女優・歌手の神田沙也加さんが2021年12月に急死後、芸能界を引退した元恋人・婚約者の俳優・前山剛久さん(まえやま・たかひさ 33歳)の復帰舞台『ある日の通り雨と共に』が、上演中止となったことが20日に発表されました。
舞台『ある日の通り雨と共に』の主催者『SAB-on(セボン)』が20日、X(旧ツイッター)で舞台中止を発表し、中止の理由については、「関係各所と協議の上、安全性の確保が困難になったと判断しまして上演を見送らせていただくこととなりました。」
と説明しています。
<↓の画像が、舞台主催者のコメント全文>
復帰舞台の中止発表を受けて前山剛久さんもインスタグラムを更新し、主催者のコメントを投稿したうえで、「安全を期すため、今回の決断に至りました。公演を楽しみに待たれていた方々、このような残念な形になってしまい、大変申し訳ありません。」
とファンに謝罪しています。
前山剛久さんの復帰舞台となるはずだった『ある日の通り雨と共に』を巡っては、舞台に出演予定だった女優・湯田陽花さん(ゆだ・ひまわり 23歳)と元『AKB48』の髙橋彩香さん(22)が、“所属事務所の判断”で出演を辞退することが先週発表され、翌日には後任のキャストが追加発表されました。
しかし、最終的には舞台の中止が決定しネット上では、
- 悔しいです。負けないで!応援しています。
- とても残念です。この状況では諦めざるを得ないのでしょうね。前ちゃんとみなさまのご安全を最優先で。いつかきっと舞台でのお姿観られると信じて、楽しみに待ってます。
- 前山さんが危険に晒されない為にも必要な判断だと思います 前山さんがまた役者をやりたいという意志を持ってくれているだけで心が救われましたし、いくらでも待つことができるので、またの機会をずっと楽しみにしています
- 使う側にも問題有る 社会復帰とか手伝う必要無いでしょ
- この人がキャスティングされたばっかりに中止だなんて、他の共演者が本当に気の毒。
起用した人はこうなることを想像しなかったの? 素人でさえ『この人使って大丈夫?苦情殺到しそう』と思ったのに。
この人は復帰したいなら当分は一人でやるべきでは。他人を巻き込むとまたこんなことになると思う。 - 安全に上演できないってことは、度を越した誹謗中傷や脅迫があったってことかな。
神田さんのご遺族や身近な人達が嫌悪感を示すならともかく、ただのファンや全く関係ない野次馬がそこまで騒ぐ権利なくない? 潰してやったぜ!って鼻の穴膨らましてる顔想像すると気持ち悪いね。
他のキャストやスタッフがかわいそうとか言って、かわいそうにしたのアンタらだわ。 - 当然な結果だな もう芸能から離れた方がいいのでは
などの声が上がっています。
生前の神田沙也加さんと前山剛久さんの関係を巡っては様々な報道が飛び交い、週刊誌『週刊文春』が独自に入手した音声データによって、前山さんが精神不安定な沙也加さんに向かって「死ねよ、もう。めんどくせぇな」「いいじゃん、もう死ねば。みんな喜ぶんじゃない?」などと、暴言を浴びせていたことが明らかにされました。
その後も、前山剛久さんと元彼女のLINE流出もあり、神田沙也加さんとの二股交際疑惑も浮上するなどしていて、前山さん本人は神田沙也加さんを罵倒したことは認めている一方、浮気に関しては否定していますが、一連の報道で沙也加さんの急死には前山さんが深く関わっているのではという推測が広がり、前山さんの芸能界復帰を歓迎しているのは熱狂的ファンぐらいです。
そして、芸能界復帰と舞台出演を発表して以降は、前山剛久さんだけでなく舞台に起用した主催者サイドに対する批判も噴出、共演者に対しても厳しい目が向けられていたのですが、主催者によれば舞台中止の理由は「安全性の確保が困難になった」とのことで、主催者のもとに犯行予告メッセージなども届いていたのかもしれません。
舞台関係者への影響を考慮すると中止は英断だと思いますし、今回の騒動によって前山剛久さんの芸能界復帰は非常に難しいことが証明され、ネット上ではこれ以上周囲に迷惑を掛けないためにも、まずは1人で活動するべきなのではとの声も上がっていますが、今後どのようにして表舞台に復帰するのか、引き続き動向に注目していきたいです。