『関ジャニ∞』の曲『強く 強く 強く』の作詞・作曲を手掛けた音楽プロデューサー(44)が、詐欺容疑で逮捕されたことが明らかになりました。
警視庁の発表によると、元音楽プロデューサーの容疑者は2019年1月ごろに、ライブ配信アプリなど手掛ける制作会社に対して、「有名アーティストを呼び、音楽イベントを開催する」などとウソをつき、会場費用やアーティストの出演料名目などで、合計約730万円を騙し取った疑いが持たれているとのことです。
容疑者は、偽造した会場の利用申込書を見せて相手を信用させ、同様の手口で同じ会社に対して「『Mrs. GREEN APPLE』らを呼んでイベントを開く」などと言い、約870万円を振り込ませたと見られ、警視庁は捜査を進めているとしています。
警視庁の取り調べに対して容疑者は、「詐欺と言われても仕方がありません」「3,000万円の借金返済と会社経営のために使用しました」と容疑を認めているといい、過去には関ジャニ∞の楽曲を制作したこともあり、「当時は調子がよく周囲からチヤホヤされていた。自分なら何とでもできると思った」などと語っているとのことです。
この事件に対してネット上では、
- 皮肉にも関ジャニ∞への提供曲はかなり良い曲というね、、しかし小室を思い出すね 音楽プロデューサーで詐欺なんて
- いい曲だったけど今後コンサートで聴けることはなさそうですね…
- 名前も顔もバレていそうなのに、お金を騙し取れたとしてもバレて捕まると言う考えにならなかったのかな。
- 景気の良い時には羽振りが良かっただろうが、こうして詐欺師に堕ちるんだから水商売そのものだね
- 過去の栄光にすがりついた情けない男
などの声が上がっています。
元音楽プロデューサーの容疑者は、2015年6月に発売された関ジャニ∞の32枚目シングル曲『強く 強く 強く』の作詞・作曲を手掛けたほか、2013~2016年にかけて発売されたシングル・アルバム収録曲のレコーディングでベースを担当しており、当時更新していたブログではベーシストとしての活動を記していました。
しかし、2016年以降はどういった活動をしていたのかは不明なのですが、4年前には容疑者からの被害を訴えるブログサイトが立ち上げられており、そこには2020年2月時点で被害者総数は29名と記され、容疑者の名前が記された借用書なども公開しています。
ブログの記事によれば、容疑者は韓国の大手音楽プロダクションやアーティストの名前を出しながら詐欺行為をしていたとし、K-POPガールズグループを投資案件として資金集めをしていたものの“事故”があり、複数の出資者等から返金を求められても無視したり、親族や家族からお金を借りて返済するとウソをつき逃げ回っていることから、刑事告訴を検討している人も複数いるとしていました。
これが事実ならば余罪は複数ありそうで、警視庁には今後の捜査で余罪を徹底的に追及してほしいものです。