真剣交際していた女優・歌手の神田沙也加さん(享年35)が急死して以降、芸能活動を休止していた俳優・前山剛久さん(まえやま・たかひさ 31歳)が、6月末をもって事務所を退所し、芸能界も引退することが明らかになりました。
所属事務所『ワタナベエンターテインメント』は30日に公式サイトを更新し、「活動を休止しておりました前山剛久ですが、本人からの申し出を受け、6月30日をもちまして、株式会社ワタナベエンターテインメントを退社することになりました。これまで応援いただいたファンの皆様、並びに関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。」
と報告しています。
<↓の画像が、ナベプロのコメント全文の写真>
前山剛久さん本人のコメントは無く、今後の活動などは明らかにしていませんが、各メディアの取材によると、前山さんはこのまま芸能界を引退するとのことです。
大阪府出身の前山剛久さんは、明治学院大学への進学を機に上京、2010年に『D-BOYSスペシャルユニットオーディショ』に参加し芸能界入り、2011年に俳優デビューを果たしました。
2013年に『仮面ライダーウィザード』(テレビ朝日系)でソラ/グレムリン役を演じるなど、ドラマや映画にも出演していましたが、メインの活動は舞台で、アニメ・ゲームを原作とした“2.5次元”作品に多数出演していました。
<↓の画像が、『仮面ライダーウィザード』出演当時の写真>
昨年12月に急死した神田沙也加さんとは、昨年8月開幕のミュージカル『王家の紋章』で初共演し、これがきっかけで結婚を視野に入れた真剣交際をスタートさせましたが、前山さんの女性問題などもあってケンカが絶えず、舞台『マイ・フェア・レディ』で共演中の昨年12月18日に沙也加さんがホテルから飛び降り、急死しました。
<↓の画像は、前山剛久さんと神田沙也加さんの2ショット写真>
前山剛久さんはその後、出演予定だった舞台を降板、今年1月に「心身の不調」を理由に当面芸能活動を休止することが発表されました。
それから半年近く経ち、前山剛久さんの芸能界引退が発表されネット上では、
- 芸能界ではもうやってけないしそりゃそうだろ
- これが正常だよ 悪いことしたのに芸能界に居座る奴多すぎ
- 逃げただけやろ 何も悪くないのなら堂々としてりゃいいだけだし
- 元々この手の俳優って女性のおっかけで成り立ってるから、女性に反感持たれたらキツイ
- 沙也加自殺から半年雲隠れさせて解雇か ナベプロとしては火種置いといてもしょうがないしな
- 謎の力により引退に追い込まれたんだろ?今後の経過も観察しないと、もっと酷いことが起きるかも知れないぞ
- 沙也加が返ってくるわけでもないしなあ。何処か居心地のいい街で猫と暮らしとけ。二度と顔見せんな
- 芸能界引退って言っても実家が金持ちなんだよな。だからほぼお咎めなしみたいなもんだろ
- ぼんぼんなんだし、しばらく遊んで気が向いたら名前を変えてなんかすればいいしねぇ
などの声が上がっています。
神田沙也加さんが自殺に至った裏側、経緯については週刊誌『週刊文春』が詳報し、亡くなる数日前に録音された2人のやり取りも公開しました。
2人は一緒に住むマンションを巡ってケンカし、前山剛久さんが沙也加さんに「死ねよ、もう。めんどくせぇな」「いいじゃん、もう死ねば。みんな喜ぶんじゃない?」などと言い放ち、これに対して沙也加さんは涙ながらに、「ねえ、そんな酷いこと言わないでお願いだから」「『大好きだ』って、『こんなに合う人いない』って言ったから付いてきたんだよ…」などと訴えていたとのことでした。
また、前山剛久さんは神田沙也加さんと交際する前まで同棲していた、グラビアタレント・小島みゆさん(29)とLINEで連絡を取り続け、「神田さんと整理つけるのに、バタバタしてた」「なんとか別れたよ!笑」「今度話聞いてもらっても良い?」などのメッセージを送り、それを目にした沙也加さんが大きなショックを受けていたことも週刊文春は伝えていました。
<↓の画像が、前山剛久さんと小島みゆさんのLINE上でのやり取り>
一方で『フライデー』は今年3月に、前山剛久さんの親族や知人の証言をもとにした記事を出し、2人の間で様々なトラブルがあったのは事実としながら、前山さんは140万円の婚約指輪を購入し、12月21日にプロポーズする予定だったことや、前山さんが周囲に開運日の今年1月11日に結婚したいと話していたことを報じていました。
これらはいずれも本人が語ったものではないため、どこまで事実なのかは不明ながら、神田沙也加さんが帰らぬ人となってしまったため、前山剛久さんに対するバッシングは今もなお続いており、芸能界引退は当然の判断とも言えます。
気になる前山剛久さんの今後ですが、週刊文春によると、前山さんは大阪で寝具製造会社を経営する祖父の養子になっていて、同社の監査役に名を連ねているとのことで、ゆくゆくはこの会社の後継者になるのかもしれないですね。