2015年に野球賭博への関与が発覚し、『日本野球機構(NPB)』から無期失格処分を受け、事実上の現役引退となった元『読売ジャイアンツ(巨人)』の元投手で清掃業・松本竜也容疑者(まつもと・りゅうや 31歳)が、窃盗容疑で逮捕されたことが明らかになりました。
警察の発表によると、清掃会社の代表を務める松本竜也容疑者は今年1月9日~12日までの間に、香川県高松市内のアパートで清掃作業をした際、男性の部屋にあった時価33万円相当の腕時計2点を盗んだ疑いが持たれているとのことです。
取り調べに対して松本竜也容疑者は、「清掃作業で入った部屋から腕時計を盗んだ。すぐにリサイクルショップに売りに行った」
などと容疑を認め、警察は余罪も調べているといいます。
この事件に対してネット上では、
- 根っからの悪人だな
- また野球か なんで犯罪者ばかりなんだ?
- 元プロ野球選手で逮捕されたって聞くと高確率で元巨人だな
- もはや犯罪集団
- 巨人軍は紳士たれ(笑)
- 盗品を換金した金で賭博やってたの?
- ギャン狂&こういう手癖…こういうのは治らない
- これは常習だろうな 清掃だけの仕事じゃ食っていけないから、窃盗した物を流して現金化してたんだろ クズ過ぎる
- 野球賭博で野球界から追放の身になったが、次は窃盗でニュースになるとは・・・真面目に働こうという発想は、博打打ちには無理なんでしょうね。
- ドラフトもただ野球がうまいだけで取るのではなく、素性とか学生時代の行いとかもちゃんとチェックした方がいいな。
- セカンドキャリアの育成も必要だわ こいつら野球漬けの人生のまま解雇されてるから次の仕事が見つからんのよ
などの声が上がっています。
香川県出身の松本竜也容疑者は中学時代から投手として活躍し英明高校へ進学、3年時に出場した夏の甲子園では2回戦敗退に終わったものの、18回を投げて20奪三振をマーク、AAAアジア野球選手権の日本代表にも選出されました。
2011年のドラフトでは、『横浜DeNAベイスターズ』と菅野智之投手を抽選で外した巨人から1位指名を受け、交渉権を獲得した巨人と契約金7,000万円、年俸720万円(金額は推定)で契約し、プロ入りを果たしました。
入団後はドラフト1位の高卒ルーキーとして大きな期待が寄せられていましたが、疲労骨折などが原因で引退まで一度も1軍昇格とはならず、2015年には先輩の福田聡志さん、笠原将生さん等と共に野球賭博に関与していたほか、裏カジノでも違法賭博行為をしていたことが発覚し、NPBから無期限の失格処分を受けると共に巨人からも契約解除されました。
松本竜也容疑者らはその後、賭博罪で略式起訴されて罰金40万円の有罪判決が下されました。
<↓の画像は、野球賭博事件の構図>
こうして表舞台から姿を消した松本竜也容疑者は、2016年4月放送の『クローズアップ現代+』(NHK)に出演し、香川で清掃の仕事をしながら野球の練習も続けていることや、滝に打たれている姿なども披露していました。
<↓の画像が、2016年放送『クローズアップ現代+』に出演した松本竜也容疑者の写真>
また、野球賭博事件を振り返り、「チームに迷惑を掛けたしファンや地元で応援してくださった方を裏切ってしまった」「プロに入ったことが一つの親孝行だったが、こんな形でクビになってしまって…(入団後は)野球で集中できなかった部分、ギャンブルに(手を出した)。野球に集中したいと断ることも大事だった」
などと反省の言葉を述べていました。
その後も清掃の仕事を続け、清掃会社の代表を務めていたとのことですが、顧客の家から時計を盗み、売り捌いていたというのは非常に悪質で、余罪も複数ありそうなので警察には徹底的に調べ上げてもらいたいですし、厳しい処分を下してほしいものです。