『Dragon Ash(ドラゴンアッシュ)』のボーカル&ギター・降谷建志さん(本名=古谷建志 43歳)の父親で、俳優の古谷一行さん(ふるや・いっこう 78歳)が病気によって表舞台から姿を消し、現在は別人のように激ヤセしていることや、芸能界引退説も浮上していることを28日発売の週刊誌『女性セブン』が報じています。
記事では広告代理店関係者が古谷一行さんの近況について、「『ぜひ古谷さんに演じてほしい』というドラマや映画のオファーがあっても、一昨年からそれらの仕事を断っているようです。病院にも頻繁に通っているそうで……。このまま表舞台から姿を消してしまうのではないかという声も聞こえてきます」
と明かしています。
古谷一行さんは業界内でも“仕事人間”として有名だったそうで、毎年4~5本の映画やドラマに出演していたものの、2020年に撮影し昨年1月に公開された映画『おもいで写眞』を最後に、役者としての仕事はしていないといいます。
<↓の画像は、映画『おもいで写眞』出演時の古谷一行さんの写真>
古谷一行さんは2011年に肺ガンが見つかりましたが、早期発見により肺以外への転移は無く、腫瘍の摘出手術を受けて2012年に仕事復帰を果たしました。
しかし、肺ガンが見つかってから約3年後に医師の勧めでMRI検査を受けた結果、脳への転移が見つかりましたが、幸い早期に発見したことで放射線治療によって2年後にガンが無くなり、その後も再発は無く、全く問題は無いと2019年のインタビューで明かしていました。
それから1年後の2020年9月に、急性胃潰瘍を発症して緊急搬送され入院、間もなく体調は回復したものの、高齢で免疫力が低下している可能性もあることで数日間は入院することや、退院後間もなく仕事復帰すると所属事務所『フロム・ファーストプロダクション』が説明していました。
芸能関係者によれば、古谷一行さんはその頃から体力がぐっと落ちている様子だったといい、「以前は頻繁に行っていたゴルフや近所でのウオーキングの頻度も少なくなったとか。体重は以前に比べて20kgほど減っているようです」
と明かしています。
女性セブンは7月上旬に、2歳年下の妻と寿司店から姿を現した古谷一行さんの姿をキャッチしているのですが、芸能関係者が言うように、体重がかなり落ちているようで別人のような姿に変わっており、手には杖を持っていました。
<↓の画像が、女性セブン撮影の古谷一行さんの近影>
ただ、前出の広告代理店関係者は、現在も通院はしているものの重病ではないようだとし、「奥様だけでなく、息子さん夫婦がそばにいることも支えになっていて、体調がいい日も増え、食欲も旺盛だと聞いています。仕事については、ご本人としては、あくまで『コロナ禍で仕事を控えている』という感じのようで、“復帰”の予定もきちんと立てているそうです」
と語っています。
女性セブンは真相を確かめるため所属事務所に、古谷一行さんの現在の様子を聞いたところ、「一昨年、古谷一行は突然見舞われた大病にも打ち勝ち、今後の仕事に向かうべく日々健康に気をつけ、過ごしております。現在、本人の日常は、好きな物を食べたり、行きつけのお店に出かけたり、トレーニーングに通ったりと、体力作りにも励んでおります。体重が落ちたせいも有り、皆様には余計なご心配をおかけしてしまった様子ですが、どうぞご心配無き様に……」
と回答したとのことです。
古谷一行さんは70歳を超えて以降も精力的に活動し、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ひよっこ』などへの出演でも話題になりましたが、2020年に急性胃潰瘍を発症して以降は仕事をセーブしており、その後特に大きな病気を患っていないのであればいいのですが、現在の痩せ細った姿を見るとやはり心配になります。
様々な病気もあって体力が衰え、免疫力なども低下しているでしょうし、コロナ禍もあってこのまま仕事復帰することなく、引退となってもおかしくはなさそうです。
ただ、古谷一行さん本人に現役引退の考えは無いといい、今後復帰するにしてもまだ時間はかかりそうな様子で、以前のように活動することは難しくなるかもしれませんが、これからも無理をすることなく体力を回復させ、またドラマや映画で演技を見せてほしいですね。