2019年9月に現役引退した元関脇・嘉風で、二所ノ関部屋の中村雅継親方(本名=大西雅継 41歳)の元妻・Aさん(44)が、先月に変死体で発見されていたことを週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』や『集英社オンライン』が伝えています。
この事件は先月に『朝日新聞』などが匿名で伝えており、7月21日午前10時ごろに東京都中央区湊2丁目の36階建てタワーマンションで、女性から「別居している夫から、未明に自殺をほのめかす電話があった。見に来たがオートロックで中に入れない」との110番通報があり、警視庁などが19階の一室を確認したところ、男性(50)とマンション近くに住む女性(44)が死亡していたとのことです。
警視庁築地警察署によれば、2人は寝室の布団の上で胸から血を流して倒れていて、室内には猟銃が落ちていたことから、どちらかが発泡後に自殺を図った可能性が高いとみて調べを進めているといい、男性は栃木県公安委員会の許可を得て猟銃を所持していたそうです。
この事件から1ヶ月近く経ち、集英社オンラインとデイリー新潮が変死体で発見された女性が中村親方の元妻だったことを伝え、集英社オンラインの取材に事件現場近くのクリーニング店従業員は、「ウチの常連客のなかに、今回事件があった19階のお部屋と同じ階に住んでる方がいるんですけど、『銃声などはいっさい聞こえなかった』と言ってました。あのマンションは6年前にできたばかりなので、きっと防音設備もいいんでしょう。(中略)その方はちょうど一週間前にエレベーターで今回亡くなった男性の方と居合わせたそうで、スラッとした見た目でとても50才には見えなかったと驚いていました。Aさんと思われる小柄な女性がお部屋に入っていくのも見たことがあるそうです」
と証言しています。
なお、Aさんと男性はどのような関係にあったのかは現時点で明らかになっていません。
Aさんの親戚は取材に対して、「子供のころは家族と仲がよさそうでしたが、Aさんが成人してからは見かけなくなりました。ご家族は子供への暴行事件以降、Aさんの話をしなくなり、こちらも触れないようにしています。我々は亡くなったことも聞かされず通夜葬儀にも呼ばれていません」
と語ったとのことです。
さらに中村親方も取材に応じ、「実は今年の3月に離婚をしており、もうあっち(Aさん)とは連絡も取ってないし、親族からの連絡もなかったので、私の耳には何も入っておりません。Aさんとは裁判で会ったのが最後なんですけど、別に何か話したとかではなく姿を見ただけです。だから会ったっていうのもおかしな表現ですよね。亡くなったのが事実であれば、元々は家族だったのでご冥福をお祈りしたいという気持ちもあります。いまだに信じられません」
と語ったとしています。
Aさんは2021年2月に週刊新潮によって、長女(14)と長男(9)に対する凄絶な虐待を証拠の音声データと共に報じられ、同誌の取材に中村親方はAさんの虐待行為は事実であると認めていました。
この時点で中村親方とAさんは別居し離婚調停をしており、2020年7月に自宅で夫婦喧嘩し警察沙汰の騒動に発展した末に、中村親方は子供たちを連れて家を出ていきました。
<↓の画像は、中村親方と元妻、子供たちの写真>
その後、2021年3月にAさんは子供たちへの暴行容疑で警視庁に逮捕され、同4月に略式起訴されて罰金30万円の略式命令が出されました。
それから約2年後にようやく離婚が成立し、4ヶ月後に既婚男性と共に変死体で発見されたとのことですが、Aさんは中村親方と離婚する前から浮気していた疑いがあり、SNSを通じて知り合った男性と密会するなどしていたといい、「結局はお金目当てで男性を物色していたと思われても仕方がない」と関係者は語っていました。
他にも、Aさんはママ友の個人情報を流出させトラブルになっていることなども報じられています。
そんなAさんが亡くなった経緯は不明ですが、気性が荒く様々な問題を抱えるトラブルメーカーだったようで、共に死体で発見された男性とも不倫などの末にトラブルになり…ということなのかもしれません。
この事件が子供たちに与える精神的影響が危惧されますが、中村親方がしっかりと心のケアを行っていってほしいと思います。