兄弟コンビ『千原兄弟』の兄・千原せいじさん(旧芸名・本名=千原靖史 51歳)がインスタグラムで、フードデリバリーサービス『Uber Eats(ウーバーイーツ)』で持ち帰り寿司チェーン『小僧寿し』の「まぐろ丼」を注文したところ、メニューの写真とは異なる商品が届いたことを明かし、ネット上で物議を醸しています。
千原せいじさんは8日にインスタグラムを更新し、「全然ちゃう感じのやつきた。Uberってこんなんなん?」と綴り、メニューに掲載のまぐろ丼の写真と、実際に届いた商品を公開しました。
<↓の画像左がメニュー写真、右が届いた商品の写真>
この投稿に対してフォロワーからは200件以上のコメントが寄せられ、
- 詐欺レベル
- 残念すぎ
- 違いすぎて二度見した…笑
- コレは店の間違いじゃない?
などの反応が上がっていました。
そうしたコメントに千原せいじさんは返信し、食べた感想を教えてとのコメントに「捨てる。料理って見た目が大切やん。何されてるかわからんし」と答え、店にクレームを入れたり、交換したのか聞かれると「しんどいわ」「めんどくさいからしてない」とし、「これは、、アウト」とのコメントには「いや。潔くてええんちゃう。生産地偽造表記とかよりええやん。」と返したり、「笑えるからええねん」「なんか俺笑顔やねん」と、それほど怒ってはいないことを明かしていました。
この投稿から1週間が経ち、弁護士・法律ポータルサイト『弁護士ドットコム』は事の真相を確かめるために『小僧寿し』側に取材を行ったところ、「間違えた商品を届けておりました。せいじさんが言うように、メニュー写真と違うものが届けられていました」と店側の非を認め、千原せいじさんに今後「謝罪・返金対応含め、きちんと対応するよう予定しております」と回答したといいます。
千原せいじさんがウーバーイーツを使って注文した『小僧寿し』の代田店では、「小僧寿し」と「海鮮丼小僧寿し」の2ブランドを展開していて、「小僧寿し」では「まぐろ丼」(1,200円)、「海鮮丼小僧寿し」では「マグロ丼」(980円)を取り扱っているそうです。
千原せいじさんが注文したのは1,200円の「まぐろ丼」だったようですが、実際に届いたのは安い方の「マグロ丼」で、今回のトラブルを受けて商品名を「まぐろ・ねぎまぐろ丼」に変更したとのことです。
<↓の画像が、小僧寿しの「まぐろ・ねぎまぐろ丼」(旧・まぐろ丼)の写真>
<↓の画像が、海鮮丼小僧寿しの「マグロ丼」の写真>
このように『小僧寿し』側がミスを認め、千原せいじさんに今後謝罪や返金対応をするとしたことで一件落着となったわけですが、せいじさんが10万人以上のフォロワーを持つインスタグラムで、店舗名も晒し上げた行為を巡って物議を醸しています。
ネット上での反応を見てみると、
- 小僧寿しのダメージは計り知れない。個人で店に電話してクレーム入れて対応してもらったらよかったのに・・・
- 頼んだものと違うもの届いたら嫌だけどこれはないよね。人間誰しも間違いはあるわけだから、お店に違ってましたよって言えば済む話。これは悪質なクレーマー
- 注文と違うものが届いたら店に確認し、何らかの対応してもらうのが先。それなのにハッシュタグつけて店を晒すのはおかしな正義感
- 結局SNSに晒して何がしたかったの?店を公開処刑することが目的だったのであれば、それは問題。そのつもりがなかったのだとしたら、倫理観が足りないのでは
- 店に一本電話して頼んだもんと違うの来たよと言えば済んだのに、千原せいじもUber Eatsも小僧寿しも全部炎上する悪手じゃないか
- 何故直接店に言わずに、いきなりSNSにぶちまけるのか。自分が有名人であることを利用して、公開処刑して自分のイラ立ちを晴らしているだけで不快感しかない
- せいじは絶対に「頭来たわ、炎上させたれ!」と思ってやってるよね。普通の人ならもしかして自分が間違ったかもと店に問い合わせたりするもんだと思うけど、それをすっ飛ばして一瞬の感情に任せて動いている。
などの批判が殺到しており、炎上状態になっています。
週刊誌『女性自身』の記事ではITジャーナリストが、「昨年に堀江貴文さんが広島の餃子店を訪れた際、同行者がノーマスクだったため入店拒否されました。そのことを堀江さんは、どこの店か特定しやすい表記でFacebookに投稿したのです。堀江さんの投稿をきっかけに、餃子店にはいたずら電話が殺到し、店は休業に追い込まれる事態となりました。一般人以上に影響力のある著名人が、安易に飲食店などの過失をSNSに載せることはトラブルに発展する危険性もはらんでいる」
と指摘しています。
最近では、元『でんぱ組.inc』の最上もがさんもブログで、ウーバーイーツを使って1,400円のハラミステーキを注文したところ、事前連絡もなく1時間以上も遅れて配達されたことに加えて、写真と大きく異る商品が届いたことに怒りを爆発させ、「くそ…が…!!!!もう頼まねえよ!!!!」と綴っていました。
この投稿も賛否を呼びましたが、最上もがさんは商品の一部を公開しつつも店舗名の晒し上げなどはしていなかった一方で、千原せいじさんはそこまで怒っていないこと、ネタとして楽しんでいることを明かしつつも店舗名を晒し、さらには届けられた商品に間違いはないのかを店側に確認も取らずに廃棄と、店側のミスが問題ではあるものの、せいじさんの対応にも大きな問題があります。
千原せいじさんは現時点で物議を醸している投稿を削除などはせず、その後はこの話題には触れていないようなのですが、批判を気にせず放置という対応を取るのでしょうかね。