『鼻から牛乳』等のコミックソングや替え歌メドレーなどで知られ、昨年1月に飲酒運転で人身事故を起こし、芸能活動を休止していたシンガーソングライター・嘉門タツオさん(別名=嘉門達夫 本名=鳥飼達夫 64歳)が10日、公式サイトで活動再開を発表しました。
嘉門タツオさんは公式サイトで、改めて飲酒運転による人身事故を謝罪した上で、「被害者の方からも『ぜひ活動を再開なさって下さい』という有難いお言葉も頂きました。今後二度とこの様な過ちを犯さない事を誓い、来る3月25日、65歳の誕生日、宇崎竜童さんをゲストに『反省と叱咤の会』を開催させて頂く事になりました。」
と、3月から活動を再開することを報告しています。
最後にファンに対して、「65歳の嘉門タツオのライブに是非ご来場いただきたいと思います。抱腹絶倒、大爆笑をお楽しみください。どうぞよろしくお願いいたします。」
と呼び掛けています。
<↓の画像が、嘉門タツオさんのコメント全文の写真>
嘉門タツオさんの活動再開発表を受けてネット上では、
- 謝罪プロセスを経ての復帰なら全然問題ない
- 「飲酒運転するとこんな悲惨なことになるよ」ソングを作って飲酒運転撲滅に協力してはどうですか?
- 反省の意味を込めて活動自粛って言ってる時点で反省してないよね。犯罪者だという自覚がなさすぎる。
- 昔から好きな芸人さんなので、今後は芸に集中して頑張ってもらいたい。次に何か起こしてしまったら甘い芸能界でも仕事が出来なくなるよ。
- 復帰とかあり得ない。芸能界は飲酒運転と薬物に対して甘すぎる。重犯罪だと言う意識ないのかな?
などと賛否の声が上がっています。
嘉門タツオさんが起こした飲酒運転事故は、発生から2ヶ月後に週刊誌『週刊ポスト』に報じられ表沙汰となり、
このトラブルが原因で冠ラジオ番組『Come On!カモン!モーニング!』(FMヨコハマ)は打ち切り終了となり、デビュー40周年記念ライブも中止しました。
この報道から1ヶ月後の昨年4月に公式サイトで謝罪コメントを発表し、「1月下旬、飲酒運転による追突事故を起こしました。被害者の方は全治7日間という診断でしたが、23年4月18日現在もまだ治療継続されているそうです。1日も早いご回復をお祈りしています。」
と報告しました。
また、行政処分は「免許取消、欠格期間は2年間」と発表し、免許を再取得しないことやお酒を2度と飲まないことも宣言しました。
<↓の画像が、昨年4月の直筆謝罪コメント全文の写真>
6月末には刑事処分の内容を明らかにし、道路交通法違反(酒気帯び運転)の罪で略式起訴されて罰金刑が下されたことや、過失運転致傷に関しては不起訴になったことを報告していました。
今後については、「自身の自覚のない行動を恥じ、タレント活動を続けて良いのか、ステージに再び立って良いのか、と自問自答し続けています。今後の自身の活動につきましては、猛省しつつ精進したいと考えております」
とした上で、被害者の女性からは今後の活動を応援するとの言葉をもらっていることも明かしていました。
<↓の画像は、昨年6月の刑事処分報告コメント全文の写真>
そして、飲酒運転事故から1年以上経って活動再開を発表し、飲酒運転による追突事故によって女性にケガを負わせているだけに批判の声が多く上がっています。
ただ、被害女性も活動再開を望み、応援の言葉も貰っているとのことで、今後またプライベート等でトラブルを起こさないよう注意を払いながら、これからの活動で少しずつファンからの信頼を回復できるよう頑張ってもらいたいです。