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C-C-Bの元キーボード田口智治が懲役刑の実刑判決か。違法薬物事件に関口誠人も反応。

元C-C-B田口智治の3度目の覚醒剤事件の裁判内容。使用理由は愛猫の死。病気で働けず現在は生活保護受給も薬物購入…

『C-C-B(シーシービー)』の元キーボーディストで、無職・田口智治被告(たぐち・ともはる 63歳)が3度目の覚醒剤事件で逮捕・起訴され、2日に初公判が行われました。

田口智治被告は2015年7月に覚醒剤事件で1度目の逮捕となり、懲役3年・執行猶予1年6ヶ月の有罪判決を受けましたが、執行猶予期間中の2016年4月に再犯し、2度目の事件では懲役1年6ヶ月(うち4ヶ月は保護観察付きの執行猶予2年)の実刑判決が下されて1年2ヶ月服役し、2019年2月に刑務所から出所しました。

<↓の画像は、2015年に逮捕時の元C-C-B田口智治被告の写真>

そして、今年6月に自宅で覚醒剤約0.585グラムを所持していたとして、8年ぶり3度目の逮捕・起訴となり、今日行われた初公判で起訴内容を認めました。

現在の職業は無職と答えたほか、「糖尿病」を患っていて、2021年には「頸椎症性脊髄症」の手術を受けて入院しており、現在も指先や手足が動かないこともあるほか、何でも抱え込んでしまう性格から「うつ病」も患っているとし、これによって仕事ができず、現在は生活保護を受給しているといいます。

再び覚醒剤を使用した理由として、1人暮らしの実家で飼っていた愛猫が今年春に、家から逃げ出した末に車に轢かれ、7歳で死んでしまったことによる精神的ショックを挙げています。

<↓の画像は、田口智治被告と愛猫の写真>

その後、「ボク」という愛称の麻薬密売人と繋がっている知人・ハヤミから覚醒剤使用を勧められ、6月に密売人から覚醒剤1グラムを2万5,000円で購入し、再び覚醒剤を使用するようになったといいます。

初公判には、近所に暮らす同世代のいとこが証人として出廷し、田口智治被告のことをサポートしていくことを約束し、田口被告自身も今後について「心に暗黒の面が出たらすぐに仲間に相談をする」などと語り、「本当に周りの人に迷惑、心配を掛けてしまったことに、本当に反省しています」と謝罪し、弁護側は執行猶予付き判決を求めています。

一方の検察側は、「覚醒剤を巡る人間関係を断ち切らないまま常習性があった。再犯にいたる可能性が高い」などと指摘し、懲役2年6ヶ月を求刑しており、判決公判は9月17日に行われる予定です。

元C-C-B田口智治被告の裁判を終えてネット上では、

などの声が上がっています。

また、初公判を受けてC-C-Bの元メンバーでギタリスト・関口誠人さん(せきぐち・まこと 65歳)はX(旧ツイッター)を更新し、「同じ失敗繰り返してその何倍も後悔して罵声も浴びて。仕方ないです。何でも言ってください。今それ読めるのは僕たちで本人はずっと後に読む事になると思いますけど。また新しい猫飼ってもいいじゃない? 少し夢あってもいいじゃない。2年なんてあっという間っていうのは外の話で中では長いよきっと。」と綴っています。

<↓の画像は、元C-C-B関口誠人さんのX投稿写真>

田口智治被告は糖尿病や頸椎症性脊髄症に加えて、うつ病も患っていたとのことで、唯一の家族だった愛猫を目の前で突然失ったことによる精神的ショックは相当大きかったでしょうし、“ペットロス”に対しては同情するものの、かといって覚醒剤に手を出しても仕方がないとはならないですし、薬物使用の原因とされた猫がかわいそうです。

田口智治被告は2度目の事件でも、覚醒剤で有罪を受けている知人と同居し、使用を再開していたことが判明しており、今回の事件で登場する知人と同一人物なのかは不明ながら、こうした薬物仲間との関係を完全に絶ち切ることが非常に重要だと思います。

そして、今回の事件ではどういった判決が下されるのかも気になりますが、2019年に前回の事件から9年ぶり4度目の逮捕となった田代まさしさんは、覚醒剤の所持・使用、大麻所持と3つの罪により、懲役2年6ヶ月(うち6ヶ月は保護観察付き・執行猶予2年)の実刑判決を下され、2022年11月まで2年間服役していました。

田口智治被告は今回で3度目となるので、同様に2年ほどの実刑判決が下される可能性が高いのではと思いますが、改めて周囲に大きな迷惑を掛けたことを反省し、更生に向けた努力を続けていってもらいたいです。

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