嘉門タツオが妻・鳥飼こづえ死去後に飲酒運転事故…被害者と示談未成立、刑事・行政処分待ちの状態と事務所が認める

『鼻から牛乳』等のコミックソング、様々な替え歌で有名なシンガーソングライター・嘉門タツオさん（別名＝嘉門達夫 本名＝鳥飼達夫 63歳）が、飲酒運転の末に人身事故を起こしていたことを週刊誌『週刊ポスト』がスクープしています。

嘉門タツオさんの飲酒運転事故は週刊誌『週刊ポスト』がスクープしているもので、嘉門さんを知る音楽関係者が取材に「昨年12月に飲酒運転事故を起こしていた」と明かし、「自宅近くの飲食店でお酒を飲んで、帰りの運転中に交差点で女性と接触事故を起こした。その場で警察に連行されたそうです。1月以降、FMヨコハマのレギュラーラジオ番組が休止していて、3月頭には番組終了が告知されたのですが、それもこの飲酒運転事故が原因です。落語のゲスト出演などもひっそりと降りており、事実上の活動休止状態です」と語っています。

別の音楽関係者によれば、嘉門タツオさんは2008年11月に結婚した6歳年下の妻で、眼科医・アンチエイジング専門医の鳥飼こづえさん（享年57）を脳腫瘍で亡くし大きなショックを受けていたといい、妻が亡くなる1ヶ月前には自身が急性すい炎によって緊急入院するなど、様々なアクシデントに見舞われていたといいます。

＜↓の画像は、嘉門タツオさんと妻・鳥飼こづえさんの写真＞

そして、昨年12月に飲酒運転事故を起こしたとの情報を得た週刊ポストは、本人に昨日（13日）直撃取材を敢行したそうで、嘉門タツオさんは「事故は事実です」と認め、飲酒運転し人身事故を起こしたのか問うと、「まだ弁護士さんとお話ししていて詳細は言えません。もうすぐ行政処分が出るので、全て決着がついてからお話ししようと思っています」と答えたそうです。

行政処分については、「24日までに弁護士が出頭します。起訴なのか略式起訴なのかっていうのもまだ分からなくて」とし、全治1週間のケガを負った被害者とも話し合いを進めている最中で示談も成立していないといい、この問題で現在は活動休止状態にあると明かしたとのことです。

飲酒運転をした理由は「こればっかりは申し訳ないと言うしかないですね」とし、飲酒運転による人身事故を公表しなかった理由については、「僕は逃げも隠れもしませんし、ただ事がはっきりしてから全部発表しようと思っていたんです」と弁明したといいます。

この取材後に嘉門タツオさんは公式サイト上で、6月11日と7月22日に東京・大阪で予定していたデビュー40周年記念ライブを、「一身上の都合」を理由に中止すると発表したとのことです。

この報道を受けてネット上では、

• 飲酒運転からの人身事故は最悪
• ６０才も過ぎてアホすぎる
• ちゃらら〜ん、呼気からお酒〜
• 短い数ヶ月間に、急性膵炎→奥さん死去→飲酒運転か。。。心労が重なって判断力が低下してたのかな。
• 自宅近くの飲食店で、、てことは飲酒運転が常習化してたのかもね
• 自宅近くなら徒歩で行けばいいのに…タクシー使ってもいくらでもないでしょ
• 年末ライブ行った。やっぱり嘉門達夫面白いと再確認したとこだったのに。奥さんが亡くなってお酒に走っちゃってたのかな。心配。
• 達夫さん…。ファンに恥かかせないで…。ホント大好きなんだからさ、飲酒運転してる芸人のファンなんかしてんのかよ？オマエ…とか言われそうでキツイわ。更生してくださいよ？
• 轢き殺さなかっただけでも幸運だけど、もうね、飲酒運転の時点で殺人未遂として、飲酒で轢き殺したらもう殺人事件で裁こう
• 未だに酒飲んで運転するとか多分初めてじゃないでしょう 免許返納しろよ

などの声が上がっています。

週刊ポストは嘉門タツオさんが飲酒運転事故を起こしたのは昨年12月としていますが、『スポーツニッポン』が嘉門さんの所属事務所関係者に取材したところ、「1月後半に飲酒運転をし、人身事故を起こしたのは事実です」と認めて謝罪したといい、現在は活動を休止して刑事と行政の処分を待っている状況といいます。

嘉門タツオさんはこのような問題を隠しながら活動を続け、先月末にはプライベートで親交が深かった笑福亭笑瓶さんの葬儀・告別式にも参列していました。

その後、嘉門タツオさんがパーソナリティを務めるラジオ番組『Come On！ カモン！ モーニング！』（FMヨコハマ）の終了が突如発表され、その理由についても本人からの申し出とのことで、ファンからは心配の声が上がっていたのですが、飲酒運転で人身事故を起こしていたことが明らかとなり、ファンからも失望や呆れ声などが上がっています。

被害者は幸いにも軽傷とのことですが、飲酒運転は厳しい罰則が設けられており、その程度によって「酒気帯び運転」か「酒酔い運転」に分けられ、酒気帯び（呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15mg以上）の場合は刑事罰が「3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金」、真っ直ぐ歩けないほど泥酔していた場合は酒酔い運転とされ「5年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金」となります。

過去には、演歌歌手の小金沢昇司さんが酒気帯び運転で逮捕（後に不起訴処分）、元TOKIO・山口達也さんが飲酒運転の末に追突事故を起こして略式起訴され、罰金35万円の略式命令を受けました。

また、元モーニング娘。の吉澤ひとみさんは飲酒運転の末に人身事故を起こし、さらにひき逃げによって起訴され、懲役2年・執行猶予5年の有罪判決を下されています。

嘉門タツオさんはひき逃げをしたとの情報はなく、被害者も軽傷とのことで示談が成立する可能性が高く、重い刑事罰が科される可能性は低いとみられますが、果たしてどのような処分が下されるのかに注目したいですね。