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元ビッグバンV.Iの裁判結果、実刑で刑務所入りで兵役除隊か。容疑・起訴内容否定、控訴の可能性も…

元BIGBANGスンリに懲役3年の実刑判決。バーニングサン事件で売春斡旋等9つの罪で有罪、ファンから悲しみの声も…

K-POPグループ『BIGBANG(ビッグバン)』の元メンバーで、2019年3月に芸能界引退を発表した“V.I(ヴィ・アイ)”ことスンリ被告(本名=イ・スンヒョン 30歳)が、売春斡旋(あっせん)などの罪で懲役3年の実刑判決が下され、追徴金として11億5,690万ウォン(約1.1億円)の支払いが命じられました。

スンリ被告は2019年に、違法薬物使用や性接待斡旋疑惑などが浮上し、このスキャンダルによって『BIGBANG』を脱退、芸能界を引退し、昨年3月に兵役入隊し今年9月に除隊予定となっていました。

<↓の画像は、5人組時代の『BIGBANG』メンバー写真>

そんなスンリ被告は、経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(横領)、食品衛生法違反、業務上横領、性暴行犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラ等利用撮影)、売春斡旋などの行為の処罰に関する法律違反(買春・売春斡旋など)、常習賭博、外国為替取引法違反、特殊暴行教唆の疑いなど、9つの罪で起訴されました。

これまでの裁判で検察側は、「被告人は他の人に責任を転嫁しており、誤った性認識と態度に対し厳重な処罰が必要だ」として、懲役5年と罰金2000万ウォン(約190万円)の支払いを求刑していました。

そして、12日に行われた判決公判で裁判所はスンリ被告に対して、懲役3年の実刑判決を下し、起訴された9つの罪全て有罪と認めました

そして、問題発覚から2年以上が経ち、ようやくスンリ被告に実刑判決が下されたことに対してネット上では、

などの声が上がっています。

日本でも非常に高い人気を得ていた『BIGBANG』のメンバーだったスンリ被告は、日本でのソロ活動にも力を入れて、様々な音楽番組だけでなくバラエティ番組にも積極的に出演し活躍していましたが、メンバーの兵役でグループ活動を休止していた2018年に、当時取締役を務めていたクラブ『BURNING SUN(バーニングサン)』で2018年11月に発生した暴力事件がきっかけで、このクラブで行われていた様々な問題が暴かれていき、大騒動に発展しました。

2019年2月には、スンリ被告が違法薬物使用疑惑や、海外投資家への性接待斡旋疑惑などの浮上によって警察に出頭して取り調べを受け、予定していた日本でのコンサートなど、全てのスケジュールを中止して警察の捜査に協力することを発表しました。

それから2週間足らずでスンリ被告はインスタグラム上で芸能界引退を発表し、その後も逮捕こそ免れながらも複数の容疑がかけられ、最終的には9つの罪で起訴され、これまで20回以上にわたって裁判が行われていました。

スンリ被告はこれまでの裁判で、外国為替取引法違反のみを認めてその他の罪は否認しており、他の共犯者に責任転嫁する供述をしていたものの、様々な証拠や陳述内容の変化などから信憑性が無いと判断され、全ての罪が認められて懲役3年の実刑判決が下されたのですが、今後スンリ被告側が控訴する可能性もあります。

そのため、このまますぐ刑務所に入るというわけではないのですが、すでにこの事件の関係者には有罪判決が下されており、スンリ被告だけ判決が覆って無罪となる可能性は極めて低いとみられますが、懲役3年の実刑判決を受け入れて刑務所に入るのか、それとも控訴するのかに注目したいところです。

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