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元兵庫県議会議員の野々村竜太郎被告が政務活動費不正事件の裁判を欠席! マスコミとの鉢合わせが原因で精神不安定に?

号泣県議の野々村竜太郎が初公判を欠席し裁判中止に…理由は精神的パニックで、10日前から不安定な状態と説明

温泉への日帰り出張を3年間で300回以上繰り返したなどとする虚偽の収支報告書を作成し、政務活動費約913万円をだまし取ったとして、詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の罪で神戸地検から在宅起訴された“号泣県議”こと元兵庫県議会議員の野々村竜太郎被告(49)の初公判が24日15時、神戸地裁で開かれる予定となっていたものの、野々村被告が欠席したことによって延期となりました。

野々村被告側の弁護士によると、当初は出廷する意思を明らかにしており、代理人の弁護士との打ち合わせを進めていたそうなのですが、初公判の前に精神的に不安定な状態となり、10日ほど前からは精神科の病院にも通う状態になっていたとのこと。

さらに、24日は初公判が行われる事から報道各社が自宅を取り囲んでおり、「家を出られない」とも話していたとのこと。

そして、朝6時50分頃に自宅を出ようとドアを開けたものの、マスコミと思われる人物と鉢合わせ慌てて自宅に戻り、そこで精神的パニックになってしまったといった説明が野々村被告からあり、8時30分頃にメールで「欠席したい」という連絡が弁護士のもとにあったといいます。

佐茂剛裁判長が野々村被告側の弁護士に「本人が出廷する意思はあるのですか」と確認すると、「本人は出廷する意思は持っているが、マスコミに囲まれて家を出られないと言っている。取材は自粛していただきたい」と回答し、この日の初公判に関しては「今日は出廷しません」と明言。

そのため、裁判長は「本人が出廷しない上、公判は開けませんので、本日はこれで終了します」と閉廷を宣言し、あまりにも想定外の事態に裁判長は頭を抱え、ため息を漏らしていたといいます。

ちなみに、野々村被告は24日深夜0時に昨年7月14日以来498日ぶりに公式ブログを更新し、報道陣に対して一切取材を行わないように警告しており、「コメントや会見は一切致しません」とし、「自宅や家族宅の訪問やインターホンを鳴らしたりカメラを操作・名刺や手紙等を投函する行為等」の取材行為に対して改めて釘を刺し、後日の訴訟提起の証拠などにするため「私に対する無断無許可撮影や取材の強要など、生命や心身、財産に危害がおよび名誉が毀損(きそん)されると私が判断した場合には直ちに、カメラなどによる映像撮影を行い、110番通報する」などと綴っていました。

24日は15時の開廷に先立って午前中から傍聴券を求めて行列が出来ており、80枚の傍聴券に対して約600人が集まり、また約300人の報道陣が神戸地裁に集結していたのですが、まさかの欠席によって延期となってしまったのですが、これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

昨年7月に行われた号泣しながらの釈明会見が大きな話題になり、毎日のようにメディアによって報じられ、議員を辞職した後もマスコミに追われていたことから、追いつめられて精神的に不安定になってしまうのはしょうがないのかもしれないのですが、自身がそのような事件を起こしたことがそもそもの原因であることから、同情は一切出来ないですね。

報道陣が原因で自宅から出られないのだとすると、次回の公判もこれを理由に欠席しようとする可能性も出てきますが、印象が悪くなり余計に不利になるだけなので、次回は出廷してきちんと説明をしてほしいと思います。

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