千原せいじが不適切発言の謝罪動画公開。河合悠祐・戸田市議に「お前イジメられっ子やったやろ」と言い放ち騒動に
7月にYouTubeで埼玉県戸田市の河合悠祐議員と対談し口論となり、「お前、イジメられっ子やったやろ」などと発言し大炎上した『千原兄弟』の兄・千原せいじさん(本名=千原靖史 僧名=千原靖賢 55歳)が、騒動から2ヶ月以上経って謝罪動画を公開し、これに対しても批判が集まっています。
千原せいじさんと河合悠祐市議はYouTubeの生配信で埼玉県の外国人問題についてトークし、この対談前に河合市議が『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳さんとトラブルになっており、河合市議が「ボコボコにしました」「論理的な話で勝ったということ。(コメント欄を見て)勝ち負けを決めます。世論をどう作っていくかが、僕達の仕事なので」などと語り、これに対してせいじさんが不快感をあらわにしました。
その後、お互いに喧嘩腰で言い争いを繰り広げ、開始からわずか5分でゲストの河合悠祐市議が対談中止を切り出し、場の空気は最悪の状態になっていました。
そして、泥仕合を繰り広げる中で千原せいじさんが唐突に、「お前、イジメられっ子やったやろ? お前“イジメられっ子オーラ”いかついぞ。なぁ? お前イジメられっ子出身やな? あははは! イジメられっ子やな、お前」
などと、馬鹿にしたような口調で挑発しました。
この言動を巡ってネット上では批判が殺到し、炎上騒動に発展しました。
そんな千原せいじさんは昨年5月に天台宗総本山延暦寺で得度式をあげ、「天台宗 千原靖賢(せいけん)和尚となりました」と、特に修行は積んでいないものの“和尚”になったことを発表しており、せいじさんの言動を巡って天台宗や、昨年11月から顧問を務めていた一般社団法人『日本仏教協会』(2017年設立)にも問い合わせが殺到していました。
また、この騒動との関連は不明ながら、今年1月からレギュラー放送されていたラジオ番組『大雲・せいじの坊僧ラジオ』(KBS京都)が8月末をもって終了し、KBS京都は打ち切りの理由について、「リスナーの皆様、YouTube視聴の皆様から、番組に対しまして様々なご意見を頂戴し、KBS京都及び製作委員会等で検討した結果、終了という結論に達しました。毎週放送を楽しみにして頂いておりました皆様には残念なことになり、大変申し訳なく思っております。」
とコメントしていました。
出演予定だったトークショーも出演が急遽中止になるなどしていたものの、千原せいじさんは一連の問題に対して公式にコメントを出すことなく、活動を継続していました。
そして、河合悠祐市議との対談動画を配信して以来、約2ヶ月ぶりにYouTubeチャンネルを更新し、スーツ姿で謝罪する動画を公開しました。
謝罪動画は【皆様へ】と題して、「私の発言及び、騒動に関して、お騒がせしてしまい、本当にすみませんでした。」「この騒動に関する様々な情報を目にしてですね、不快な思いをされた方々に対して、大変申し訳なく思っております。番組中、感情に流されてしまい、MCとしての立場を見失い、配慮に欠ける発言を多々してしまったこと、さらに視聴した方に誤解を与えるような発言をしてしまった自分の態度、言葉や全てにおいて心から反省しております」
と謝罪しています。
今後については、「このようなことがないように努めてまいります。未熟だった自分を改善すべく日々精進するとともに、またこのチャンネルをですね、楽しんでいただけるように、楽しみにしていただけるように頑張って参りたいと思います。」
と語り、活動継続を宣言しています。
なお、河合悠祐市議との対談動画は、謝罪動画公開とともに非公開にしています。
千原せいじさんの謝罪を受けて河合悠祐市議はX(旧ツイッター)で動画のリンクを貼り付け、「千原せいじさんが正式に謝罪動画を出されました」と報告するにとどめ、現時点でコメントは出していません。
そして、千原せいじさんの謝罪に対してネット上では、
- いまさら
- あんなに強気だったのに急な謝罪だね。仕事が減って身にしみたのかな
- 謝って済む問題やない
- 誤解を与えるようなって、誤解とは? 言ったそのまんまの意味じゃないの?
- チョコプラよりもこっちの方がアウトな発言
- 本人に謝らないと意味ないんじゃないの?
- 本音言っちゃったんだからもう無理
- 根本的にデリカシーがないから治らないだろうね
- 下品で巻き舌な話し方と偉そうでふてぶてしい態度 苦手だったからテレビやYouTubeから消えてくれていい
などの声が上がっています。
千原せいじさんは7月末に、天台宗の宗務執行機関『天台宗務庁』から呼び出されて事情説明と謝罪をし、「天台宗の僧侶である以上、品位や信用を損ねないよう発言や言動には十分な注意を払うように」
と厳重注意を受けていたことが明らかになっています。
しかし、公の場では謝罪コメントを出すことなく、先月には元NHK政治部記者のジャーナリスト・岩田明子さんが開催のトークライブに出演し、質問コーナーの場面で河合悠祐市議とのバトルに言及するも、「あの時は嫌だけど、いま彼をどうとか思わない」「その瞬間だけ嫌だっただけで」「俺はイラっとしただけなので」
などと語り、炎上した発言には触れませんでした。
このライブ直後に週刊誌『フライデー』の直撃取材を受けた際にも、記者から「仕事に影響が出ていますが?」と問われると、「出てないやん。明日も舞台があるで」と強気な態度を見せ、謝罪するのか問われても「わからん」と言って立ち去ったとのことでした。
それから2週間経って突然謝罪し、なぜ今さら謝罪したのかとの指摘も多く上がっているのですが、顧問を務めていた日本仏教協会サイドから対応を求める声が上がっており、それを受けて謝罪動画を公開したとも考えられます。
日本仏教協会の発表によれば、千原せいじさんが顧問を辞任した理由は、炎上騒動前に協会の顧問として不適切(不快)な言動を取ったことで代表理事が注意したところ、せいじさんから辞任の申し出があり受理したとのことでした。
しかし、顧問辞任が発表されたのが炎上後だったことから、騒動との関連も疑われて協会にも中傷が絶えず被害を受けており、公式サイトなどで何度も声明を発表していました。
日本仏教協会の関係者は先日『東京スポーツ(東スポ)』の取材に対して、千原せいじさんが今後も一連の経緯説明や謝罪の意志が感じられない場合に、「記者会見を開くことも考えている」と語っていました。
これを受けて謝罪動画を公開したとも考えられますが、騒動からすでに2ヶ月以上経っており、芝居がかった謝罪で誠意が感じられない等の指摘が多く見受けられ、謝罪したところで今後もしばらく批判が続きそうです。
千原せいじさんは過去に複数の女性との不倫スキャンダルを報じられるなど、様々な言動によって元々良いイメージを持たれていませんでしたが、イジメ被害者を馬鹿にするような言動によってイメージはさらに悪化しており、テレビへの出演は今後激減するかもしれないですね。
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- https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/361604