『ZOZO』の創業者で実業家・前澤友作社長(まえざわ・ゆうさく 44歳)が、AbemaTVで放送予定だったお見合い企画の中止を突然発表し、企画に参加した女性等から批判の声が噴出しているほか、中止を決めた理由を巡って様々な憶測が飛び交っています。
そうした中で、前澤友作社長がラジオ番組で、元恋人で女優・剛力彩芽さん(ごうりき・あやめ 27歳)への未練を匂わす発言をしていたとして注目を集めており、6日発売の週刊誌『女性セブン』は中止決定の背景には、剛力さんの存在があるのではないかと報じています。
前澤友作社長が新パートナーを見つける企画『前澤友作 真剣お見合いドキュメント~FULL MOON LOVRES~』は、今年1月9日に発表され、同25・26日に応募者の選考が行われ、2月にはお見合いデート、3月には特別デート、同月末には新パートナー決定予定とのスケジュールが発表されていました。
しかし、選考終了から4日後の1月30日に前澤友作社長がツイッター上で、「私の個人的な事由により、AbemaTVさんの『Full Moon Lovers』への出演ならびに放送を中止していただく旨、AbemaTVさんに申し出ました。」
と企画中止を電撃発表しました。
中止の理由については、「どうしても最後まで自分の気持ちを整理することができませんでした。」「この中途半端な気持ちのまま番組に臨むことは、参加してくださる皆さまに大変失礼であると考え、身勝手ではありますが、中止のお願いをさせていただきました。」
などと説明していたのですが、具体的な理由は明らかにせず、2.7万人以上の女性がこの企画に応募をしていたこともあり、ネット上などでは多くの批判が寄せられる事態となっていました。
そして、企画中止発表の翌日に生放送された『前澤友作のオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)で、リスナーから「今一番欲しいものは?」との質問が寄せられた際に、「まぁ恥ずかしいお話なんですけれども、僕が今一番欲しいものは、あの時の時間とか、あの時の笑顔とか。あの時…。あの時が一番ほしいです。たまには過去を振り返っちゃう時もあるんです」
と意味深に語り、Mr.Childrenの桜井和寿さん等によるバンド『Bank Band』の楽曲『MESSAGE -メッセージ-』を流しました。
『女性セブン』の記事ではこの楽曲について芸能記者が、「この曲は、昨年10月に破局した剛力彩芽さんとの思い出の曲なんです。前澤さんが欲しいと言った“あの時”とは剛力さんと交際していた時期で、“復縁匂わせ発言では?”と、リスナーたちは盛り上がりました」
と語っています。
前澤友作社長と剛力彩芽さんは2018年2月に、雑誌の企画で共演したことがきっかけで出会い、交際に発展しました。
剛力彩芽さんは前澤友作社長との交際をスタートさせて以降、それまでは女優・タレントして様々な仕事をこなしていたものの、一転して仕事よりもプライベートを優先し、それによって次々にレギュラー番組やCMから降板し、交際開始から1年ほどでほとんど仕事が無い状態となり、昨年11月に突然破局が報じられました。
前出の芸能関係者は、「前澤さんは剛力さんに月旅行も仕事も両立してほしかったようです。剛力さんを大事に思うからこその別れ。前澤さんは今も剛力さんへの思いを引きずっているように見えます」
と語っています。
別の芸能関係者によれば、前澤友作社長がお見合い企画中止を発表した当日、剛力彩芽さんと半同棲していた自宅マンションに、友人の不動産会社『シーラホールディングス』の杉本宏之社長、恋人で女優・深田恭子さんを自宅に招待していたといい、「剛力さんと前澤さんは、深田さんカップルとWデートする仲でした。剛力さんは深田さんを慕って、前澤さんとの将来について何かと相談していたんです。前澤さんにとって2人はこれまでの経緯を知る、信頼できる数少ない友人なんです。きっと積もる話があったのではないでしょうか」
と憶測しています。
しかし、前澤友作社長と剛力彩芽さんの復縁は現実的ではないといい、「前澤さんには以前から結婚の意思がなく、それは今も変わりません。今、剛力さんは実家で生活をしていますが、ご両親はきっと復縁を反対するでしょうし、仕事への影響を考え、所属事務所も難色を示すかもしれない」
と語っています。
このように『女性セブン』は伝えているのですが、一方で『週刊文春』はお見合い企画中止の裏側について、剛力彩芽さんへの未練などではなく、別の理由があったとしています。
番組関係者によれば、お見合い企画には“特別枠”が設けられていたといい、「芸能事務所に所属するタレントやモデルの中で、前澤氏が気に入った女性を逆に招待する企画も進行していた。」
との裏情報を明かしています。
番組スタッフはこの特別枠に参加するタレント集めに相当苦労していたそうで、「番組スタッフが女性をピックアップして前澤氏に打診。OKが出ると芸能事務所にオファーをかけていたのですが、ことごとく断られていた。剛力さんのように“色”が付くことを恐れ、どの事務所も二の足を踏んだんです」
と明かしています。
また、前澤友作社長が突然企画中止を決めた理由についても、「個人的な事由と説明していましたが、特別枠で良い女性が集まらなかったことが、断った理由に思えてならないんです。ブライドが傷つき、“だったら普通に結婚すればいいや”と考えたのでは」
と憶測しています。
『週刊文春』はAbemaTVサイドにこの件について取材を行っており、AbemaTVを運営する『サイバーエージェント』の藤田晋社長は、「ちゃんと謝ってもらいましたし、もう仕方のないことです。ただ、ネット上で流布されている『女性の個人情報を集めるための企画だった』というのはデマです。応募者の個人情報は適切かつ厳重に破棄します。」
と答えています。
AbemaTVの広報は、「番組制作費用の補償に関して、今後前澤氏と協議を進めます」
と回答しています。
前澤友作社長のスタッフは、「ツイッターの説明が全てで、新しいお相手が見つかったりしたわけではありません」
などと答えるのみで、本人はこの件について取材に応じなかったとしています。
前澤友作社長はお見合い企画の発表時に、番組オファーが来た時には恥ずかしさやプライドが邪魔して断ろうと思ったものの、「考えれば考えるほど、これってまたとないチャンスなのではないか。自分の覚悟次第では、ずっと曖昧にしてきた『1人の女性を愛し続ける』ということに、真剣に向き合う良い機会なのではないか」
と思い、出演を決めたと説明しており、剛力彩芽さんへの未練などは一切感じさせませんでした。
また、前澤友作社長は剛力彩芽さんと破局前後に、自社の秘書に応募してきた人妻をオフィスに呼び出し、男女の関係になっていたことが明らかになっており、お見合い企画の中止と剛力彩芽さんへの思いは関係無い気がします。
やはり『週刊文春』が報じているように、自身の好みの女性がいなかったから企画を放棄したように感じられ、ラジオで剛力彩芽さんへの未練を匂わす発言をしたことについては、企画の本当の中止理由をごまかすためのような気もしますが、実際のところはどうなんでしょうかね…。