プロ野球『日本ハムファイターズ』（現・北海道日本ハムファイターズ）の元選手で、現役引退後は1軍コーチ等も務めていた会社員・村井英司容疑者（むらい・ひでし 73歳）が、タクシー運転手に対する暴行事件で現行犯逮捕されていたことが分かりました。
警察の発表によると、村井英司容疑者は27日夜に酒を飲んだ状態でタクシーに乗車し、自宅前に到着して男性運転手(61)が外からドアを開け、お辞儀をした際に腹部を2回殴った疑いが持たれており、運転手にケガはありませんでした。
この事件は運転手が「客に暴行を受けた」と通報したことで発覚し、村井英司容疑者は駆け付けた警察官に暴行容疑で現行犯逮捕されました。
村井英司容疑者は取り調べに「手を出してはいるけれど強くは叩いていない」などと供述し、容疑を認めているといい、警察は村井容疑者が運転手を暴行した理由など、事件当時の詳しい状況を調べているとのことです。
そして、村井英司容疑者のタクシー運転手暴行事件に対してネット上では、
- 今時ドア開けてお辞儀する親切な運ちゃんに腹パンて…
- 野球関係は犯罪が多いね
- 爺なのに元気だな
- これだから老害は…
- 強く叩いたらアウト、弱く叩いたらセーフではなく叩く行為がアウト。言ってる意味が理解できない。
- 辞めたばかりの若い奴かと思ったら高齢のOBだったのか いい歳こいて何やってんだか
- 村田兆治と同じような逮捕のされ方やな
- 自分もこういう感情の抑えきかない爺さんになるかもしれんのか 嫌やなあ
- こんな松平みたいなことするやつ、まだいるんだな。いつまでも自分が上級国民だと思ってるんだろうな。
- 札幌で元・日ハムっていうから、てっきり最近の選手かと思ったら。さすがにこれは日ハムがもらい事故でしょ。
などの声が上がっています。
村井英司容疑者は北海道・札幌出身で、1967年のドラフト会議で『南海ホークス』（現・福岡ソフトバンクホークス）から指名を受けるも拒否し、1968年に『日本電信電話公社（現・NTT）』の北海道支社に入社、社会人野球チーム『電電北海道』で1973年までプレーしていました。
その後、1973年のドラフトで日ハムから4位指名されて入団、1年目から正捕手として起用されて69試合に出場、その後1983年まで日ハム一筋で現役を続け、1981年にはリーグ優勝を経験し日本シリーズにも出場しました。
通算成績は500試合出場で、打率.240、112打点、29本塁打となっています。
＜↓の画像は、現役時代の村井英司容疑者の写真＞
現役引退後も1994年まで日ハムで1・2軍コーチを務め、退団後は『NTTドコモエンジニア北海道』に勤務し、少年野球教室などで指導をしていました。
村井英司容疑者は野球ファンらの間でも知名度が低い選手だったようですが、選手・コーチとして20年にもわたり日ハムに在籍し、退団後も少年野球の指導をしていたような方が、タクシー運転手を暴行し逮捕されたというのは何とも残念ですね。
暴行に至った経緯は明らかになっておらず、運転手の言動にも問題があった可能性はありますが、いずれにせよ手を出したらアウトで、二度とこのような事件を起こさないように深く反省してほしいです。