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吉川晃司が目の病気・外傷性白内障告白。発症要因と現在の状態、今後の活動を語る

吉川晃司が両目の外傷性白内障で人工レンズ移植手術。原因や症状は…視力が急激に低下、シンバルキックは封印へ?

今年7月公開の映画『キングダム 大将軍の帰還』に出演するなど、俳優としても活躍している歌手・吉川晃司さん(きっかわ・こうじ 58歳)が「外傷性白内障」と診断され、両目に人工のレンズを移植する手術を受けていたことが明らかになりました。

吉川晃司さんは『デイリースポーツ』の取材に両目の手術を告白し、昨年9月に日本武道館で開催したライブツアー最終公演の映像を確認したところ、右目が終始開いていない状態だったことから、過去に出演した映画『チーム・バチスタの栄光』で演技指導を受けた医師に相談したそうです。

その後、白内障手術の最新技術を編み出すなど、世界最高峰の医師として知られる『日本橋白内障クリニック』の赤星隆幸医師を紹介され、診察を受けたところ「外傷性白内障」と診断され、人工レンズの移植手術が必要と告げられたといいます。

「外傷性白内障」は主に、目に強い衝撃を与えることで水晶体が傷つき発症するもので、野球選手やボクサー等に多い病気なのですが、しばらく経って急激に視力が低下するなどの症状が現れるケースもあるといい、吉川晃司さんもなぜ発症したのか直接の原因は分かっていないとしています。

そして、今年1月23日に人工レンズ移植手術を受けたそうなのですが、手術を受けるまでに白内障の症状が急速に進み、左目の視力は1.5→0.9、特に症状が酷かった右目は視力が1.2→0.1以下まで落ち「視界にシャワーカーテンがある状態。何も見えなかった」と明かしています。

手術が無事成功したことにより両目の視力は1.2まで回復し、術後の経過も順調とのことですが、左目のレンズを支える周囲の筋肉が損傷していることが判明し、震動や衝撃によってレンズが外れて目の奥に落ちる危険性があり、もしそうなった場合には失明の可能性もあることやレンズ保護のため、今後も激しい運動には注意するよう医師から通告されているそうです。

1984年にシングル『モニカ』で歌手デビューした吉川晃司さんは今年デビュー40周年を迎え、10月から来年2月にかけて全国ツアーを開催予定となっており、代名詞の「シンバルキック」は大きなリスクが伴い、今後の活動について吉川さんは、「最近、志半ばで亡くなったミュージシャンの仲間やライバルがたくさんいる。オレなんかまだマシだと思っています。まだ生かされている。そう思って頑張らなきゃと思う。できることを考えてやっていく」と語っています。

吉川晃司さんのシンバルキック映像

このように外傷性白内障の発症と手術を明かした吉川晃司さんに対してネット上では、

などの声が上がっています。

外傷性白内障は、目に強い衝撃を受けることでレンズに傷がつき発症するそうですが、何かが衝突したり転倒などによる鈍的外傷が原因の場合は、ゆっくりとレンズの混濁が進む傾向にあるそうで、それによって数年経ってから症状が出るケースもあるそうです。

吉川晃司さんはライブでバック転やシンバルキックをするなど、かなり激しいパフォーマンスを長年にわたって披露していますが、俳優業でも様々なアクションに挑戦し、それによってこれまでに何度も骨折などのケガをしていて、2015年には『さらば あぶない刑事』の撮影に向けてバイクアクションの練習をしていた中で転倒し、全治2ヶ月の左足関節外果骨折を負っており、そうした中で気付かないうちに目も損傷していたのかもしれません。

ちなみに、吉川晃司さんは3月1日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系 平日13時)にゲスト出演し、番組で外傷性白内障の手術を明かし、その経緯を語るようです。

<↓の画像が、3月1日放送『徹子の部屋』出演の吉川晃司さんの写真>

吉川晃司さんは3年前に、人間ドックで心臓の病気「狭心症」を発症していることが発覚し、心臓の大きな血管が詰まっていて、心臓の3割が動いていない状態だったことで手術を受け、2017年には声帯ポリープが見つかって除去手術を受けるなど、近年は様々な病気に見舞われていますが、今後も健康管理には気を付けながら、引き続き歌手・俳優として活躍する姿を見せてほしいです。

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