香川真司選手が内田篤人に激怒の理由、冨安健洋と対談のDAZN切り抜き動画巡り騒動に。関係悪化危機も現在は和解

元サッカー日本代表で、現在はタレント活動もしている“ウッチー”こと内田篤人さん（うちだ・あつと 37歳）が、Jリーグ『セレッソ大阪』の香川真司選手(36)との炎上トラブルに初言及し、本人に謝罪し和解したことを明らかにしました。

内田篤人さんは先日、スポーツ専門の動画配信サービス『DAZN（ダゾーン）』の番組『内田篤人のFOOTBALL TIME FOOTBALL TIME』で、サッカー日本代表の冨安健洋選手(26)と対談し、その中で冨安選手は2022年のワールドカップ後、香川真司選手から「しっかりW杯に向けて準備していった方がいいよ」とのアドバイスを受けたと明かしました。

これに対して内田篤人さんは「1個だけ不安なのは真司ってところ（笑）。香川真司ってところが不安だけど（笑）」と語り、冨安健洋選手が「真司さんの名前を出そうか迷いましたけど（笑）。僕が大尊敬する先輩なので…」と返すと、内田さんは「そうなんですか？ 香川クンが？（笑）」と、香川真司選手を小馬鹿にしたような言動をする場面がりました。

このシーンの切り抜き動画をDAZNが公式X（旧ツイッター）やYouTubeなどで公開後、香川真司選手がXで反応し、「こういう言われた方をするのは俺は好きではない。」「前から思っていたけど、メディアに出て発言するなら誰であれ言動に責任はあると思う。現役を引退し言葉を発する仕事につくのであればアスリートへのリスペクトは持つべきだし、自分の考えや、自分のサッカー人生を小馬鹿にするような言動をされるとすごく残念に思う。次世代の為にもアスリートの価値が高まる報道や言動を今後期待したい。」と、内田篤人さんの言動に怒りをあらわにし苦言を呈しました。

この投稿はサッカーファン等の間で大きな波紋を広げ、内田篤人さんの言動に批判が殺到するなど炎上状態となっていた中で、内田さんがこの騒動に初言及しました。

内田篤人さんは、『アンガールズ』や元テレビ東京でフリーの鷲見玲奈アナウンサーと共に、一般社団法人『日本乳業協会』のプロジェクト『夏の猛暑に、ヨーグルト。』のイベントに出席し、その後報道陣の取材に応じました。

＜↓の画像は、イベントに出席した内田篤人さんの写真＞

そこで香川真司選手とのトラブルについて問われると、Xの投稿に気づいてからすぐ本人に連絡し、電話で「不快な思いをさせてしまって申し訳ない」などと謝罪したそうです。

それに対して香川真司選手からは、「（自分が）いないところで言われたのは残念だった」「（OBや評論家を含めた）サッカー界全体のことを思っての提言だった」「対立するみたいな形になってしまい、逆にゴメンね」などと言われたそうで、内田篤人さんの立場に一定の理解を示す言葉もあったとのことです。

そのうえで内田篤人さんは、「発言を受け取る側の方に対する配慮が足りなかった。真司との関係性もあり、甘えていた部分があった」と語り、反省している様子です。

そして、内田篤人さんの言動を巡るトラブルとその後の和解に対してネット上では、

• 香川が大人で助かったな
• 内田の発言は前から危なっかしいと思っていた。なるべくしてなった感じ
• 非を認めてすぐに本人と話せたのが良かったよね。時間が経つとわだかまりになりやすくなるし。
  その場にいない人について褒めるならいいけどそうじゃない時は言わないほうがいいよね。
• わだかまりでもなんでもなく、むしろ信頼しあっているからこそ指摘すべきことは指摘できるいい関係なのでは？
  きちんと正してくれる友達がいることは幸せだと思う。それをきちんと聞き入れる方も素晴らしいね。
• 仲が良ければ普通に冗談で流せるような事だと思うんだけど、きっとそんなに関係性ではなかったのかな。
  これじゃ香川氏が器の小さい奴で、内田氏は空気が読めない奴って感じに見えてしまうよね。
• プライベートでの発言とメディアでの発言を内田はきちんと区別すべき。
  仲が良いとは思うけど、メディアで発信されるとされた側も悪いイメージを持たれる可能性もあるし、気分も良くないかもしれない。
• 謝罪して解決したなら良かった。内田は爽やかなイメージだけど、選手のイジリ方や言葉のチョイスなど、人によっては燗に障る事もあるだろうなと思ってた。久保も似たような要素があるから気をつけて欲しい。
• 内田は冷笑いじり芸みたいなことやってるからね。若い子にハラスメントだとかなんとか言われる前に、今のうちに注意されてよかったんじゃないの。
  もう現役引退したのは随分前で、今の若い子は内田のプレーなんて知らんのだから、ただの嫌なおじさんになっちゃうからね

などの声が上がっています。

内田篤人さんの発言に激怒した香川真司選手にネット上では、「この程度で怒るとは器が小さい」などといった声も上がっていたのですが、『スポーツニッポン（スポニチ）』によると、内田さんは香川選手から「最近のOB、サッカー評論家の発言も気になっていたと伝えられた」といい、内田さんの言動だけでなく他のOB・評論家たちの言動にもかねてから色々と思うところがあり、DAZNの切り抜き動画がきっかけで怒りを爆発させたということのようです。

内田篤人さんも以前からDAZNの番組でOBや現役の選手等と対談する中で、“身内ノリ”でその場に居ない人たちのことをイジったりする場面があり、内田さんは過去に香川真司選手について性格が“純粋”だと語っていましたし、プライベートならまだしもメディアを通じてイジられたことに怒るのは当然だと思います。

そして、内田篤人さんはすぐに香川真司選手と連絡を取り、Xで苦言を呈した真意を聞いて反省している様子で、内田さんは現役引退後にサッカーの解説者を務めているだけでなく、『日本サッカー協会（JFA）』からロールモデルコーチに抜擢され、これまでにU-19日本代表となでしこJAPANのコーチなども務めており、今後はメディアでの発言には色々と注意をしてほしいですね。