人気お笑いタレント・出川哲朗さん(57)が、モデル・タレントでファッションデザイナーのマリエさん(本名=玉木パスカルマリエ 33歳)の衝撃暴露によって大ダメージを受け、今後裁判に訴える可能性が浮上していることを『東京スポーツ』(東スポ)が報じています。
マリエさんはインスタグラムで行ったライブ配信で、元お笑いタレント・島田紳助さん(本名=長谷川公彦 65歳)から過去に、性的な関係を求められたことを暴露し、その場に居合わせた取り巻きの1人として、出川哲朗さんの名前を挙げました。
マリエさんは島田紳助さんからの誘いを断ったそうですが、出川哲朗さん等は助けてくれず、紳助さんと関係を持つよう説得されたなどと語り、この一件以来、マリエさんは出川さん等のことが嫌いになったそうで、「出川さんがテレビに出てるのも大っ嫌いだし、出川さんがCMに出てるのもマジで許せない!!本当に許せない!!だから私は(芸能界を)離れたの。誰に何を言われてもこれは真実なので。」
と強く訴えていました。
- マリエさんのインスタライブ動画の一部(Twitter)
こうした発言を受けて出川哲朗さんの所属事務所『マセキ芸能社』は公式サイト上で、「女性タレントが発言された内容について出川本人に確認したところ、番組の収録後の打ち上げで出演者、事務所関係者、番組スタッフなど大勢がいる場では同席したことが一度ありましたが、プライベートで食事に行ったことは一度もなく、お騒がせしているような事実はないと申しております。」
と、マリエさんが語った内容をキッパリと否定するコメントを出しました。
<↓の画像が、マセキ芸能社のコメント写真>
一方のマリエさんはその後も、インスタグラム上で「私は嘘をつきません」と主張し、週刊誌『週刊文春』の取材でも「私は嘘を言ってない」「インスタも『全部真実です』って言っているので」と答えていました。
このように両者の主張は平行線を辿り、マリエさんが何か証拠となるようなものを出していないこともあって、騒動は沈静化へと向かうことになりましたが、東スポの記事では広告代理店関係者が出川哲朗さんの今後について、「(事務所が)いくら否定したとはいえ、マリエが真実だと主張している以上、イメージが回復することはない。これから徐々にボディーブローのように効いてくるでしょう」
と語っています。
出川哲朗さんは、バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京)などへの出演によってイメージが良くなり、様々なCMにも出演するようになっています。
しかし、マリエさんの衝撃的な暴露によって、「潮目は変わりました。決まっている仕事はともかく、これからCM系の新しい仕事が入るのは難しいのでは?現段階では事実上、ブラックリスト入りしているようなものです」
と広告代理店関係者は語り、このままだと仕事が減っていく可能性があるようです。
そのため、出川哲朗さん側はマリエさんの告発内容が事実では無く、自分の主張が真実だと世間に認めさせる必要があるとし、「所属事務所はスルーして鎮静化するのを待っていたようですが、このままではらちが明かない。何を言ったところで信じてもらえない。そこでいよいよマリエを名誉棄損で訴えるのではないか、と言われている。法廷の場で自分たちに真があることを証明するしかない」
と芸能プロダクション関係者が語っています。
東スポはこのように報じているのですが、これに対してネット上では、
- インスタライブで言ったのでは単なる誹謗中傷に過ぎない
- 身の潔白を公に証明するにはそれが一番だよ。出来るもんならやってみなって感じだけど。
- マリエが嘘だって言うならちゃんと本人が反論すればいい
- あってもなくてもだいぶ昔の事だし証明するのもかなる難しいと思う
- どっちが本当かわかんないけど、たいてい加害者側は忘れる。被害者は一生記憶に残る
- 立証責任はマリエにある「だって事実だもん!」は通用しない。法的に有効な「証拠」をマリエは提出しなければならない。
こんなのを許しておいたら言った者勝ちの酷い社会になる。徹底的に戦うべきである - 裁判になったとしてマリエは証拠なり証人なり用意できる訳?15年も前の話を証拠もなく言った・言わないの水掛け論だけだったら、マリエの言い分は司法じゃ通らないと思うが?
- 訴訟はないと思う。やるメリットが薄い。なにもしなくても出川擁護派は擁護してるし、批判派は裁判で出川が勝とうが本当は言ったと思い続けるだけ。
裁判が長引いてこの問題が風化しないデメリットの方が大きい。
などの声が上がっています。
現時点では、出川哲朗さんの仕事にそれほど大きな悪影響は及んでいないとされていますが、マリエさんの衝撃告発によってイメージが悪化したのは事実で、今後名誉毀損などで訴えるのではないかと告発当初から囁かれていました。
ただ、ニュースサイト『日刊大衆』は出川哲朗さんが提訴した場合、被害を訴えるマリエさんを窮地に追い込むことで、さらにイメージが悪化する恐れがあるとし、裁判の長期化によってプラスになることはほぼ無いことから、出川さんサイドはこれ以上、事を荒立てることはせずに静観するのではないかとしています。
こうした見方もありますが、もしもマリエさんが訴えられた場合には、告発内容が真実であることを証明する必要があり、会話の録音や同席者による具体的な証言などが無ければ立証は困難とみられます。
マリエさんはインスタライブの中で、「別にいいよ。私のこと訴えようよ」とも話しており、出川哲朗さん等に訴えられたら受けて立つ構えを示し、証拠があるのかどうかは不明ながら、自身が話した内容には相当な自信を持っている様子です。
出川哲朗さんは今ある仕事にも影響を与えることや、島田紳助さん等を巻き込むことを覚悟の上で、マリエさんを提訴して真相を明らかにしようとするのか、今後の動向に引き続き注目したいところです。