18日に最終回を迎えるドラマ『中学聖日記』(TBS系 火曜22時)など、今年も様々なドラマや映画、CMに出演の人気女優・吉田羊さん(よしだ・よう 本名=吉田羊右子 44歳)が、来年から一時的に休業し、イギリス・ロンドンに演技留学することや事務所から独立することを18日発売の週刊誌『女性自身』が報じています。
吉田羊さんは今年も2本の主演作を含む5本の映画、6本のドラマに出演したほか、今年の『2018タレントCM起用社数ランキング』では、綾瀬はるかさん、元AKB48・川栄李奈さん、乃木坂46・齋藤飛鳥さんに並び女性部門4位(11社)にランクインするなど、現在女優の中でトップクラスの活躍ぶりとなっています。
しかし、10月公開の主演映画『ハナレイ・ベイ』で大きな決断をしたと映画関係者は語り、映画の撮影は昨年8・9月にハワイ・カウアイ島を中心に行われ、この作品で最愛の息子を事故で亡くしたシングルマザーを演じるため、松永大司監督は吉田羊さんに対して、孤独感を出すためにも一人きりで渡米するよう厳命、さらには共演者と接することまで制限され、吉田さんは孤独な状態に置かれていたそうです。
<↓の画像は、映画『ハナレイ・ベイ』の出演者らの写真>
(画像左から村上虹郎さん、吉田羊さん、佐野玲於さん、松永大司監督)
また、スタッフの半分はアメリカ人でセリフも約半分が英語だったため、松永大司監督からは容赦なくダメ出しされ、吉田羊さんは撮影がない時に英語を猛勉強し、心も体もかなり追い込まれた状態になったことで自分の弱さを痛感したといいます。
吉田羊さんは実際に『ハナレイ・ベイ』のプレミア上映会で、「クランクイン初日からコテンパンにやられました。この作品が終わったら女優を辞めようと思いました。それぐらい追いつめられて闘った撮影でした」
と辛い思いをした日々を振り返っていました。
このような辛い思いをした吉田羊さんは、改めて女優としての作品への向き合い方を考える中で、「もう一度演技を勉強したい」という気持ちが強くなったため、日本での活動を一時的に休業し、イギリス・ロンドンへ演技留学することを決めたそうで、現時点で来年のスケジュールは白紙状態とのことです。
すでにロンドンにある演技学校に内定済みだそうで、吉田羊さんは「向こうで舞台に立てるまで頑張りたい」と、現地でオーディションを受ける決意も明かしているといい、ロンドン留学の期間は半年ほどと聞いていると前出の映画関係者は明かしています。
『女性自身』はこの他にも、『ハナレイ・ベイ』の撮影と前後して無名時代から二人三脚で歩んできた恩人で、所属事務所『ORANKU(おらんく)』の社長兼マネージャーの女性Yさんと決別する意志を固めたことも伝えています。
吉田羊さんは1997年に小劇場の舞台で役者デビューし、2001年には女性3人で演劇プロデュース集団『東京スウィカ』を立ち上げ、2007年4月に『ORANKU』に所属するまで同劇団の主演女優を務めていました。
そんな吉田羊さんの舞台を見て、「映像をやりませんか」とスカウトしたのが吉田さんと同い年のYさんでした。
Yさんは大手芸能事務所を辞めて芸能事務所『ORANKU』を設立し、吉田羊さんとYさんは2人で映像作品を中心とした活動に進出していき、Yさんのサポートもあって早々に様々なドラマへの出演が決まり、2014年に木村拓哉さん主演ドラマ『HERO』(フジテレビ系)にレギュラー出演したことで脚光を浴び、現在に至ります。
Yさんは2015年放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で吉田羊さんの特集が組まれた際には、「私の趣味は吉田羊。吉田羊の母であり、子であり、大ファンだ」とコメントしていました。
<↓の画像は、毎年関係各所に送っていた吉田羊さんとマネージャーYさんの年賀状写真>
2人は言いたいことを言い合うことでケンカも絶えなかったそうなのですが、それによって絆を深めて二人三脚で歩み続け、絶妙なコンビだったというものの、昨年2人の間に決定的な亀裂が入ってしまったと芸能関係者が明かしています。
Yさんは吉田羊さんが事務所の所属になった際に、仕事に集中させるために「アルバイト禁止」というルールを設け、生活費は会社から借金し、女優業で稼いで返済することを課すなどしていました。
