『Dragon Ash(ドラゴンアッシュ)』のボーカル&ギター・降谷建志さん(本名=古谷建志 41歳)の父親で、俳優の古谷一行さん(ふるや・いっこう 76歳)が、「急性胃潰瘍(かいよう)」で緊急搬送されていたことが分かりました。
『日刊スポーツ』が2日に、所属事務所『フロム・ファーストプロダクション』に取材したところ、古谷一行さんは1日に体調不良を訴え、妻が救急車を呼んで東京都内の病院へ搬送されたそうで、現在も入院中とのことです。
現在は、電話で会話が出来るまでに症状が回復しているそうで、事務所は「大事には至っていません」としています。
ただ、高齢で免疫力が低下している可能性もあることから、「体調を万全にするため、数日間入院して様子をみます」とし、現時点では仕事への影響はなく、退院後間もなく仕事復帰する予定といいます。
また、ニュースサイト『ビジネスジャーナル』の取材にも応じ、「本人はいたって元気で、治療したらすぐに退院する予定です」と回答しています。
古谷一行さんは9年前の2011年9月に、何気なく受けた検診で肺ガンが発覚しましたが、幸いにも早期発見だったことで大事には至らず、同11月にガンの切除手術を受け、抗ガン剤や放射線治療も受けて2012年2月に仕事復帰しました。
それから約3年後、医師から念の為にと言われて受けたMRI検査で脳への転移が発覚しました。
ただ、早期発見だったことで放射線治療のみ受け、それから2年後にはガンが全て無くなったと昨年インタビューで明かしています。
古谷一行さんは肺ガンがきっかけで禁煙し、健康維持のためにウォーキングを週2、3回やるように心掛けているとも語り、現在も役者として精力的に活動しています。
そんな古谷一行さんが急性胃潰瘍で緊急搬送され、現在入院中であることが判明しネット上では心配の声が上がっているのですが、大事には至っていないとのことでホッと一安心しました。
同じく2日には、俳優・歌手の加山雄三さん(83)が軽度の小脳出血によって、芸能活動を当面の間休止することが発表されたのですが、新型コロナウイルスの感染拡大が続いているだけに、しばらく安静にして健康を取り戻した上で、慎重に仕事復帰を果たしてほしいですね。