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岡山リベッツ丹羽孝希が海外オンラインカジノでスポーツの勝敗予想、起訴の可能性も

卓球・丹羽孝希選手が賭博容疑で書類送検。オンラインカジノ利用認め謝罪。東京五輪メダリストが摘発される

東京五輪の卓球男子団体で銅メダルを獲得し、現在はTリーグ『岡山リベッツ』に所属している丹羽孝希選手(にわ・こうき 30歳)が、海外のオンラインカジノでの賭博容疑で書類送検されていたことが分かりました。

各報道によると、丹羽孝希選手は海外のオンラインカジノで、スポーツの勝敗予想などで賭博行為をしていた疑いがあるといい、千葉県警の任意の事情聴取に対して容疑を認めているとのことです。

丹羽孝希選手は2023年の初夏に、日本から海外のオンラインカジノにアクセスし、暗号資産(仮想通貨)を元手に違法賭博行為をしていた疑いがあるそうです。

捜査関係者によれば、1月20日付で丹羽孝希選手を書類送検し、送検にあたっては起訴を求める「厳重処分」の意見を付けているといいます。

『共同通信』の取材に対して丹羽孝希選手は、「違法と分からずやってしまい、反省している。ファンの皆さまに申し訳ない」と謝罪しています。

丹羽孝希選手の賭博行為が発覚したきっかけは、警視庁がオンラインカジノの決済代行業者を摘発し、国内の利用者を捜査したところ丹羽選手の関与が浮上したそうです。

海外で合法的に運営しているオンラインカジノサイトだったとしても、日本でオンラインカジノを利用することは例外なく違法となっています。

賭博が発覚した場合には「賭博罪(法定刑:50万以下の罰金または科料)」、常習的に賭博をしていた場合にはさらに重い「常習賭博罪(同:3年以下の懲役)」に問われる可能性があります。

近年、海外のオンラインカジノサイトの利用者の摘発が激増し、昨年1~11月までに全国で140人以上が摘発(2023年の約2.7倍)され、昨年11月には20~60代の男女10人がスマホを使ってオンラインカジノサイトにアクセスし、賭博をしていたとして書類送検されており、中には約3,000万円もの損失を出している容疑者もいました。

続いて今月には、大阪で運営していたネットカジノ店が摘発されて41人が逮捕されています。

そして、今回摘発された丹羽孝希選手は約1年半前の賭博容疑で書類送検されたそうですが、丹羽選手は世界ランキングの最高位がシングルス5位、ダブルス2位と、かつては世界トップクラスの実力を持ち、2016年のリオデジャネイロ五輪の男子団体で銀メダル、東京五輪では銅メダルを獲得、他にも国際大会で数多くのメダルを獲得している選手だけに、卓球ファンからは驚きや落胆の声などが上がっています。

過去には、バドミントンの元日本代表・桃田賢斗選手らも闇カジノ店での賭博行為が発覚し、刑事処分は免れるも日本バドミントン協会から無期限の競技出場停止処分、所属先の『NTT東日本』からも処分を受けました。

丹羽孝希選手は、オンラインカジノサイトでの賭博が違法とは知らなかったというものの、それも本当なのかどうかは定かではないものの、今回の摘発などを受けて深く反省して再犯しないように注意してもらいたいです。

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