劇団四季・キャッツの人気俳優Iは誰? パワハラで飛び降り自殺? 加藤敬二の罵倒や役降板後に事件と週刊文春報道。
レスリング、相撲、ボクシング、体操、アメフトなど、ここ最近スポーツ界でのパワハラ問題が大きな話題になっていますが、人気ミュージカル『ライオンキング』『キャッツ』『オペラ座の怪人』などを上演している『劇団四季』でもパワハラ疑惑が浮上しており、人気俳優Iさん(27)がパワハラによって「飛び降り自殺」を図ったと6日発売の週刊誌『週刊文春』がスクープしています。
『週刊文春』によれば、7月15日未明に神奈川県横浜市内のマンション5階から飛び降り自殺を図ったという人気俳優Iさんは、『キャッツ(CATS)』で主役級キャストの“マジック猫”ことミストフェリーズ役を演じていた方だといいます。
『劇団四季』の関係者はIさんが飛び降り自殺を図った原因について、「スーパーバイザーの加藤敬二氏(56)による“パワハラ指導”です」と断言しています。
<↓の画像が、パワハラ疑惑が浮上している加藤敬二さんの写真>
『劇団四季』の人気俳優Iさんに対するパワハラ指導疑惑が浮上している加藤敬二さんは、マジシャンの両親を持つ俳優でもあり、16歳の頃からダンスレッスンを始め、松田聖子さんや小泉今日子さんといった当時人気の歌手たちのコンサートのほか、『NHK紅白歌合戦』でもダンサーとして出演した経歴を持ちます。
1984年には『劇団四季』の『キャッツ』オーディションに合格し、本場ブロードウェイで『キャッツ』を観て以来、憧れていたというミストフェリーズ役でデビューを果たし、その後は『ウエストサイド物語』『コーラスライン』など数多くの作品に出演し、『劇団四季』のトップダンサーとなりました。
1989年以降には振り付けも手掛けるようになり、1998年の長野五輪では『劇団四季』の創設者で演出家・浅利慶太さん(今年7月13日に死去 享年85)が手掛けた開会式にて、式典で演技を披露する子供たちの振り付けを担当していました。
現在は、『劇団四季』の人気作品である『アラジン』や『キャッツ』など、様々な作品の振り付けや演出を手掛けているのですが、舞台裏では人気俳優Iさんに対してパワハラ指導を行っていたといいます。
<↓の画像は、『キャッツ』の出演者たちと加藤敬二さんの写真>
前出の『劇団四季』関係者は、「I君は次第に、加藤氏から罵倒されたり、無視されたりするようになっていきました。今年8月から始まった東京公演のミストフェリーズ役からも外されています」
と証言しています。
Iさんは他の出演者の前で加藤敬二さんから叱責され、役を降ろされたことに悩んでいたといい、その後思い詰めてしまったのかは定かではありませんが、『劇団四季』仲間の自宅マンションから飛び降り、幸い一命は取り留めたものの重傷を負っているとのことです。
そして、『週刊文春』は真相を確かめるために『劇団四季』に取材を行ったところ、広報宣伝部は同誌の取材に対して、「俳優が、高所から落下したことは事実です。事故があったことを重大なことだと受け止め、事実関係や発生原因の究明を行い、再発を防止していくために、社外監査役を委員長とする調査委員会を立ち上げ、調査を依頼しました。」
と、高所からの“落下事故”があったことは認めています。
その一方で、「(加藤敬二氏のパワハラについては)調査結果には個人情報のみならず、関係者のプライベートに関わる内容も少なからず含まれています。そのため、調査の内容に関わることはお答えいたしかねます」
と回答し、パワハラの有無については明らかにはしていません。
また、『劇団四季』側はパワハラ問題を『週刊文春』に報じられることを受けて5日に公式サイトを更新し、「劇団四季所属俳優に関する報道につきまして」というタイトルでコメントを発表しています。
公式サイトでは、「明日、一部報道機関で、劇団四季所属俳優に関する負傷事故が報じられます。」と報告した上で、「負傷されたご本人、ご家族の皆様に対して、心よりお見舞いを申し上げます。なお、プライバシー保護の観点より、負傷されたご本人に関する情報について、公表を差し控えさせていただいております。お客様におかれましては、多大なご心配をおかけしておりますことお詫び申し上げます。何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。」
としています。
<↓の画像が、『劇団四季』のコメント全文の写真>
このようにして『劇団四季』にもパワハラ問題が勃発しているのですが、報道を受けてネット上では、
- 加藤も指導と暴力の区別のつかない老害だったって事か
- 四季なんかとっとと辞めれば良かったのに。命かけてまで残るような所じゃないじゃん。先輩見てたらわかりそうなのに…
- 一色さんか…ショック
- 一色くんが体を張って敬二さんを追い出したと
- 体の怪我も心の傷もしっかりケアして、楽に生きていけるだけの保障をしてあげてほしい
- 突然役を下ろされたりオキニ外されたりなんて蜆の時代から多くの俳優が経験していることだけど、自殺未遂に追い込まれるなんて彼だけの特殊な事情があったのかな……
- 飛び降りなくても辞めたり休んだりしたらよかったのにって思うけど、そう思えないほど追い詰められてたのかな
- こういう問題は表に出た方がいい。だいたい浅利さんと加藤敬二じゃ格が違う。演出もできないのに『スーパーバイザー』なんて役どころ作って、お気に入りを突っ込んできてカンパニーぐちゃぐちゃにして、役者のやる気まで無くさせてた制度は無くすべき
などのコメントが寄せられています。
『週刊文春』の記事などでは、飛び降り自殺を図った俳優の名前は伏せられているのですが、『キャッツ』でミストフェリーズ役を演じ、イニシャルがIの27歳の俳優というのは1人しかおらず、ネット掲示板でも急に舞台から姿を消したという報告が複数上がっていました。
ネット掲示板で話題になっていた『劇団四季』の俳優は、一色龍次郎さん(いっしき・りゅうじろう 本名=一色元朝 27歳)という方でした。
<↓の画像が、一色龍次郎さんの写真>
一色龍次郎さんは2010年に研究生オーディションに合格し、2011年4月に『劇団四季』へ入所、同5月に舞台デビューを果たし、2016年1月にミストフェリーズ役で『キャッツ』に出演しました。
ネット掲示板では名前まで出ていなかったものの、7月26日時点で「誰か猫の稽古中に亡くなったみたい。。自殺か分からないけど、パワハラかな。」という書き込みがありました。
8月に入ってからは、一色龍次郎さんが舞台に出演していないという報告が上がるようになり、「前に稽古中に何かあったと噂があったよね。今いない人がそうじゃないかと勝手に心配してる。そうでないといいが。」などと心配するコメントが寄せられていました。
『週刊文春』の記事では、加藤敬二さんがパワハラ指導を行ったとしているものの、現時点ではそこまでの指導を行っていたかは明らかにはなっておらず、人気俳優Iさんが飛び降りを図ったことについても、他にも何か原因があった可能性もあります。
幸いにもIさんは一命を取り留めているとのことから、なぜ飛び降りたのかその理由を今後明らかにしてもらいたいですし、『劇団四季』側も下手な嘘をつかずに、徹底的に調査して真相を明らかにしてほしいですね。
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- http://bunshun.jp/articles/-/8893
- https://mainichi.jp/articles/20180906/k00/00m/040/086000c
うわ〜一命とりとめたのねぇ
治ったらまたしろって言われるんだろなぁ
もうやめてあげて加藤浩次(違う)