2021年12月18日に急死した神田沙也加さん(享年35)の元恋人・婚約者で、今年8月に芸能活動再開を発表した俳優・前山剛久さん(まえやま・たかひさ 33歳)が、今月開設したTikTokやYouTubeチャンネルで不穏な内容の動画を続けて投稿し、ネット上で物議を醸しています。
前山剛久さんは神田沙也加さんが急死後、週刊誌『週刊文春』などによって沙也加さんとの様々なトラブルを報じられ、亡くなる2日前に電話で口論になった際、精神状態が不安定でクスリを服用していた沙也加さんに対して、「死ねよ、もう。めんどくせぇな」「いいじゃん、もう死ねば。みんな喜ぶんじゃない?」などと言い放っていたことも報じられました。
<↓の画像は、前山剛久さんと神田沙也加さんが交際当時のプライベート写真>
これらの報道によって前山剛久さんには多くの批判が寄せられ、その後は活動を休止し、2022年6月をもって当時所属の大手芸能事務所『ワタナベエンターテインメント』を退所し、芸能界を引退したとスポーツ紙に報じられました。
それから2年経ち、今年8月に『週刊女性』の独占インタビュー取材に応じ、神田沙也加さんを「罵倒したのは事実です」と認め、「彼女と何度もケンカしていたのは事実ですし、思い詰めてしまったのだとしたら、僕との関係にもその一因があったのではないかと思っています」「神田さんとの付き合いが短く、彼女の性格や心情を深く理解してあげられなかったことは、本当に申し訳なく思っています」「もし同業の役者さんが同じような立場になったら、『あいつのせいで亡くなったんだろう』と僕だって思ったかもしれません。僕に起こったことは事実であり、自分が全く悪くないとは思っていません。ですから、誹謗中傷も意見の1つとして受け止めています。」
などと語っていました。
そして、11月に上演予定だった舞台『ある日の通り雨と共に』で役者復帰する予定でしたが、ネット上でのバッシングが続いた結果、「安全性の確保が困難になった」として主催者が舞台中止を発表しました。
こうして復帰の場を失った前山剛久さんは、今月9日にYouTubeチャンネルとTikTokアカウントを新たに開設し、最初に投稿した謝罪動画では、「この一件(舞台中止)も、過去の一件も、全て自分の責任です。だからこそ、全て諦めて、全て終わりにして、楽になってしまった方がよいのかなとも考えました。けれど、生きて頑張りたいなとも思いました。なので、どうせ生きるなら自分の望むことをしようと思いました。こうしてYouTubeを撮っているのも、お芝居を続けたいという一心のもとです。改めまして、これからYouTubeならびにSNSにてお芝居の動画をあげていけたらと思っております。」
と語っていました。
その後は30秒ほどの演技動画を公開し、1本目は『盗撮男』というタイトルで、盗撮魔・ストーカー男の演技を披露していました。
- 芝居動画『盗撮男』(X)
2本目は『不倫され男』と題して、妻を部下に寝取られて号泣する男の演技を披露し、3本目は『デスペラード教』というタイトルで、怪しい宗教にしつこく勧誘する男の演技を披露しました。
- 芝居動画『不倫され男』(X)
- 芝居動画『デスペラード教』(X)
この動画に対してネット上では「サイコすぎてやばい」「この動画をあげる人間性がもはやホラー」「これ以上ファンを失望させないで」などと、批判やドン引きの声が相次ぐなかで、14日に全ての動画を削除しました。
そして、15日には新たに『繰り返す瞬間』とのタイトルで、タイムループを繰り返す男の演技を披露しています。
動画を削除したことについては一切触れることなく、また新たな動画を公開しているのですが、ネット上での反応を見てみると、
- うぅ やっぱり演技大好き〜 前の投稿とか見れなくてて焦ってたけど上げてくれて嬉しい
- また前山さんが投稿してくれてとっても嬉しいです ほんとに無理はしないでくださいね、、これからも前山さんを応援し続けます!
- これを応援するファンが一定数いることが不思議
- 何がしたいのかどこが面白いのか全く意味がわからない…
- お芝居を観てほしいというより、自分を否定する者への復讐、開き直り、宣戦布告としか感じなかった。俺は悪くないのに、なぜ責めるのかって今でも思ってるのでは
- 精神大丈夫ですか?
- メンタルの強さだけは認める
- 太い実家のスネかじって生きていきなよ。表舞台に立たずに。
- 一生ループで人生ハードモードなのがリアルと重なりますね
- いつまで芸能界にしがみつくつもりなの? 大した実力も演技力もなくちょいイケメンってだけでやっていける世界じゃない。一般人として頑張って下さい。
などの声が上がっています。
前山剛久さんは9日に公開した謝罪動画で、笑いをこらえているように見える場面もあり、形だけの謝罪なのではないかとして批判が殺到し、再び炎上騒動に発展していました。
これに続いて公開した演技動画に関しても内容が非常に暗く、そして狂気じみていて、誰得?と思うような内容となっており、精神を病んでいるのではないかとの声も上がっています。
前山剛久さんは神田沙也加さんが亡くなって以降、1年は引きこもり生活を送り、昨年は1年にわたり韓国で歌や語学を学んだことや、現在は友人と美容関連の仕事もしていると明かしていました。
芝居動画を見る限り、そこまで演技力があるとは感じないですし、役者としての再起は非常に難しいとみられることから、芸能界はもう諦めたらどうかという声も少なくありませんが、覚悟を決めて表舞台での活動を決断したからには、前山剛久さん自身が納得するまで頑張ってもらいたいです。