ドイツ人初のF1ドライバーズチャンピオンであり、これまで最多優勝91回、チャンピオン獲得7度などF1の主な記録を数々更新するなどしてきた、「ターミネーター」「サイボーグ」「赤い皇帝」の異名で知られている、元F1ドライバーのミハエル・シューマッハ(44)さんが、昨日29日にフランスでスキーを楽しんでいたところ転倒し岩にぶつかり、現在は昏睡状態の重体であることが分かりました。
搬送された仏南東部グルノーブルの病院は、シューマッハさんの容体について「脳に深刻な損傷を負い昏睡状態で病院に到着し、直ちに脳神経外科手術が必要な状態だった」「重篤な状態が続いている」と発表しています。
事故発生時は、14歳の息子と一緒にスキーを楽しんでいたそうで、幸いにもシューマッハさんはヘルメットを着用しており、命にかかわるけがではないようです。
これにネットでは、
「いつかはこうなると思った。F-1引退後もバイクレースに挑戦したりF-1に復帰したり、スピードの魅力に取りつかれたらどうしてもその先が見たくなってしまうのだろう」
「死なずに済んでも障害が残るだろうしなあ、もう何年もF1見てないけど悲しいわ」
「数カ月後、そこには元気に走り回るF1に復帰したミハエルの姿が」
「スピード狂はレースじゃなくてもいつかこういう運命に合う」
「命だけはなんとか助かってほしいな…」
などのコメントがありました。
F1にあまり詳しく無い方でもその名を聞いたことがあるほど有名なシューマッハさんが、まさか昨年2012年にF1ドライバーを引退した後に、このようなスキー事故で昏睡状態に陥っていると聞きただただ驚くばかりです。
もし意識が回復したとしても頭部を強打しているため、後遺症が残る可能性は高いかもしれませんが、一命は取りとめてほしいですね。