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イラストレーター古塔つみに批判殺到、YOASOBIのキービジュアル担当し人気も…無許可で写真を写し書き疑いで非難の声

古塔つみがトレパク否定し謝罪も炎上続く。SNSアイコン画像もトレース疑惑、正体は中年男性の憶測で物議も…

人気音楽ユニット『YOASOBI』の1stシングル曲『夜に駆ける』のキービジュアルを担当し注目を集め、ファッションブランドとのコラボ等も行っている人気イラストレーター・古塔つみさん(ことう・つみ 年齢非公表)が、他人の写真やイラストをトレース(なぞり写す行為)しパクる“トレパク”疑惑浮上で大炎上し、3日に謝罪文をツイッターに投稿してトレパク疑惑を釈明したものの、その内容がさらに波紋を広げています。

古塔つみさんは2017年ごろからSNSに絵を投稿し始め、「あっ、女子しか描けません。すてきな人しか描けません」という謳い文句で、“女子”しか描かないイラストレーターとして活動し、ダイレクトメッセージで募集した女性ファンの似顔絵を描くなどし、10~20代の若い女性たちから支持を集め、2019年にはYOASOBIの『夜に駆ける』のキービジュアルを担当し、注目度が急上昇しました。

<↓の画像は、古塔つみさんが手掛けたYOASOBIのキービジュアル写真>

その後も『GReeeeN』など様々なアーティストのアートワークを担当したり、ファッションブランドとのコラボや個展を開くなどして注目を集めていたのですが、突如トレパク疑惑が浮上し物議を醸していました。

<↓の画像は、古塔つみさんとのコラボ商品を着用する女優・永野芽郁さんの写真>

事の発端は、人気YouTuber・コレコレさんに寄せられた視聴者からのタレコミで、1月28日に行った生配信で古塔つみさんのトレパク疑惑が取り上げられました。

情報を寄せた視聴者は、古塔つみさんの作品を見て、イギリスの写真家デレク・リジャースさんの有名な写真をトレースしていることに気が付いたとし、古塔さんの絵と重ね合わせたところ、ほぼ一致していることが明らかになったといいます。

<↓の画像左がトレパク疑惑浮上の古塔つみさんの作品、右が元ネタとされる写真>

<↓の画像は、2つの作品を重ね合わせた検証写真>

これがきっかけで他の作品も確認したところ、元ネタを反転させて描いた同様のトレパクが複数確認できたとし、古塔つみさんのツイッターに直接、トレパクをしているのではないかと問いかけたところ、即ブロックされただけでなく、作品を掲載していたツイートも削除して証拠隠滅を図ったそうです。

<↓の画像は、その他のトレース疑惑作品と元ネタの写真>


視聴者はトレパクした作品を個展に展示し、販売もしていたことを問題視しており、「プロとして絵で食べているのであれば、自分で素材をつくったりとか誰かに依頼して、自分でゼロからイチをつくり出すことをしていないのはどうなのか」などと語っています。

古塔つみさんのトレパク疑惑を伝えたコレコレさんの配信動画

こうした視聴者の指摘がきっかけで他にも多くの作品にトレパク疑惑が浮上、ネット上では大炎上騒動に発展しており、1月30日には古塔つみさんとのコラボ商品を販売していた雑貨メーカー『マークス』が、サイト上から商品ページを削除しました。

ニュースサイト『J-CASTニュース』がこの件について『マークス』に問い合わせたところ、「ネット上での古塔さんの作品に関しての指摘を受けて、当該商品を一旦販売停止の上、その著作権侵害について、事実関係の確認に時間を要しております」と回答したとのことです。

また、古塔つみさんは『ポケットモンスター』のキャラクター「ポッチャマ」を若い女性が抱いているイラストを描き、それがプリントされたTシャツが1月末から販売されているのですが、J-CASTニュースの取材に対してキャラクター商品の監修をしている『ポケモン』は、「この商品について調査した結果、トレースしたというのは事実と異なっていました。大きな問題だとは考えておらず、販売は続けていきます。」と回答したといいます。

