昨年10月に現役引退をした元プロボクサーで、日本初の世界3階級制覇を達成した亀田興毅さん(29)が12日未明、急性アルコール中毒の症状で病院に救急搬送されていたことが明らかとなりました。
亀田さんは12日未明に都内でタクシーに1人で乗車し、早朝4時半頃に、東京都港区六本木の交差点付近でタクシーの運転手から「乗客の反応がなくなった」と110番通報があったといいます。
現場に警察が駆けつけたところ、亀田さんは意識もうろうの状態だったといい、その後病院に搬送されたものの「軽症の急性アルコール中毒」と診断され、すぐに意識が回復したことから、そのままタクシーで帰宅したとのこと。
<このニュースの報道>
亀田さんは、直前まで六本木からほど近い西麻布で酒を飲み、タクシーで別の店へ向かう途中に、運転手の呼び掛けに応えなくなったそうなのですが、ジムの関係者は取材に「知人と飲み過ぎたようですが、大したことはありません」と説明したとのことです。
<このニュースの報道>
そして、この報道に対してネット上では、
- 酒ごときにノックダウンかよ。いい年こいて恥ずかしい…
- 現役中はそんなに飲んでなかったんじゃないの。勧められるままにって若い人や飲み慣れて無い人は危ない
- アルコール相手には八百長出来なかったか
- なんか復帰の噂もあったらしいが、こんな調子じゃ無理だな
- 酒に逃げたか。結局弱い人だったんだね
などのコメントが寄せられています。
急性アルコール中毒になったとのことなので、かなりの量を飲んだのかと思っていたのですが、亀田さんは現役時代に「俺は職業柄お酒は飲まん」と語っており、幼い頃からボクシング一筋で、これまでお酒をほとんど飲んでこなかったようです。
4月4日にNHKBSプレミアムの旅番組『チョイ住み in 台北』(4月30日放送)の会見に出席した亀田さんは、この番組で1週間共同生活を送ったシンガーソングライター・藤井フミヤさんから「ビールを教えてもらった」そうで、この旅を通じて「お酒に強くなった」と話しており、酒の味を覚え、そこまでの量は飲めないものの、つい調子に乗って飲み過ぎてしまったのかもしれません。
<酒を酌み交わす亀田さんと藤井さんの写真>
今回は幸いにも軽度の症状だったとのことですが、最悪の場合に命にも危険が及ぶことから、注意をするようにしてもらいたいですね。