プロ野球『読売ジャイアンツ(巨人)』の元投手で、職業不詳の宮本武文容疑者(みやもと・たけふみ 32歳)が窃盗事件を起こし、6度目の逮捕となっていたことが判明し波紋を広げています。
和歌山県警察の発表によると、今年2月25日午後9時30分~26日午前2時45分ごろに、宮本武文容疑者ら男6人が和歌山市新留丁の不動産会社役員男性(57)の家に侵入し、現金約3,300万円や貴金属など128点(約3,800万円相当)の合計約7,100万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
<↓の画像が、元巨人・宮本武文容疑者の写真>
事件発生当時、会社役員男性は外出中で、帰宅後に部屋を荒らされていることに気づいて警察に通報し、警察が現場付近の防犯カメラ等を調べ、男6人が窃盗事件に関わった疑いが浮上したとのことです。
この事件で住居侵入と窃盗容疑で逮捕されたのは宮本武文容疑者のほか、指定暴力団『六代目山口組』傘下の暴力団組員(28)や16歳と17歳の少年らで、被害者の男性は「宮本容疑者は知人だった」等と話しているといいます。
警察は6人の認否を明らかにしていませんが、他にも余罪や共犯者がいる可能性も視野に入れて捜査を進めているとしています。
そして、宮本武文容疑者等の逮捕報道に対してネット上では、
- こいついつも捕まってんな
- ドラフト選手でも闇バイトか
- 流石巨人やな 人を見る目がある
- 宮本、笠原と犯罪者を二人も出したこの年のドラフトは成功だな
- 笠原が可愛く見えるレベルやな
- まーたこいつかよ もう6回くらい逮捕されとるやろ どっかのヤクザに属しとるんちゃうか
- 前科6犯の32歳 こいつが更生する可能性ほぼ0やろ 野に放つなよ
などの声が上がっています。
和歌山出身の宮本武文容疑者は、中学時代から硬式野球のチームでエースとして活躍し、全国大会4位の好成績を残して中学3年時に日本代表にも選ばれ、私立・倉敷高校に進学後もエースとして活躍し、2008年のドラフト会議で巨人から2位指名を受け、契約金6,000万円、年俸600万円(金額は推定)で巨人に入団しました。
ちなみに、同年のドラフト1位は現在『横浜DeNAベイスターズ』でプレーしている大田泰示選手、4位は現在巨人の二軍外野守備兼打撃コーチを務めている橋本到コーチ、5位は2016年に野球賭博事件で懲役1年2ヶ月・執行猶予4年の有罪判決を受け、現在はYouTuberとして活動している笠原将生さんでした。
<↓の画像は、巨人入団当時の宮本武文容疑者(最前列右)らの写真>
宮本武文容疑者は巨人に入団後、1年目は2軍の試合に7試合登板、2年目は一度も登板することなく育成選手として再契約となり、その後も1軍に上がることなく2012年に戦力外通告されました。
こうして野球を引退した宮本武文容疑者は、2019年に笠原将生さんのYouTubeチャンネルに出演した際に、現役を引退後は和歌山に帰り、退職後は『NEXT GROUP』というラウンジを4店舗経営している事などを明かしていたのですが、店の経営などを巡ってこれまでに複数回刑事事件を起こしています。
この件については、昨年に開設したYouTubeチャンネル『宮本武文チャンネル』(登録者数:約200人)で、「プロ野球史上最多逮捕者」と自虐しながら過去の逮捕について語っており、2020年2月に客引き行為で捕まり、その後も無許可営業(他人名義のラウンジを経営)で2度捕まったとし、この事件で有罪判決を受けています。
それ以降も、2020年5月に男性に対する暴行事件で傷害容疑で4度目の逮捕、2021年10月に交際相手の女性に対する暴行容疑で5度目の逮捕となっています。
そして窃盗事件で6度目の逮捕となり、犯行現場は知人男性の家のようですが、共犯者の暴力団組員や未成年の少年らとはどういった繋がりなのか気になりますね。
闇バイトで集まったのか知人なのか詳細は不明ながら、YouTubeでは過去の悪質事件を笑いながら話すなどしていて反省の色はみられず、この他にも複数の事件を起こしている可能性はありますし、警察には余罪を徹底的に調べてほしいものですね。