児童ポルノ事件で有罪の元JFA技術委員長・影山雅永に懲罰。未成年者へのサッカー関連活動が永久的禁止に

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元JFA技術委員長・影山雅永

『JFA(日本サッカー協会)』の技術委員長で、現場トップの最高幹部だった影山雅永さん(かげやま・まさなが 59歳)が昨年10月、フランスで児童ポルノ事件を起こして有罪判決を受けた件で、JFAが15日に懲罰を発表しました。

影山雅永さんは昨年10月2日に、U-20日本代表が出場する試合視察でチリに向かっている途中の飛行機内で、10歳くらいの少女の性的な画像をノートパソコン(タブレット)を使って閲覧し、それを目撃した客室乗務員に通報され、パリの空港で現地警察に逮捕されました。

影山雅永さんは閲覧していた画像について当初、「人工知能(AI)で生成された創作物で、実在の子供を扱っているわけではない。芸術的な目的で見ていた」などと説明していました。

これに対して裁判所は、「もしAI生成画像だったとしても未成年を性的に表現した画像は、創作でも児童ポルノと同等の扱いになり得る」として主張を退けました。

最終的に影山雅永さんは、「好奇心から見てしまった」「恥ずかしい気持ちもあって、そう言ってしまった。フランスでこの行為が禁止されているとは知らなかった」「恥ずかしい行為であると認識している」と罪を認めました。

現地当局によると、影山雅永さんが使用していた機器には、生成AIで作成した児童ポルノ画像などが1,600枚以上も保存されていたといいます。

裁判所は影山雅永さんに対して、執行猶予付きで禁錮1年6ヶ月、罰金5,000ユーロ(約88.5万円)の有罪判決を下し、加えて未成年と関わる職務に就くことの禁止(10年間)、フランス領土への入国禁止(10年間)、フランスの性犯罪者登録リスト入りを命じました。

この事件を受けてJFAは即契約解除を発表したのですが、事件から3ヶ月経って理事会で懲罰を決定し、「未成年者に対するサッカー関連活動の永久的禁止、その他のサッカー関連活動の無期限(最低3年間)の禁止の懲罰」を科したと発表しました。

裁定委員会は昨年11月に懲罰の内容を決め、その後不服申立てがありましたが棄却となり、今月14日の技術委員会で指導者ライセンスの失効も決定しました。

JFAは懲罰発表で影山雅永さんの実名を伏せた形で発表しており、「プライバシー保護の観点から個人的に特定されたものがないような形で対応させていただいています」としています。

そして、JFAの懲罰発表を受けてネット上では、

  • 人の目があるところで児童ポルノを観るなんて重症
  • 家族は気の毒やね…
  • サッカー界の歴代の不祥事でトップクラスに恥ずかしいな。ユース年代の指導者も務めた人物が、ローリーだったという衝撃。顔も名前も晒されて生きていけるのかな
  • 貢献者であってもきちんと処断するのは素晴らしい。影山氏も人生を見つめ直してほしい。
  • 組織のそれなりのポジションにペドフィリアが在籍していたり、ハラスメント防止に鈍感で危機感を感じられないJFAは本当に大丈夫なのか疑問
  • 佐野海舟よりも影山さんの方が罪が重くなる世の中の感覚がオレにはわからん。
  • 大人も指導できないようにするべきだ。今度は大人に走ることもあるからな。もっと世間は騒がないと模倣犯が出ますよ
  • 永久的禁止はそのとおりだと思うが、未成年以外には指導者としては復帰出来る道を残すなんて甘々過ぎる。
    あれだけ、国際的に恥を晒した人間に復帰前提の処分をするなんて、サッカー協会は芸能界以上に甘い組織と言わざる負えない。

などの声が上がっています。

影山雅永さんは筑波大学出身で、同期にはサッカー日本代表のキャプテンを務めていた井原正巳さん、中山雅史さんらがおり、現役時代には『ジェフユナイテッド千葉』などでプレーし、1996年に現役を引退しました。

引退後は筑波大学の大学院に復学し、日本代表スタッフとして1998年のワールドカップで相手国の分析なども担当後、ドイツに留学して地元クラブのコーチを務めました。

日本に帰国後は、『サンフレッチェ広島』でトップチームのコーチ、マカオ代表や『ファジアーノ岡山』の監督を歴任し、2017~2021年にかけてはU-20の日本代表監督を務めていました。

そして、2024年4月にJFAの最高幹部である技術委員長に就任し、代表監督選びや選手の育成強化、指導者養成などを統括する重要な役割を担っていたのですが、就任から1年半後に児童ポルノ所持で捕まるというまさかの不祥事を起こしました。

摘発されたフランスは特に児童ポルノに厳しい国で、未成年に見える性的コンテンツはアウトなことから、有罪判決が下されるのは当然のことでした。

有罪判決を受けてJFAは契約解除を決定し、「未成年者に対するサッカー関連活動の永久的禁止」という懲罰を下すのも当然ですが、未成年者以外のサッカー関連活動は永久的に禁止としなかったことを巡り、ネット上では物議を醸しています。

こうした事件で有罪判決を受けて、世界に恥を晒した以上は、今後指導者として表舞台に復帰することはかなり難しいのではないかと思いますが、今後どういった活動をしていくのかにも注目したいところです。

参照元
  • https://www.dailyshincho.jp/article/2025/10190701/
  • https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2024/04/26/articles/20240426s00002000584000c.html
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