Yさんは吉田羊さんに対して仕事上のアドバイスだけでなく、有名になった現在のプライベートでの振る舞いにも意見するようになり、これは事務所の社長として当然ではあるのですが、ある仕事先でのオフで、Yさんが良かれと思って口にした注意が吉田さんの癇(かん)に障ってしまったそうです。
吉田羊さんは「いい大人なんだから仕事以外のことに口を挟まれたくない」という思いを募らせ、「もう仕事のパートナー関係は終わりにしましょう」とYさんに切り出し、Yさんはその提案を受け入れたといいます。
その時点ではすでに1年以上先まで仕事が埋まっていたため、全ての仕事を終えるまで2人は休戦状態となったそうで、広告代理店の関係者によれば、契約終了についてはクライアントなど関係各所に報告済みで、吉田羊さんの今後の仕事のスケジュール管理は親族が担当し、吉田羊さんとYさんは現在、年明けの独立に向けて最終調整に入っているとのことです。
これらの報道を受けてネット上では、
- 異性関係も色々あったが社長のお陰で表沙汰になってないこともあったんじゃないかね。若手イケメン好きで有名だからね。これから誰も守ってくれないから程々に。
- 仕事があるのもマネージャーや社長のおかげじゃん。有名になったらハイサヨナラじゃ先はどうなるかわからないよ。
- ジャニーズに手を出したのを教訓に管理がうるさくなったんだと思います。多くの人が、吉田羊は干されると思ったと思います。
- 確かに本人が言うように、この年にしてプライベートの事までとやかく言われたくはない、ってのは分かるけど一般人じゃないからね、マネージャーが注意するのは当たり前だと思う。
ジャニーズとの熱愛も、あまり大きな騒ぎにならなかったのは、社長マネージャーが頑張ってくれたからでは?
あと、仕事に親族が関わってくると ややこしくなる事が多いけど・・・ - 1人で渡米して外国人が好きになっちゃったんだろうな
などのコメントが寄せられています。
吉田羊さんが海外留学を決めた背景には、これまで活動を支えてくれたYさんとの決別もあるのではないかと思いますが、半年程度の留学は特に問題はないとみられるものの、これから独立して親族が仕事のスケジュール管理を行うといい、留学後に果たしてこれまでのように女優業を続けていけるのだろうかと少し心配になります。
吉田羊さんとYさんが決別した原因は、私生活への口出しだと『女性自身』は報じているのですが、吉田さんは2016年4月に『週刊ポスト』によって、Hey! Say! JUMPのメンバーで19歳年下の中島裕翔さん(なかじま・ゆうと 25歳)との熱愛スキャンダルをスクープされ、記事では中島さんが吉田さんの自宅マンションに7連泊していたことや、手繋ぎ2ショット写真が証拠として掲載されていました。
<↓の画像は、『週刊ポスト』撮影の吉田羊さんと中島裕翔さんの2ショット写真>
この報道によって吉田羊さんのイメージは大きく変化しましたが、その後も様々なドラマや映画、CMに出演するなど活躍を続けており、これらは社長兼マネージャーのYさんがいたからこそだったのではないかと思います。
ちなみに、『女性自身』が昨年11月に報じた記事によれば、吉田羊さんと中島裕翔さんの熱愛スキャンダルがスクープされた後、Yさんは吉田さんに「外飲み禁止令」を出したそうで、これによって生活スタイルが変わり、外ではなく家でお酒を飲むようになったそうです。
しかし、吉田羊さんとYさんが決別したことによって、今後また以前のように飲み歩くようになった場合には、再びスキャンダルをスクープされるリスクが高まり、仕事にも影響が及ぶ可能性は十分ありますが、果たして来年以降はどうなっていくのか引き続き見守っていきたいですね。
【追記 12/18 21時30分】
吉田羊さんが18日夜にインスタグラムを更新し、『女性自身』の留学報道を完全否定した上で、社長兼マネージャーのYさんとの写真を投稿しました。
吉田羊さんはキャプションに、「本日、中学聖日記最終回。を前に、Yマネさんと打ち上げ。オンエアまでには帰ります!みんな、みてねー。」と綴った上で、ハッシュタグで「#吉田羊留学するの?#へーってニュース見て思った人#嘘が本当のように報道される#こわいねぇ#ねぇ(映画関係者)って誰?#来年も日本でがんばります」と記しています。
<↓の画像が、吉田羊さんのインスタグラム投稿写真>