、「このままでは薬物、飲酒事件を起こす確率が異常に高い。代表選手は犯罪予備軍に見られても仕方ない。そんな競技に公費を支出すべきなのかという意見も出るだろう。子供にスノボをやらせるのをちゅうちょする親御さんも出て、ただでさえ減っている競技人口がさらに減る可能性がある。」とスノーボード界への悪影響を危惧し、「そもそも(全日本スキー連盟)スノボ部の中に、スノボを競技ではなく遊びの延長と考えている人間が多すぎる。組織が腐っている。ボクシングやテコンドーのように、一度リセットして第三者を入れ立て直すべきだ」とも語っています。

こうした成田童夢さんの訴えを受けてネット上では、

などの声が上がっています。

国母和宏容疑者が当時、かなり調子に乗っていたのは間違いなく、2006年トリノ五輪時の『日本オリンピック委員会(JOC)』公式サイト掲載のプロフィールを見ると、趣味・特技の欄には「催眠術」と記述し、競技を始めたきっかけは「運命的な出会い」、五輪への抱負も「楽しみます」の一言のみでした。

<↓の画像が、2006年トリノ五輪時のプロフィール写真>

さらに、2010年バンクーバー五輪では、公式服装のネクタイを緩めてシャツも出し、ズボンは腰で穿いた腰パンスタイル、さらにサングラスも着用した姿で空港に姿を現し、これによって世間から猛バッシングを浴び、その後行われた謝罪会見では、「反省してまーす」「チッ、うるせぇな」と悪態をつき、全く反省の色が見えませんでした。

<↓の画像が、出国時に空港で撮影された写真>

この問題で一時は五輪出場が危ぶまれたものの、日本代表選手団の団長を務めた日本スケート連盟会長で、自民党の橋本聖子参議院議員の判断で開会式のみ欠席の形となり、本番では8位入賞という成績でした。

<↓の画像は、謝罪会見時の写真>

それから7年後の2017年8月放送の特番『消えた天才』(TBS系)で、この時の騒動について振り返った国母和宏容疑者は、「全く後悔はしていないです。自分のスタイルを崩してまで大事な事はないと思うし、空港でピシッとして、みんなと並んで歩いて、まともなインタビューをしてっていうのはスノーボードではないと思った。」などと語っています。

また、同年11月に配信されたスノーボードウェブマガジン『EPIC SNOWBOARDING MAGAZINE』のインタビュー記事では、「日本のシーンにあって海外のシーンにないモノは?」との問いに対して、「S〇Jのアホども。 オリンピックに出たい子はオリンピックと引き換えにその先を潰されてる。俺が出たときは一緒になって戦ってくれたコーチ、役員がいた。」と回答しており、この「S〇J」というのは『全日本スキー連盟(SAJ)』のことです。

このインタビューでは「スノーボードしていて良かったこと」との問いに、「ワガママできる」と回答するなどしており、結婚して3人の子供を持つ父親になったものの、10代、20代のころと全く変わっていないのがよく分かります。

そのため、大麻で逮捕されたことに対しても世間からは「やっぱり」といった声も多く上がっているほか、スノーボード界では大麻など違法薬物が蔓延しているのではと疑いの目を向けられてしまっており、成田童夢さんが怒りをあらわにするのも当然だと思いますし、今回の事件ではなるべく厳しい処分を下してもらいたいです。

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