16日から放送がスタートしたドラマ『きみが心に棲みついた(きみ棲み)』(TBS系 火曜22時)で主演の女優・吉岡里帆さんが、週刊誌『週刊文春』のWeb版『文春オンライン』のインタビュー取材を受け、芸能界デビュー後の仕事などについて語っており、2014年から行っていたグラビア活動についても言及し話題になっています。
吉岡里帆さんは2012年末に伊藤英明さんや酒井若菜さんらが所属する芸能事務所『エーチーム』に入り、2013年から女優としての活動をスタートさせているのですが、様々なドラマや映画のオーディションに落ち続け、2014年7月発売の雑誌『週刊プレイボーイ』でグラビアデビューを果たしました。
<↓の画像は、吉岡里帆さんのグラビアデビュー当時の写真>
その後も吉岡里帆さんはグラビアを続けながら女優としても活動していたのですが、昨年10月に女性向けライフ&カルチャーコミュニティサイト『She is』での対談記事で、過去のグラビア活動に関する話になった際に、「あの時間もある種、文字通り切り売りの時間だったんです。だって私は水着姿なんて絶対出したくなかったし、両親からも、『本当に結婚するような人にしか見せちゃだめ』という教育を受けてきたから。それを、全国区の、ワンコインで買える週刊誌で披露して、1週間後には廃棄処分されて。こんなに脱いでも、翌週には別の女の子のことを見るんだろうなと思うと、自分のその『旬すぎる時間』みたいなものがすごく辛かったです。」
と語っていました。
吉岡里帆さんは過去に、ファンを前にこうした発言をしたことがあったようで、一部ファンから「応援している人をバカにしてる」という手紙も貰ったことがあったと明かし、「やりたくないというのは私の偽れない本当の気持ちで、でも、そう思いながらも脱ぐことに意味があると思っていました。嫌なんだけど、自分の夢をつかむために、それをやってほしいと求めてくれる人がいる以上、その人たちに応えるのが私の生き方だということに抗えなかったんです。」
と当時を振り返っています。
さらに、グラビアの仕事については「『私は最初にこういうハンデを抱えるんだ』というのもお芝居をしていくうえでの覚悟に繋がりましたし。人は、脱いだ人を『脱いでる人が芝居している』って見るんですよ。脱がない人のことは、はじめから『この人は芝居する人なんだ』という目で見ます。その壁ってすっごく厚くて高くて、自分で自分の首を絞めるみたいな行為をしてしまったと思うこともあります。でも、時間が経って、それがよかったと言ってくれる人がいるのは、やっぱりすごく嬉しい。今となっては、グラビアは本当にやってよかったです。」
と語っていました。
このようにグラビア活動をしていた当時は色々と不満などを抱えていたことを明かしながら、最後にフォローを入れてグラビア活動の話を締めくくっていたのですが、吉岡里帆さんのこの発言が様々なニュースサイトなどで取り上げられた結果、ネット上では批判的な声も多く上がる事態となっていました。
そのため、今回『文春オンライン』では改めて過去のグラビア活動について言及しており、『She is』で語ったことが誤った形で受け取られてしまっているとして弁明しています。
<↓の画像は、『文春オンライン』のインタビュー取材を受けた吉岡里帆さんの写真>
吉岡里帆さんは「グラビアの話、なんかどんどん違う方に話が拡散してて、すごく困ってるんです。全然言いたいことと世間で書かれてることが違っていて。」と語り始め、誤解された『She is』の対談記事では、今思えばグラビアの仕事に感謝していることや、その仕事をしている人たちも尊敬していると話したにも関わらず、「グラビアの仕事が嫌だった」という部分だけが切り取られ、誤解が生まれていることにショックを受けているといい、実際にはやればやるほどやりがいを感じていたと語っています。
また、グラビアの仕事を一言で言うと何かと聞かれると、「カメラマンさん、ヘアメイクさん、スタイリストさん、そこで出会った皆さんとは、切っても切れない繋がりができました。本当にかけがえのない人たち。グラビアの仕事をさせていただいたことは今でも感謝してるし、あの時間がなかったら今の自分はない。そのぐらい、やってよかった仕事だと、胸を張って言えます!」
と感謝の言葉を述べているのですが、改めてグラビアの仕事について言及した吉岡里帆さんに対してネット上では、
- 自身のイメージが悪くなったため修正してきましたね
- この方は正直なのであまりインタビューは受けない方が…。
- 実際はグラビアも嫌いだったし水着になるのも嫌いだったくせに感謝してるはずがない、感謝なんて表向き
- 好意的に受け止められなかった=正しく伝わらなかった、ってどういう思考回路なんだか。自分の言葉にもっと責任を持つべき。
- 嫌で嫌で黒歴史!って言ってたのに、舌の根が乾かないうちに感謝してる、というとさすがに違和感を持つ人が出ても仕方ない
- 事務所なのかこの子なのかわからんが、妙な印象操作をしようとしているのが見え透いてる。グラビア嫌発言もほっとけばみんな忘れるのにアホやね。売れそうな感じなのに今一つ売り方悪いよなぁ。
- いや、最初グラビアの撮影が嫌で泣いた。って言ってたじゃん。週刊誌のインタビュー形式で!グラビアやりたくなかったのなら、最初からやらずに実力で上がればよかっただけの事。矛盾が起きてる。
などと、さらに批判の声が上がる事態になっています。
現在活躍している女優の中にも過去にグラビアの仕事をしていた方は多くおり、吉岡里帆さんが所属する『エーチーム』の先輩・酒井若菜さんもかつてはグラビアアイドルとして活躍し、それによって知名度を上げて女優としても活躍しています。
また、現在『ホリプロ』のトップ女優として扱われている綾瀬はるかさんも2000年に芸能界入りし、2004年ごろまでグラビアアイドルとしての活動をメインとしていました。
女優としてブレークする前にグラビア活動をしていた方が多くいる中で、『She is』での対談記事での発言は、配慮が足りないなどと受け止められても仕方がない部分もあり、吉岡里帆さんは今人気が急上昇中で、昨年オリコンが発表した『2017年ブレイク女優ランキング』では、人気若手女優たちを押さえて1位を獲得するほどの勢いに乗っているため、余計にアンチを増やさないためにも発言には細心の注意を払っていった方がいいかもしれないですね。