<↓の画像は、古塔つみさんが描いたポケモンコラボのイラストと元ネタ疑惑の写真>

このように騒動が拡大する中で、古塔つみさんは3日にツイッターに謝罪文を投稿し、この度は私の作品制作に関しまして大変お騒がせ・ご迷惑・ご心配をおかけしています。心よりお詫び申し上げます。と冒頭で謝罪しています。

続けて、引用・オマージュ・再構築として制作した一部の作品を、権利者の許諾を得ずに投稿・販売してしまったことは事実です。この点につきましても深くお詫び申し上げます。引き続き当事者とも協議を進めて参ります。としています。

トレパクと指摘されている自身の作品については、私はかねてより写真素材や実際のモデルさんの写真を参考資料に制作することが多く、これの度、話題に挙げられている中には同様の手法で制作したものもございます。しかし、写真そのものをトレースしたことはございません。模写についても盗用の意図はございませんと、トレパクをキッパリと否定しています。

その上で、私の作品を愛し、大切にしてくださる方々や多くの取引先の方々にご心配をおかけしましたことを改めてお詫びするとともに、今後はこのようなことがないように猛省し、しっかりと自らを律する所存です。著作権や権利についても改めて考えて参ります。としています。

最後に、私の作品をご利用いただいていますクライアントの皆様方へも大変ご迷惑をおかけしています。クライアントワークは全てオリジナル作品です。引き続き真撃に対応して参ります。皆様からの問い合わせなどは、どうかお控えいただきますよう平にお願い申し上げます。この度はお騒がせして大変申し訳ございませんでした。なお、今後はinstagramのみの運用にしていきます。と綴っています。

そして、古塔つみさんの騒動に対する謝罪、トレパク疑惑の否定等に対してネット上では、

などの声が上がっています。

古塔つみさんがした行為は、著作権や著作人格権の侵害にあたる可能性があるものの、侵害が認められるのは依拠性と類似性の2つを満たす必要があり、依拠性は他人の著作物を見るなどした上で、それを模倣して創作することを指します。

類似性は、「他人の著作物における表現形式上の本質的な特徴を直接感得できるかどうか」というのが基準となっていて、この2つを満たすためには著作物の表現と創作的部分に共通点がある必要があります。

そのため、古塔つみさんがした行為が権利侵害にあたるどうかは微妙なところのようですが、元ネタと細かい部分まで完全一致しているにも関わらず、写真をトレースしたことはないと否定し、あくまでも引用・オマージュ・再構築だと主張したり、元ネタの権利者に許諾を得ずに作品の販売など、商業活動をしていたことを問題視されても仕方がないでしょう。

ちなみに、古塔つみさんがSNSのアイコンに使用しているイラストは、女優・清原果耶さんを描いたものなのですが、このイラストに関してもトレパク疑惑が浮上しています。

<↓の画像は、古塔つみさんのSNSアイコンと清原果耶さんの写真>

今回の騒動がきっかけで、古塔つみさんが過去にも他人の写真を元にイラストを描き、トラブルになっていたことが明らかになっており、古塔さんはそのイラストを自身のSNSのヘッダー画像に使用し、写真を撮った本人から元ネタの表記を求められたところ、「そんな事したらオリジナルじゃないってガッカリされるし画像消します!やりとりも見られたくないしツイ消しして!」という趣旨の返信をして、画像を削除したとのことです。

この他にも、古塔つみさんは性別も年齢も非公開としているものの、愛知県で園芸業をしている中年男性・Gさんとの共通点が複数あることが確認され、古塔さんは2018年に、その男性がYouTubeにアップしていた動画のリンクをツイッターの投稿に貼り付けていたものの、古塔さんが謝罪文を出す前後に男性のYouTubeアカウントも削除されたため、その男性こそ古塔さんの正体なのではないかとも指摘されています。

このように様々な憶測も飛び交い、古塔つみさんのイメージが著しく悪化するだけでなく、コラボ先の企業にも多くの批判が寄せられる事態となっており、今後の活動に大きな影響が及びそうですね。

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