女優・歌手の“ナンノ”こと南野陽子さん(みなみの・ようこ 54歳)の夫が、再び金銭トラブルを起こしていたことを22日発売の週刊誌『週刊文春』が報じており、度重なるトラブルに南野さんの所属事務所もついに見放したと伝えています。
南野陽子さんは2011年3月に、出会いからわずか半年で4歳年下の実業家・X氏とスピード結婚し、結婚発表時には高級ジュエリーブランド『ハリー・ウィンストン』の4.5カラットの婚約指輪(価格は約1300万円)を披露し、“セレブ婚”と話題になりました。
<↓の画像は、南野陽子さんと夫・X氏の写真>
結婚から間もなくX氏の離婚歴や、元妻との離婚成立が結婚発表の3ヶ月前だったことが発覚したほか、知人との間で4.8億円に上る金銭トラブルを抱えていることが報じられました。
2014年にも40代女性との金銭トラブル、2015年には銀座のクラブママとの不倫&妊娠疑惑が浮上し、X氏の子供を出産した相手女性は後に、出産費用の支払いなどを求めて提訴し、裁判ではX氏が2,000万円を支払うという判決が下されました。
2018年にはX氏が実質的な経営者となっていた都内のクリニックで、トラブルを起こしていたことが『フラッシュ』にスクープされており、結婚発表時に披露した婚約指輪についても、南野さんが自ら購入したものだったことなども判明しています。
直近では2019年に『週刊文春』が、X氏が経営に携わるクリニックで約1.8億円が使途不明となっていたことから、業務上横領罪で刑事告訴されると報じ、従業員への暴行疑惑も浮上しているとしていました。
それから2年半以上が経ち、新たに『週刊文春』が報じている記事によれば、夫の度重なるトラブルが南野陽子さんの仕事にも影響を与えているといい、「テレビ局の幹部は夫のトラブルをリスクと捉え、彼女の起用を見送ることも。ドラマはゲスト出演ばかりになった」
と民放関係者が語っています。
それでも昨年には堺雅人さん主演の大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)、今年は1月期放送の広瀬すずさん&嵐・櫻井翔さんW主演ドラマ『ネメシス』(日本テレビ系)、吉永小百合さん主演映画『いのちの停車場』に出演していたのですが、またしてもX氏が金銭トラブルを起こし、南野陽子さんの仕事に今後また影響が及ぶ可能性があるようです。
今回は東京・多摩にある病院で金銭トラブルが勃発したといい、X氏が経営する病院の元院長・A氏は『週刊文春』の取材に金銭トラブルについて、「X氏が医療法人の代表者なのですが、複数の医師の給料が約1年分、未払いになっていました。さらに医療法人が払うべき病院の駐車場代も滞納し、駐車場のオーナーが院長を務めていた私に支払いを求め、裁判を起こしたのです」
と経緯を説明しています。
駐車場オーナーから訴状が届いた頃には、すでにA氏は病院を退職していたことから提訴されていることを知らなかったといい、「X氏の医療法人は裁判に一切対応しなかったので、昨年12月、私が約300万円を支払う判決が確定してしまいました」
と語っています。
この判決を受けてA氏は南野陽子さんに相談したそうなのですが、「『私は経営に関わっていないので、夫に対応するように伝えます』と言われ、その言葉を信じました。でも音信不通となり、彼女の事務所に助けを求めたのです」
と明かしています。
A氏が南野陽子さんの所属事務所『ケイダッシュ』に連絡したところ、事務所の役員も兼任している南野さんのマネージャーが話に応じ、トラブルの解決に向けて動いたそうなのですが、9月4日にマネージャーからメールが届き、「南野、X(実名)共に話しましたが、私達が払う必要はない。の一点張りで聞く耳を持ちません。うちはうちで南野の今後の仕事を一旦止めます」
と記されていたとのことです。
『週刊文春』がこのメールの真意をマネージャーに確認したところ、「確かにAさんから連絡を頂きました。X氏のこれまでの問題には、うちとしてもほとほと困り果てています。ただ、あくまでX氏個人の問題であり、南野本人には関係ありませんから」
と話したといいます。
その後X氏から記者のもとに突然連絡が入ったそうで、対面取材に応じたX氏は金銭トラブルについて、「私はAさんに今まで200回は連絡を取ろうとしたが、一切応じなかった。駐車場についてはAさんが契約し、契約書もなく私には分からない。給与が支払われなかったのはAさんが女性問題を起こし、そのトラブルの処理で違約金を請求され、それに充当したからです」
と、A氏に大きな問題があったとの主張をしています。
また、かねてから囁かれている南野陽子さんとの不仲説、離婚危機説もキッパリと否定しており、「今日は『誠意を持って話してきて』と妻に言われましたね。こういうトラブルが妻の足かせになるので。ただ、今でも妻の出演作はチェックしてますし、離婚を考えたことはありません」
と、現在も夫婦円満であることを強調しています。
そして、X氏の主張に対してA氏は、「X氏が主張する女性問題など存在せず、でっちあげです。X氏から200回も連絡があった事実もない」
と、X氏が大嘘をついていると反論しています。
このX氏は、2019年に『週刊文春』によって横領・暴行疑惑を報じられた際にも、ニュース・情報番組『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)の取材に応じ、「私の横領だとか、そういうのって全く本当デタラメの記事なんですね。そんな事実まったくないです」
とキッパリと否定していました。
しかし、銀座のクリニックの理事はX氏の主張に対して、「彼の言い訳に怒りを通り越して、呆れ果てています」「Xは間違いなく多額の金を私的に流用しており、刑事告訴するための証拠も揃えています」
と語っており、病院の口座からX氏が借金をしていた会社宛に金を振り込んでいたことも確認されていました。
他にも、X氏は自身の運転手を暴行して全治2週間のケガを負わせ、50万円の罰金刑を受けていたことなども明らかになっています。
X氏はこれまでに様々なところで金銭トラブルなどを起こして裁判沙汰となっており、これによって南野陽子さんのイメージも悪化していたため、事務所は夫婦の離婚を望んでいるとの報道もありました。
ですが、南野陽子さんはX氏にゾッコンの様子で、2019年に『週刊文春』の取材に応じた際にもX氏のことをかばい、相手側の主張は100%ではないと思う、家族としてX氏のことを支えていきたいなどと語っており、再び報じられたX氏の金銭トラブルによって、仕事がさらに減ったとしても自業自得かもしれません。
南野陽子さんは以前、仕事の減少に悩んで他事務所への移籍も画策していたとも報じられていますが、やはりX氏がネックになって移籍は失敗したそうで、仕事を増やしたいのであればX氏と離婚する必要があるのでしょうね。