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加山雄三の誤嚥性肺炎発症を危惧。高齢で健康不安、誤嚥で命に別状無しも…

加山雄三が救急搬送され入院、誤嚥で嘔吐症状。脳梗塞から復帰も健康トラブルに心配の声。

歌手・俳優の“若大将”こと加山雄三さん(本名=池端直亮 83歳)が、29日夜に自宅マンションで倒れて救急搬送され、現在入院していることが明らかとなり、ネット上などでは心配の声が上がっています。

各報道によれば、加山雄三さんは29日21時過ぎに、東京都中央区内の自宅マンションで倒れたそうで、救急搬送された時点で意識があったとのことですが、嘔吐の症状がみられたといいます。

所属レコード会社によると、加山雄三さんは食事中に、水を飲んだところ誤嚥(ごえん:食べ物や異物を気管内に飲み込んでしまうこと)のような症状で嘔吐を繰り返したため、「誤嚥性肺炎」を引き起こす危険性もあると判断し、大事を取る形で加山さんの妻が119番通報したそうです。

意識はハッキリしていて、現在は容態も安定し命に別状も無いそうですが、大事を取って東京都内の病院に入院中といい、まだ検査中のため詳しい病名などは判明していないとのことです。

所属事務所はスポーツ紙の取材に対して、「飲んだ水が気管に入って誤嚥を起こしたようです。30日の朝にはスタッフらと電話で普通に話をしていますし、全然心配する状況ではありません。ただ、大事をとって、しばらくは入院して様子を見ることになると思います」とコメントしています。

そして、加山雄三さんの入院報道に対してネット上では、

などの声が上がっています。

加山雄三さんは昨年11月に、軽度の脳梗塞を発症して入院しており、抗血栓薬が投与されて約2週間後には無事退院となりました。

その後仕事復帰を果たし、同12月にはコンサートに出演し、「脳梗塞を発症したときは『ついに来たか』と思ったが、退院したらどこも悪くなく、何の影響もなかった。でも年齢を考えれば、当たり前だけど、食べ物には気をつけて水をよく飲んで、塩分も控えめにしなくては」などと語っていました。

その後も精力的に活動し、7月には神奈川・逗子マリーナから生配信ライブを開催、8月23日には『24時間テレビ43 愛は地球を救う』(日本テレビ系)で『サライ』を披露し、11月にはトーク&ライブディナーショーの開催も予定しています。

加山雄三さんは今年4月に83歳の誕生日と芸能生活60周年を迎え、年齢を感じさせない活動、活躍ぶりを見せているのですが、昨年11月には軽い脳梗塞、そして今度は誤嚥による嘔吐の症状があり、今後が少し心配ですね。

誤嚥は、喉周辺の筋肉などが衰えた高齢者が起こしやすい症状で、場合によっては異物によって窒息死する恐れや、異物によって肺の中で炎症が起こる「誤嚥性肺炎」を引き起こすこともあり、70歳以上の肺炎の約80%が誤嚥性肺炎とされ、80歳以上では死亡原因の3位が肺炎によるものとなっています。

幸い、今回の誤嚥によって命に別状はなく、意識もハッキリしていて容態も安定しているとのことですが、今後また誤嚥を引き起こす可能性はあるので、今後も飲食の際には細心の注意を払うようにしてほしいですね。

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